スタッフSの海外ネットサーフィン No.54
「The Art of the Brick: DC Superheroes」
読者の皆様こんにちわ。日々の酷暑で食欲が減退気味にも関わらず、体重は据え置きなスタッフSこと新澤です。毎年この時期だけは、わが心の故郷、イギリスが恋しくなります。何せ日中最高気温が26℃! 一週間の平均気温はなんと約23℃。木陰に寝そべれば気分よく昼寝できそうな温度です。まぁイギリスは湿度はなくとも良く雨がふるので、下手に昼寝なんぞすると濡れ鼠になりかねませんが。
それはともかく、ここ最近はマジメ(?)な記事が多かったので、今回はイギリス・ロンドンより、自分の趣味に偏ったイベントをご紹介させていただきます。

このThe Art of the Brick: DC Superheroesは世界各地を巡回しており、現在は9月4日まで、ロンドン・サウスバンクの特設会場にて展示されています。作品の制作者は、1949年に発売されて以来、今では世界に知られる知育玩具であるレゴブロックを芸術作品の技法としたことで一躍名を成したネイサン・サワヤ(Nathan Sawaya)。2004年までは弁護士をされており、31歳でレゴブロック専門のアーティストに転向したという異色の経歴の持ち主です。以前からレゴブロックでオリジナル、オマージュを問わず巨大な立体作品を作ることで有名な彼が、アメリカン・コミックスの大手、DCコミックスと提携して製作されたのが今回の作品群です。

展示されているモデルは誰でも知っているスーパーマンやバットマン、その相手役であるジョーカーは勿論、日本ではややマイナーなヒーロー・フラッシュや最近実写映画化されたワンダーウーマン等。単純にキャラクターの等身大モデルを作るだけではなく、物語の1シーンやコミック表紙の立体化、見上げるほどの大きさのジョーカーの顔面像、実物大のバットモービル等々、2,000,000個を超える数のブロックが今回展示されている120点の作品に使用されているそうです。

自分も親がこのような知育玩具は積極的に与えてくれたため、幼少時は部屋の床に大量のレゴをぶちまけては、ああでもないこうでもないと組み合わせに腐心して、宇宙船やらSFカーやらロボットやらを作っていました。その時に組み上げるブロックの色と形を揃える事に苦労した身としては、この展覧会の作品のように大きな部位が単色で揃えることができるということが、とても羨ましかったりします。きっとレゴにハマった人ならこの気持ちを理解してくれるハズ!
テーマがテーマですので高尚な午後の一時の過ごし方としてはお勧めできませんが、掌に収まる小さなブロックからこれだけものを作ることができる事を実感できるというのは、特にブロックトイに熱中された経験のある方にとって中々に有意義な時間の過ごし方だと思います。お子様がいらっしゃる方には、是非一緒に楽しんでいただきたいイベントです。
(しんざわ ゆう)
展覧会公式ページ(英語)
●今日のお勧め作品は南桂子です。
南桂子 Keiko MINAMI
《鳥と果実》
銅版 1961年
イメージサイズ:39.2×28.3cm
シートサイズ:56.3×38.0cm
Ed.150 鉛筆サインあり
*レゾネNo.106(2011年 NHKサービスセンター)
*レゾネによれば1961年にデュッセルドルフ美術館の依頼で制作された(ed.50)とあり、この作品は別バージョン(デュッセルドルフ美術館版とは色が若干異なる)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

「The Art of the Brick: DC Superheroes」
読者の皆様こんにちわ。日々の酷暑で食欲が減退気味にも関わらず、体重は据え置きなスタッフSこと新澤です。毎年この時期だけは、わが心の故郷、イギリスが恋しくなります。何せ日中最高気温が26℃! 一週間の平均気温はなんと約23℃。木陰に寝そべれば気分よく昼寝できそうな温度です。まぁイギリスは湿度はなくとも良く雨がふるので、下手に昼寝なんぞすると濡れ鼠になりかねませんが。
それはともかく、ここ最近はマジメ(?)な記事が多かったので、今回はイギリス・ロンドンより、自分の趣味に偏ったイベントをご紹介させていただきます。

このThe Art of the Brick: DC Superheroesは世界各地を巡回しており、現在は9月4日まで、ロンドン・サウスバンクの特設会場にて展示されています。作品の制作者は、1949年に発売されて以来、今では世界に知られる知育玩具であるレゴブロックを芸術作品の技法としたことで一躍名を成したネイサン・サワヤ(Nathan Sawaya)。2004年までは弁護士をされており、31歳でレゴブロック専門のアーティストに転向したという異色の経歴の持ち主です。以前からレゴブロックでオリジナル、オマージュを問わず巨大な立体作品を作ることで有名な彼が、アメリカン・コミックスの大手、DCコミックスと提携して製作されたのが今回の作品群です。

展示されているモデルは誰でも知っているスーパーマンやバットマン、その相手役であるジョーカーは勿論、日本ではややマイナーなヒーロー・フラッシュや最近実写映画化されたワンダーウーマン等。単純にキャラクターの等身大モデルを作るだけではなく、物語の1シーンやコミック表紙の立体化、見上げるほどの大きさのジョーカーの顔面像、実物大のバットモービル等々、2,000,000個を超える数のブロックが今回展示されている120点の作品に使用されているそうです。

自分も親がこのような知育玩具は積極的に与えてくれたため、幼少時は部屋の床に大量のレゴをぶちまけては、ああでもないこうでもないと組み合わせに腐心して、宇宙船やらSFカーやらロボットやらを作っていました。その時に組み上げるブロックの色と形を揃える事に苦労した身としては、この展覧会の作品のように大きな部位が単色で揃えることができるということが、とても羨ましかったりします。きっとレゴにハマった人ならこの気持ちを理解してくれるハズ!
テーマがテーマですので高尚な午後の一時の過ごし方としてはお勧めできませんが、掌に収まる小さなブロックからこれだけものを作ることができる事を実感できるというのは、特にブロックトイに熱中された経験のある方にとって中々に有意義な時間の過ごし方だと思います。お子様がいらっしゃる方には、是非一緒に楽しんでいただきたいイベントです。
(しんざわ ゆう)
展覧会公式ページ(英語)
●今日のお勧め作品は南桂子です。
南桂子 Keiko MINAMI《鳥と果実》
銅版 1961年
イメージサイズ:39.2×28.3cm
シートサイズ:56.3×38.0cm
Ed.150 鉛筆サインあり
*レゾネNo.106(2011年 NHKサービスセンター)
*レゾネによれば1961年にデュッセルドルフ美術館の依頼で制作された(ed.50)とあり、この作品は別バージョン(デュッセルドルフ美術館版とは色が若干異なる)
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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