「東京⇆沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」について

弘中智子
(板橋区立美術館)

 板橋区立美術館では、1979年の開館以来、隣接する池袋のアトリエ村「池袋モンパルナス」に集った画家たちの作品を収集、研究、展示している。1920年代頃より池袋周辺にアトリエ付き住宅が立ち並び、画家や彫刻家といった芸術家たちがアトリエや酒場を行き来しながら暮らす様子は、パリの芸術家の街になぞらえて「池袋モンパルナス」と呼ばれた。ここには若き日の靉光や麻生三郎、寺田政明、アメリカ帰りの野田英夫や池袋を詩作した小熊秀雄といった才能溢れる芸術家が各地から上京してきた。
 今回の展覧会では沖縄から上京して絵画を学び、戦後の沖縄で「ニシムイ美術村」に暮らした画家たちの作品を数多く紹介している。「ニシムイ美術村」は、沖縄戦により壊滅的な被害を受けた首里のニシムイ(北森)に、1948年より建設が始まったアトリエ村で、ここには名渡山愛順、山元恵一、玉那覇正吉、安次嶺金正、安谷屋正義といった東京美術学校卒業の画家が多く暮らしていた。台風の被害や道路工事などにより、長続きはしなかったが、画家たちの暮らしぶりは沖縄の地元紙に紹介され、またアトリエを訪れた次世代の画家たちにより記録が残されている。2007年に開館した沖縄県立博物館・美術館は開館以前よりニシムイに集った画家たちの作品や資料を収集し、それぞれの画家の個展や「ニシムイ -太陽のキャンバス-」展(2015年)でその研究成果が発表された。また、原田マハ氏による『太陽の棘』(文藝春秋、2014年)には、ニシムイの画家たちと沖縄に駐留していた米軍医師との芸術を通じた交流が描き出されている。

鳥靉光
《鳥》
1942(昭和17)年頃、
宮城県美術館蔵


73山元恵一_貴方を愛する時と憎む時山元恵一
《貴方を愛する時と憎む時》
1951(昭和26)年
沖縄県立博物館・美術館蔵


89安谷屋正義_望郷安谷屋正義
《望郷》
1965(昭和40)年、
沖縄県立博物館・美術館蔵

 ところで、沖縄で行われたニシムイ展でも紹介されているように、ニシムイ美術村の原点は池袋モンパルナスにあったという説がある。学生時代を池袋に隣接する落合で過ごし、近所に暮らす画家の金山平三に私淑した名渡山の証言や、東京美術学校の同窓生が多く暮らす池袋モンパルナスに暮らし、麻生や古沢岩美の姿を間近に見た山元の回想などから結び付けられたと考えられる。学生時代のひと時とはいえ、画家たちが集まって暮らす、刺激的な環境は新たな美術を生み出す豊かな土壌になり得ることを彼らは身をもって知っており、戦後の沖縄に新たな美術の流れを作る上で必要だと考えたのである。池袋モンパルナスには、靉光をはじめ戦前のシュルレアリスム絵画や山下らの戦後のルポルタージュ絵画をリードした画家たちがいた。そしてニシムイ美術村からは、沖縄戦で失われた伝統を守るべく、沖縄の風景や琉球舞踊を描き続けた名渡山や同時代の沖縄の姿を描き出そうと切磋琢磨した玉那覇、安次嶺、安谷屋の姿があった。戦後、世界的に流行した抽象絵画の刺激を受けながらも、玉那覇や安谷屋らは沖縄に暮らす人々の心情や基地のある風景を描き出そうとした。彼らの活動は自身の制作だけに止まらず、1949年より始まった「沖展」をはじめとする展覧会の審査員を務め、また「五人展」を結成し、琉球大学で教鞭を執り次世代の芸術家を育てるなど、沖縄の美術振興に尽力した。
 米軍による占領が続く不安定な状況にありながらも、彼らは沖縄を描き、沖縄を語った。沖縄から遠く離れた東京にお招きした彼らの作品は、今もまだ輝きを失うことなく、沖縄を語っている。
ひろなか さとこ

