本日(日曜)と明日(月曜)は休廊です。
一昨7日(金)から始まった「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」、いつものように静かな初日で、オープンと同時に赤丸がなんてことは間違ってもありません。
諸方に手紙を書いたり、メールを送ったり、大番頭の尾立と秋以降の企画について練ったりしていました。
以前から考えていた写真の企画について凡その方針が固まったので、先ずは細江英公先生のところに電話をする。
亭主「先生におりいってご相談したいことがあるのですが」
事務所の賢治さん「父は今日は一日不在です」
亭主「それではまた後日ご連絡してうかがわせていただきます」

午後4時すぎ 五味彬先生が先日お願いしていたプリントが出来上がったので届けてくださる。
亭主「還暦、おめでとうございます。ちょうどよかった。実は●◆○▲というような企画を考えているのですが、五味先生どう思います」
五味「いいんじゃないの」
亭主「一番バッターには細江先生、続いて五味先生にお願いしたいと考えてるんですが、参加してくれます?」
五味「えっ、大御所がやるんなら、受けないわけにはいかないよ」
というようなやりとりがあって五味先生が帰られたその10分後。

突然、正装の細江英公先生が来廊!
偶然でしょうか、神の思し召しでしょうか。
社長「先生、どうしたんですか」
細江「いやね、根津美術館でオランド大統領のパーティがあってさ、さっき終わったんで歩いて君のところまで来たんだ。不思議なパーティでね、フランスだっていうのに、ワインも何も出ないんだ」
社長「えっ、それじゃあ何が出たんですか」
細江「ジュースと水だよ」
社長「わっ、お気の毒でした。それじゃあ、先日Tさんからいただいたワインがありますから、お出ししましょう」
亭主「さきほど賢治さんに電話して、ご相談したいことがあるんで、近々お目にかかりたいと申し上げたところです」
細江「そうお、何の用?」
亭主「実は●◆○▲というような企画を考えているのですが、細江先生どう思います」
細江「それはいいね、ボクも参加するよ」
亭主(欣喜雀躍、快哉!!!!)
昨年体調を崩され、お医者さまからお酒は禁じられていたらしい細江先生、どうも禁酒が解除されたらしい、ぐいぐいとワインをめしあがる。
亭主「先生、そんなに飲んだら酔っぱらいちゃいますよ」
細江「そうお、でもさっきは何も出なかったからなあ(と大統領の招宴になおも不満そう)」

ワインがそろそろ空っぽになり、お顔に赤みがさしてきたころ、ぶらりと野田哲也先生が来廊。
日本を代表する大写真家と、写真を使った木版画をつくり続ける大版画家とが写真談義を始める。
ワインもなくなっちゃったし、細江先生、野田先生をお誘いして近くのお蕎麦やさんに繰り出す。
宮崎の蕎麦焼酎に美味しい肴、さらに写真談義で盛り上がった一夜でした。
しこたま飲んで、食べてお開きになった帰り際に、
野田先生がポツリ「今日、初日だったのに、キミのところ、作家が誰も来なかったねえ」
亭主「いやその、昼に秋葉シスイさんがお母様と見えられたんですが・・・ ムニャムニャ」

五味彬 Akira GOMI
《Sh・I・N・C 村上麗奈》
1989(Printed in 2012)
ラムダプリント
34.0x27.0cm
Ed.24 サインあり
細江英公
"Sunflower Song, Snowmass, Colorado"
from "Luna Rossa"
「ルナ・ロッサ」より「ひまわりの歌」
1992年(printed later)
ゼラチンシルバープリント
45.5x36.5cm
サインあり

野田哲也
"Diary Oct. 19th '04 in San Francisco"
2004年
木版・シルクスクリーン
61.1×40.0cm
Ed.20 サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものは、2013年6月7日[金]―6月22日[土]「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」を開催しています(※日・月・祝日休廊)
上段左から:
秋葉シスイ、渡辺貴子、永井桃子
中段左から:
君島彩子、宇田義久、光嶋裕介
下段左から:
根岸文子、若宮綾子、野口琢郎
ときの忘れものが期待する若い世代の作家9名による作品展です。
平面、立体、技法や素材もさまざまな現代作家の多彩な表現をご堪能ください。
●光嶋裕介さんからのメッセージはコチラ。
●宇田義久さんからのメッセージはコチラ。
●渡辺貴子さんからのメッセージはコチラ。
●野口琢郎さんからのメッセージはコチラ。
●根岸文子さんからのメッセージはコチラ。
●君島彩子さんからのメッセージはコチラ。
●永井桃子さんからのメッセージはコチラ。
●若宮綾子さんからのメッセージはコチラ。
●秋葉シスイさんからのメッセージはコチラ。
一昨7日(金)から始まった「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」、いつものように静かな初日で、オープンと同時に赤丸がなんてことは間違ってもありません。
諸方に手紙を書いたり、メールを送ったり、大番頭の尾立と秋以降の企画について練ったりしていました。
以前から考えていた写真の企画について凡その方針が固まったので、先ずは細江英公先生のところに電話をする。
亭主「先生におりいってご相談したいことがあるのですが」
事務所の賢治さん「父は今日は一日不在です」
亭主「それではまた後日ご連絡してうかがわせていただきます」

