千葉県の金谷美術館で、寺田小太郎氏のコレクション展が開催中です。
それと併設して、寺田氏が深く傾倒していた抽象画家・難波田龍起の没後20年の節目となることから、早逝した次男・史男の作品とあわせて「難波田父子2人展」が開催されています。

20170609_難波田20170609_難波田_裏

「難波田父子2人展」
会期:2017年5月14日[日]~9月3日[日]
会場:金谷美術館
   〒299-1861 千葉県富津市金谷2146-1
時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
休館:水曜日(祝日の場合は翌日休館)、7月3日(月)~7月8日(土)

●イベントのご紹介
「寺田コレクションと難波田龍起・史男作品について」
8月26日(土)13:00~14:00
講師:東京オペラシティアートギャラリー 福士理シニア・キュレーター
ご予約、詳細は金谷美術館にお問い合わせください。
Tel. 0439-69-8111
E-mail. voice@kanayaart.com

●同時開催:寺田コレクション展 美しい日本、わが心の山河展
前期/5月14日[日]~7月2日[日]
後期/7月9日[日]~9月3日[日]

金谷美術館
鋸山は全国最大級の石切り場と言われ、房州石を切り出した跡を見ることができます。
最盛期には年間30万本もの石が東京や横浜に出荷され、横浜港、港の見える丘公園、早稲田大学の大隈講堂など、膨大な量の石が日本の近代化に使われました。住民の80%が石に関わる仕事をしていたというほど、その頃より金谷は石の町でした。その独得な風景の鋸山は、江戸時代にはすでに人気の観光スポットでもありました。
また金谷には、小林一茶や亀田鵬斎などの作品が伝わっています。夕陽のあたるギザギザと切り立つ鋸山を描いた東山魁夷の代表作「晩照」の風景を、今も金谷の海辺から見ることができます。

●今日のお勧め作品は、難波田龍起難波田史男です。
20170609_nambata_46難波田龍起
《夕暮》
1989年 水彩、インク
24.8x33.4cm
サインあり
裏にタイトルと年記あり

20170609_nanbata_02難波田史男
《門》
1972年 水彩、インク
26.9x38.0cm
サインあり

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