弘中智子(ひろなか さとこ)
1979年山口県生まれ。板橋区立美術館学芸員。「新人画会」展(2008年)、「福沢一郎絵画研究所」展(2010年)、「池袋モンパルナス」展(2011年)、「井上長三郎・井上照子」展(2015年)などを担当。

●展覧会のご紹介
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20世紀検証シリーズ No.6
東京⇆沖縄
「池袋モンパルナスとニシムイ美術村」

会期:2018年2月24日[土]~4月15日[日]
会場:板橋区立美術館
時間:9:30~17:00(入館は16:30分まで)
休館:月曜日
●出品作家/靉光(あいみつ)、安次富長昭(あしとみ ちょうしょう)、安次嶺金正(あしみね かねまさ)、麻生三郎、安谷屋正義(あだにや まさよし)、井上長三郎、大城皓也(おおしろ こうや)、大塚 睦、大嶺政寛(おおみね せいかん)、小川原脩、小熊秀雄、刑部 人(おさかべ じん)、桂川 寛、金山平三、北川民次、斎藤長三、佐伯祐三、佐田 勝、杉全 直、高山良策、玉那覇正吉(たまなは せいきち)、鳥海青児、寺田政明、中村 彝、中沢弘光、名渡山愛順(などやま あいじゅん)、難波田龍起野田英夫、野見山暁治、南風原朝光(はえばる ちょうこう)、浜松小源太、長谷川利行、林 武、藤田嗣治、古沢岩美松本竣介、丸木位里・俊、満谷国四郎、峯 孝、宮城健盛、山下菊二、山崎省三、山元恵一、屋部 憲(やぶ けん)、吉井 忠
●展示替え/小熊秀雄《夕陽の立教大学》(1935年、豊島区蔵)は、3月27日(火)~4月15日(日)の展示となります。(予定)
板橋区立美術館HPより転載)

*画廊亭主敬白
原田マハさんの『太陽の棘』は惨烈極まる沖縄戦に遭わなかった(そのとき不在だった)画家たちの物語です。東京美術学校に学んだ彼らはいわばエリートでしたが、戦後沖縄に帰り、ニシムイの地にアトリエ村をつくります。最年少が安谷屋正義(1921~1967)でした。
その影響下に沖縄の前衛美術運動を担った一人に大浜用光(1929~2013)さんという画家がいます。
1976年ころだったと思いますが、雑誌か何かで現代版画センターを知った大浜さんが自ら名乗りをあげ沖縄支部をつくり、その年の12月に沖縄支部結成記念「版画への招待展」と沖縄初めてのオークションを開催してくれました。
大浜さんはその後も沖縄各地で展覧会を開催しましたが、今思うと画廊の経営には苦労されたと思います。経済水準は全国でも最も低く、沖縄戦ですべてを破壊された地に現代美術を根付かせ、版画を売るということがどれほど困難だったか、未熟な私たちは想像もできず、請求書を送り代金の支払いをお願いしたのでした。今これを書いていても胸がいたみます。
大浜さんのような高い志を持ち、自分の住む町に文化をつくろうとした人たちによって現代版画センターは支えられていました。その人たちのことは、いつか書き残し顕彰しなければと思っています。

埼玉県立近代美術館の「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展の会期は残り3日です。
現代版画センターと「ときの忘れもの」についてはコチラをお読みください。
詳細な記録を収録した4分冊からなるカタログは、ときの忘れもので扱っています。
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)
*3月25日(日)はときの忘れものも開廊しています。
埼玉チラシAY-O600現代版画センターは会員制による共同版元として1974年~1985年までの11年間に約80作家、700点のエディションを発表し、全国各地で展覧会、頒布会、オークション、講演会等を開催しました。本展では45作家、約280点の作品と、機関誌等の資料、会場内に設置した三つのスライド画像によりその全軌跡を辿ります。

