井桁裕子新作展―片脚で立つ森田かずよの肖像、本日も絶賛開催中!

01<井桁裕子展@ときの忘れもの。いつもながら作品から目が離せなくなる。動悸息切れ、気付けに求心が欲しい。ここでいいのか?この南青山の木陰の小部屋でいいの?いや、ここでこその井桁さんなのかな。>
(七戸優さんのtwitterより)

RIMG0998_クマさんこと鉄の彫刻家・篠原勝之さん(右)
<井桁裕子さんの『片足で立つ森田かずよの肖像』を見に行った。全回(ママ)のものすごい眼に見えない爆風の彫刻に続いて、今回も近未来的彫刻に度肝を抜かれた。
『森田かずよの肖像』の壁側に顔を突っ込んで、狭いあっちこっちから心ゆくまで見ていた。彼女の背中に惹かれたのは、肩甲骨に引寄せられた骨盤から右足に繫がってる辺りにもの凄い熱量を感じていたのだ。萎えた右足が翼に見えて好きな角度だった。>

(篠原 勝之さんのtwitterより)

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水沢勉さん(神奈川県立近代美術館館長)

<15日は90年代までの縄張り、外苑前に久しぶりに出向いて
「井桁裕子 新作展」(27日まで ギャラリーときの忘れもの)で元状況劇場のクマさんや十貫寺梅軒ら容貌魁偉な人々と時が忘れるまで過ごす。>

(羽月雅人さんのfacebookより)

<井桁裕子人形新作展 《片脚で立つ森田かずよの肖像》@ ときの忘れもの、すばらしかった〜! めちゃくちゃかっこいいので絶対に見て欲しいです。モデルと向き合いながらその肉体と身ぶりを崇高に造形する井桁さんの創作に痺れました。>
(結崎剛さんのtwitterより)

<ギャラリーときの忘れもので井桁 裕子さんの展覧会を拝見しました。コンテンポラリーダンサーの森田かずよさんをモデルに制作された作品は、今にも動きそうで圧倒的な力を感じました。>
(小林美香さんのfacebookより)

<羽月雅人氏と青山・ときの忘れもの「井桁裕子個展」へ。密度のある、真摯な造形力が光を放っている作品群を拝見しました。作家は人間の深部を抉り出す。>
(森下泰輔さんのfacebookより)

<昨日は井桁裕子展@外苑前・ときの忘れもの。これまで以上の完成度。人形、身体に関心ある人は必見!27まで。作家在廊>
(志賀信夫さんのtwitterより)

<昨日は井桁さんの展覧会に行って来た!凄い作品!>
(四谷シモンさんのtwitterより)

<人形作家・井桁裕子個展、不思議な身体に透明感と妖精性の美。存在のただならない凄さ。彫刻と人形の違いは何だろうか。人形は、生きていると思う。魂があるかはわからないけれど、特別な生命を持っている。>
(吉田稔美さんのfacebookより)

<ほぼ3年ぶりになる井桁さんの個展だが、今回のメイン作品は重度障害者として生まれ、女優・コンテンポラリーダンサーとして表現活動を続ける森田かずよさんの肖像。
ご本人から自分の肖像を創ることのできる人はいないかというところから話が始まったらしいがこれは井桁さんとしてはレアなスタートだと思う。
いつもなら井桁さんの方からこの人の肖像をとアプローチが始まる。
そんなこともあるのか今回の肖像はいつもならある肉体のデフォルメがない。これもまたレアなケース。
それだけ森田さんの肉体の持つ存在感が圧倒的な熱量を持っていたということなのだろう。
ほぼ80%ほどのスケールで創られたその肖像は沈黙の彼方から何かを語りかけるように永遠に向けた眼差しを持つ。
ほかにも小品がたくさん。
いつもの愛らしいやつらだ。いつか、いつか部屋に招き入れたい。27日まで開催されているのでぜひとも。>

(長島弘幸さんのfacebookより)

<井桁裕子さんの個展に伺ってきました。
網膜に焼付けるように鑑賞させて頂き、井桁さんの作品を創る姿勢に背筋が伸びました。>

(いしづみおさんのtwitterより)

<明日、北京の女性映画祭に向かうのを前に、南青山の井桁裕子新作展「片脚で立つ森田かずよの肖像」に行く。重度障害女性の身体を、等身大に近い大きさで、立体的な人形として製作された例は他にあるのだろうか。予告の写真は禍々しい美しさを湛えていたが、実際に作品の前に立つと印象は大きく異なる。>
(Kuninori Yamazakiさんのtwitterより)

<今日は尊敬するアーティスト井桁裕子さんの新作展を見てきました。高い技術力に裏打ちされた存在感。モデルになったダンサーの唯一無二の肉体が、清浄さをまとって見る者を圧倒してきます。>
(Fuco Uedaさんのtwitterより)


◆ときの忘れものは2015年9月15日[火]―9月27日[日]井桁裕子新作展―片脚で立つ森田かずよの肖像を開催しています(*会期中無休)。
igeta_DM600重度障害者として生まれ、女優・コンテンポラリーダンサーとして表現活動を続ける森田かずよさん。
「私の身体の模型を作ってくれる人はいないでしょうか?」という森田さんの呼びかけから始まって、私は彼女と出会いました。
長くは生きられないと言われたはずのその身体には、華奢でありながら研ぎすまされたような強さがありました。
井桁裕子

人形作家の第一人者として活躍する井桁裕子の人形展を開催します。
新作の人形《片脚で立つ森田かずよの肖像》を中心に、焼き物の作品などを展示します。