アートフェアの時代になってきましたね。
香港ではアートバーゼルの活況が凄かったようです。
国内では最大規模の「ART FAIR TOKYO 2017」(会期:2017年3月16日~19日)に、ときの忘れものも昨年に続き出展参加しました。
いつもならスタッフSが詳細なレポートを書いてくれるのですが今回はNYレポートで精根尽き果てたようで、ピンチヒッターの亭主からご報告いたします。
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会場入り口
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会場俯瞰

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入り口には長蛇の列

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プレビューには今までにない多数のお客様が来場

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スポンサーには近年評判の銘酒メーカーも

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ときの忘れものブース、正面の壁面

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ときの忘れものブース、右壁面

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ときの忘れものブース、左壁面

続いてアートフェア東京、ときの忘れものブースへ。瑛九のほんわりした板絵にそーとー惹かれ、しかし、背後の瀧口修造の藍色にはいきなり心をつかまれていたのであった。作家の、作品のふれ幅なども感じながら拝見。普段は工芸脳だから、こういう作品群には刺激されてしまうな💨>(関根昭太郎‏さんのtwitterより)

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ブースの他に、通路側にも一面をいただき、展示しました。

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4つの壁面に8作家の作品を出品展示したのですが、会場全体から見ると、地味な印象で埋没してしまった。

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今年は例年になく入場者も多く、アートフェアが定着してきた感がありました。
どのブースも活気があり、売上げも多かったようです。

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ときの忘れものは全体としてはパンチに欠ける展示になってしまいましたが、ありがたいことに植田正治は展示したほとんどが売れ、他に堀尾貞治、瀧口修造、秋葉シスイなどをお買いあげいただきました。

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翻ってフェア全体を見ると、個展にせよ、テーマ設定による展示にせよ、他のブースさんはいずれもリキが入っており、展示に工夫が見られ、一年をかけて周到に準備したあとがうかがわれました。

20170329_aft17_12ときの忘れものは、出品作品の選定、展示構成ともに中途半端になってしまい、その結果が正直に売上げに反映し昨年に比べて大きく落ち込んでしまいました。
若いスタッフ二人で闘った先日のNYのフェアの売上げにも及ばないわけですから、惨敗といえるでしょう。
反省しきりであります。

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ご来場いただいた皆さん、たくさんの差し入れありがとうございました(今まででこんなに差し入れをいただいたのは初めてです)。
また大枚はたいてお買い上げいただいたお客様には心より御礼を申し上げます。
納品までしばらくお時間をいただきますが、どうぞお許しください。

●今日のお勧めはスペースの都合で展示できなかったオノサト・トシノブです。
08オノサト・トシノブ
《Silk-2》
1966年 シルクスクリーン
32.0x40.0cm
Ed.120 Signed
※レゾネNo.20

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