午後4時すぎ 五味彬先生が先日お願いしていたプリントが出来上がったので届けてくださる。
亭主「還暦、おめでとうございます。ちょうどよかった。実は●◆○▲というような企画を考えているのですが、五味先生どう思います」
五味「いいんじゃないの」
亭主「一番バッターには細江先生、続いて五味先生にお願いしたいと考えてるんですが、参加してくれます?」
五味「えっ、大御所がやるんなら、受けないわけにはいかないよ」
というようなやりとりがあって五味先生が帰られたその10分後。

突然、正装の細江英公先生が来廊!
偶然でしょうか、神の思し召しでしょうか。
社長「先生、どうしたんですか」
細江「いやね、根津美術館でオランド大統領のパーティがあってさ、さっき終わったんで歩いて君のところまで来たんだ。不思議なパーティでね、フランスだっていうのに、ワインも何も出ないんだ」
社長「えっ、それじゃあ何が出たんですか」
細江「ジュースと水だよ」
社長「わっ、お気の毒でした。それじゃあ、先日Tさんからいただいたワインがありますから、お出ししましょう」
亭主「さきほど賢治さんに電話して、ご相談したいことがあるんで、近々お目にかかりたいと申し上げたところです」
細江「そうお、何の用?」
亭主「実は●◆○▲というような企画を考えているのですが、細江先生どう思います」
細江「それはいいね、ボクも参加するよ」
亭主(欣喜雀躍、快哉!!!!)
昨年体調を崩され、お医者さまからお酒は禁じられていたらしい細江先生、どうも禁酒が解除されたらしい、ぐいぐいとワインをめしあがる。
亭主「先生、そんなに飲んだら酔っぱらいちゃいますよ」
細江「そうお、でもさっきは何も出なかったからなあ(と大統領の招宴になおも不満そう)」

ワインがそろそろ空っぽになり、お顔に赤みがさしてきたころ、ぶらりと野田哲也先生が来廊。
日本を代表する大写真家と、写真を使った木版画をつくり続ける大版画家とが写真談義を始める。
ワインもなくなっちゃったし、細江先生、野田先生をお誘いして近くのお蕎麦やさんに繰り出す。
宮崎の蕎麦焼酎に美味しい肴、さらに写真談義で盛り上がった一夜でした。
しこたま飲んで、食べてお開きになった帰り際に、
野田先生がポツリ「今日、初日だったのに、キミのところ、作家が誰も来なかったねえ」
亭主「いやその、昼に秋葉シスイさんがお母様と見えられたんですが・・・ ムニャムニャ」

五味彬 Akira GOMI
《Sh・I・N・C 村上麗奈》
1989(Printed in 2012)
ラムダプリント
34.0x27.0cm
Ed.24 サインあり
細江英公"Sunflower Song, Snowmass, Colorado"
from "Luna Rossa"
「ルナ・ロッサ」より「ひまわりの歌」
1992年(printed later)
ゼラチンシルバープリント
45.5x36.5cm
サインあり

野田哲也
"Diary Oct. 19th '04 in San Francisco"
2004年
木版・シルクスクリーン
61.1×40.0cm
Ed.20 サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものは、2013年6月7日[金]―6月22日[土]「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」を開催しています(※日・月・祝日休廊)
上段左から:秋葉シスイ、渡辺貴子、永井桃子
中段左から:
君島彩子、宇田義久、光嶋裕介
下段左から:
根岸文子、若宮綾子、野口琢郎
ときの忘れものが期待する若い世代の作家9名による作品展です。
平面、立体、技法や素材もさまざまな現代作家の多彩な表現をご堪能ください。
●光嶋裕介さんからのメッセージはコチラ。
●宇田義久さんからのメッセージはコチラ。
●渡辺貴子さんからのメッセージはコチラ。
●野口琢郎さんからのメッセージはコチラ。
●根岸文子さんからのメッセージはコチラ。
●君島彩子さんからのメッセージはコチラ。
●永井桃子さんからのメッセージはコチラ。
●若宮綾子さんからのメッセージはコチラ。
●秋葉シスイさんからのメッセージはコチラ。
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