現代美術の画廊で「キマタトキヒコ」さんを知らない人はもぐりでしょう。
80歳を超えても紙袋を手に元気に東京中の画廊を丁寧にまわっていました。
木全さんの目と声にどんなに多くの作家たちが励まされたことでしょう。
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トキ・アートスペースはワタリウムの向かい側にある現代美術のギャラリーですが、トキさん（オーナーのお名前です）から上掲の案内状をいただき、驚きました。
まず、木全さんが個展！？
そして手書きで添えられた訃報（3月8日急逝）。
初めての個展がいきなり追悼展になってしまいました。

ときの忘れものが開廊したのは1995年ですが、木全さんの事務所がご近所（数分の距離）だったこともあり、すぐにお客様になっていただきました。
亭主の記憶に間違いがなければ、イミ・クネーベルの作品をお買いになったのが最初でした。
木全さん、画廊がさびしくなります。
ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。