ドアを開けたお客さんがぎょっとして慌てて引き返そうとする。
「いえ大丈夫ですよ、ご覧になってください」と招じ入れるも、なんとなく(ではなく相当に)居心地悪そう。
せっかくの亭主自慢の展示なのに・・・・・
画廊では今週一杯(と言っても残り会期は今日と明日の二日間だけですが)、画廊コレクションの中から、例によって亭主が倉庫から引っ張り出してきた<名作>のあれこれを展示しています。
DSCF4600
先ずは小野隆生のテンペラによる肖像画連作。

DSCF4598
左から瀧口修造、オノサト・トシノブ、瑛九

DSCF4594
左から恩地孝四郎、駒井哲郎

DSCF4596
左から植田正治、森村泰昌、ピーター・ビアード、森内敬子

どうです素晴らしいでしょう?

いやちょっと展示の高さがおかしい、と気付いた方はさすがです。
スタッフが床から1.5m以上の高さにカメラのレンズを向けて撮影したのが上掲の写真であります。
24日から始まる次回企画「西村多美子写真展 実存―状況劇場1968-69」までの短期間の画廊コレクション展ですが、カメラを床に向けると、
DSCF4590
かくのごとき惨状を呈しております。

DSCF4601
二階の事務スペースがあふれかえる作品やら資料・書籍でスタッフが押しつぶれそうになっており、このままほっておくと暴動に発展しかねない。思い切って二階から大量の荷物をおろし、整理(破棄、倉庫への移動)に踏み切った次第です。

DSCF4589DSCF4587


今日と明日は通常通り営業しておりますので(散らかってはおりますが)、皆様におかれましては、どうぞお気遣いなく、展示作品をご鑑賞いただきたく、ご案内申し上げます。
もちろん、亭主も社長(エプロン姿)も在廊しております。

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください