ただいま連休中で画廊は6日までお休みです。
ブログは執筆者やお客様からの情報で毎日更新します。
連休中の各地の催しもの=三沢、盛岡、浦和、そして長岡のことは先日ご紹介しましたが、本日は福井県勝山のイベントのご紹介です。

勝山の荒井由泰さんのエッセイで、勝山の文化的、歴史的土壌についてはお読みいただいたと思いますが、今日は荒井さんのフェイスブックの投稿を転載させていただきます。

今日から6日まで勝山市の元禄一番街では「いっちょうらのおすすめ」というイベントがあり、オープンガーデンなど街歩きができます。我が家の庭も公開します。また、特別協賛で中上邸イソザキホールも公開します。磯崎新の建築とともに瑛九の名品がある中上コレクションも見られます。瑛九作品に会いに来てください。私も出来るだけ会場にいる予定です。

http://www.katsuyamacci.or.jp/uploads/news/550.pdf
荒井由泰


ぜひ上掲サイトの地図をご覧いただきたいのですが、磯崎新先生の名作「中上邸イソザキホール」は勝山の街のど真ん中にあり、裏が荒井さんの自宅(荒井由二邸)、隣が国の登録文化財の深谷邸(明治12年建築の洋館)です。
雪国の伝統的和風住宅と庭園、近代日本の歴史的建造物、現代建築の傑作が一箇所で集中して見られる贅沢な街並みです。
お近くの方、福井方面にご旅行の方、ぜひお見逃しなく。
磯崎新展2
中上邸イソザキホール外観
1999年撮影

中上邸2006b
中上邸イソザキホール内観
右三点が瑛九の代表作、左端はオノサト・トシノブ、いずれも中上コレクション。
名画を肴にいい気持ちでお酒を飲んでいるのは右から荒井さん、オーナーの中上さん、そして社長です。
2006年撮影

磯崎新展1
中上邸イソザキホールにて、
自作について語る磯崎新先生
1999年10月18日撮影
マイクを持つのが荒井さん、
右端は宮脇愛子先生

④83-1イソザキホール
雪に埋もれる中上邸イソザキホール
1983年撮影

この中上邸イソザキホールについては、磯崎先生がヴィッラシリーズの一つとして版画にもしているのですが、画像が見つからない(機会があったらいつかご紹介しましょう)。
DSCF5041_
磯崎新「ヴィッラ1」
1977年 47×47cm
シルクスクリーン(刷り・石田了一)
Ed.100

磯崎新草庵
磯崎新「Folly-Soan」
1983年 
シルクスクリーン(刷り・石田了一)

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