瑛九が生きていれば明日4月28日には106歳を迎えることになります。
浦和のアトリエはいまもあり、都夫人もご健在です。
瑛九1935-1937闇の中で「レアル」をさがす(表)瑛九1935-1937闇の中で「レアル」をさがす(裏)

東京国立近代美術館で昨年11月22日~2017年2月12日の会期で「瑛九 1935-1937 闇の中で『レアル』をさがす」展が開催されました。
それに関連して先日、埼玉県立近代美術館の梅津元先生からお知らせをいただきましたので、ご紹介しましょう。

<東京国立近代美術館『現代の眼』(622号)に寄稿しました
少し前ですが、「瑛九 1935-1937 闇の中で『レアル』をさがす」のレビューを寄稿しました。
瑛九と山田光春の密接な交流に着目して、「ガラスの光春 ― 瑛九の乱反射」と題するテキストを書きました。

以下でPDFでもお読みいただけます。(p.10~11)

http://www.momat.go.jp/ge/wp-content/uploads/sites/2/2017/02/622web_201702.pdf/

機会がありましたら、手に取り、お読みいただき、忌憚のないご意見・ご感想いただけましたら大変うれしく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
梅津>

近美の企画担当者大谷省吾先生が「この展覧会の最大の収穫は梅津論文です」と激賞したように、画期的な論文です。
ぜひお読みください。

なき瑛九の106歳の誕生日を寿ぎ、都夫人のますますのご健勝を祈る次第です。
亭主は上記東京国立近代美術館の展覧会に合わせて2016年11月24日から最終日の2017年2月12日まで毎日<瑛九情報!>を発信しましたが、その総目次はコチラをご覧ください。
ときの忘れものは、今後も瑛九の顕彰紹介につとめてまいりますが、シリーズ企画「瑛九展」が一昨年の第26回展で中断したままです。この空間での最後の展示は瑛九でしめたいのですが、はたしてどうなることやら・・・・

●今日のお勧め作品は瑛九です。
瑛九「離陸」
瑛九「離陸
1957年 リトグラフ
イメージサイズ:32.0x21.0cm
シートサイズ:54.3x38.5cm
Ed.22(E.A.) サインあり

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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

◆4月29日(土、祝日)から始まる連休中・日曜・月曜・祝日は休廊です(暦通り)。
5月2日(火曜)と6日(土曜)は開廊。連休明けは5月9日(火曜)から営業します。

◆ときの忘れものの次回企画は「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」です。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など約15点をご覧いただきます。どうぞご期待ください。
●イベントのご案内
5月13日(土)17時より、写真史家の金子隆一さんによるギャラリートークを開催します(要予約/参加費1,000円)。
必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申し込みください。
info@tokinowasuremono.com