新学期最初の休日だった昨日、亭主と社長は久しぶりに完全休養させていただきました。
東京はあいにくの冷たい雨の降る日曜で、お花見にはちょっと残念な天候でしたね。
画廊の店番の報告によれば、来客はお一人だった由、相変わらず静かな一日でした。
とはいえ、7月のサンタフェのアートフェアへの出展が決まり、航空便の予約やら、出展作家たちとの打合せでスタッフたちは早くも臨戦態勢です(社長と亭主はお留守番です)。
画廊は本日も開廊しております、どうぞお出かけください。
ただいま開催中の展覧会にあわせ「具体」の作家たちをご紹介してきましたが、本日は森内敬子(1943~)の作品をご紹介します。
森内敬子
1965年
キャンバスに油彩
31.8×41.7cm
Signed
森内敬子
《縷》
2015年
キャンバスに油彩
18.0×14.0cm(F0号)
Signed
上段は今からちょうど50年前の「具体」時代の作品。
下段は今年の最新作。
あふれるエネルギーが小さな画面にもかかわらず見る人を圧倒します。
吉原治良の率いた具体美術協会には、田中敦子をはじめ、上田民子、山崎つる子、橋上よし子、木下淑子、大野糸子、白髪富士子、大原紀美子、名坂有子、今中クミ子、堀尾昭子、菅野聖子、森内敬子など多くの女性作家たちが参加しています。国際的に評価された日本の前衛グループでこれほど多くの女性が参加した例はないのではないでしょうか。
中でも森内敬子は10代のときから吉原治良に師事し、大きな布の縫いぐるみの作品をグタイピナコテカの床いっぱいに並べ、圧倒的な迫力で観衆を魅了したと言われます。
具体が解散後もインスタレーション、彫刻、版画、陶芸、壁画、環境空間デザイン、あるいは舞踏とのコラボレーションなど多彩な活動を展開してきました。
今なお旺盛な制作活動を展開している作家のますますの活躍を祈らずにはおられません。
◆ときの忘れものは2015年3月24日[火]―4月11日[土]「具体の作家たち」展を開催しています(*会期中無休)。

具体美術協会(1954~1972年)に参加した作家たちの中から、34歳で夭逝した文承根(1947-1982)の遺作を中心に、吉原治良(1905-1972)、上前智祐(1920-)、浮田要三(1924-2013)、田中敦子(1932-2005)、松谷武判(1937-)、堀尾貞治(1939-)の作品をご紹介します。
東京はあいにくの冷たい雨の降る日曜で、お花見にはちょっと残念な天候でしたね。
画廊の店番の報告によれば、来客はお一人だった由、相変わらず静かな一日でした。
とはいえ、7月のサンタフェのアートフェアへの出展が決まり、航空便の予約やら、出展作家たちとの打合せでスタッフたちは早くも臨戦態勢です(社長と亭主はお留守番です)。
画廊は本日も開廊しております、どうぞお出かけください。
ただいま開催中の展覧会にあわせ「具体」の作家たちをご紹介してきましたが、本日は森内敬子(1943~)の作品をご紹介します。
森内敬子1965年
キャンバスに油彩
31.8×41.7cm
Signed
森内敬子《縷》
2015年
キャンバスに油彩
18.0×14.0cm(F0号)
Signed
上段は今からちょうど50年前の「具体」時代の作品。
下段は今年の最新作。
あふれるエネルギーが小さな画面にもかかわらず見る人を圧倒します。
吉原治良の率いた具体美術協会には、田中敦子をはじめ、上田民子、山崎つる子、橋上よし子、木下淑子、大野糸子、白髪富士子、大原紀美子、名坂有子、今中クミ子、堀尾昭子、菅野聖子、森内敬子など多くの女性作家たちが参加しています。国際的に評価された日本の前衛グループでこれほど多くの女性が参加した例はないのではないでしょうか。
中でも森内敬子は10代のときから吉原治良に師事し、大きな布の縫いぐるみの作品をグタイピナコテカの床いっぱいに並べ、圧倒的な迫力で観衆を魅了したと言われます。
具体が解散後もインスタレーション、彫刻、版画、陶芸、壁画、環境空間デザイン、あるいは舞踏とのコラボレーションなど多彩な活動を展開してきました。
今なお旺盛な制作活動を展開している作家のますますの活躍を祈らずにはおられません。
◆ときの忘れものは2015年3月24日[火]―4月11日[土]「具体の作家たち」展を開催しています(*会期中無休)。

具体美術協会(1954~1972年)に参加した作家たちの中から、34歳で夭逝した文承根(1947-1982)の遺作を中心に、吉原治良(1905-1972)、上前智祐(1920-)、浮田要三(1924-2013)、田中敦子(1932-2005)、松谷武判(1937-)、堀尾貞治(1939-)の作品をご紹介します。
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