○<埼玉県立近代美術館の「版画の景色」。お目当ては磯崎新だったんだけど、行ってみたらその熱量のすごさにびっくり。内容が濃いわー。個人的には小野具定やメカスが印象的だったな。予定外でうれしかったのは、舟越保武の作品に会えたこと。現代版画センターのことを知れたのはよかったなー。
(20180321/kimiko teradaさんのtwitterより)>

○<埼玉県立近代美術館の版画の景色展。
渋めのセレクトながらとても良かった。
勝手にポップアートの展覧会だと思ってたら違くて、
1980年近くの作品が多く、
あのころ特有の発色がかっこいい。
見ながら、
ナムジュンパイクをリアルタイムで
ビビットに感じられた時代が羨ましいなとか、ふと思った。
会場にあった資料にアンディウォーホルが海外で高評価されている中、日本ではそうでもない、というコラムがあって、面白かった。

(20180321/エンドレスサマーモード。‏さんのtwitterより)>

○<埼玉近美「版画の風景」必見
質量に圧倒される。
現代版画センタ―の存在なしでは不可能な版画展。
版画の意味価値を再認識。
JIAトークで国立西洋美術館のキューレーター川瀬祐介さんの話。この50年で増えたコレクション絵画300点に対し版画は4000点近いとのこと。

(20180321/阿部勤さんのfacebookより)>

○ <早朝に墓参りを終わらせ、埼玉県立近代美術館で開催中の企画展『現代版画センターの奇跡 版画の景色』にやっとぎりぎりになって行ってきた~…。
雪混じりの雨が降る埼玉県立近代美術館の庭に咲き始めた桜とのアンバランスさに妙な温かみがあって、いい美術館だな~…と再確認。
展覧会も、取り上げられていた何人もの作家が30年以上前に画廊翠巒で個展を開催した際に出展した作品が沢山あって、本当に懐かしかった❗
やっぱり、すいらんで取り上げてきた作家は本当に素晴らしい作家達だったと我ながらちょっと誇らしい気分になりました。
観に行けて良かったー!😊
あの作品を購入してくれたコレクターの方々はまだコレクションしてくれているだろうか……。

(20180321/Koki Umezuさんのfacebookより)

○<埼玉近美『版画の景色 現代版画センターの軌跡』。当時の熱気を感じさせる展示で見応えあり。相変わらず強烈な靉嘔、洗練された磯崎新、味わい深い元永定正など。昭和50年代のなんともいえない雰囲気を追想。大谷町にて開催された「巨大地下空間とウォーホル展」は行ってみたかったなぁ。
(20180321/navetinさんのtwitterより)>

○<昨日は埼玉県立近代美術館「版画の景色 現代版画センターの軌跡」へ。1974〜85年まで活動し700点以上の作品を世に送り出した現代版画センター。トークイベントで西岡文彦さんは「美術を通した民主主義の実現」と評。作品からも展示からも、そして図録からも熱が伝わってきた。なんせちらしが4種! 25日日曜まで。
(20180319/y_shibuさんのinstagramより)>

○<2017年度の埼玉県立近代美術館の企画展、どれも内容が濃かったと思うんです。。。
川原慶賀の植物図譜、遠藤利克展、ディエゴ・リベラの時代、そして今回の 版画の景色
特に遠藤利克展は強烈過ぎでした。まだハッキリ覚えています。

(20180320/かちにやゆるさんのtwitterより)>

○<今日は、
・埼玉県立近代美術館(MOMAS)
・イオンモール浦和美園
・アリオ川口
の3現場。
一番疲れたのは、やはりMOMAS。
毎度の事ですが、今回も"尖った"企画展です。
見る側も体力と集中力が必要なんですよね。

(20180317/bunder_kjさんのtwitterより)>

○<やっと来る事ができました!
埼玉県立近代美術館の版画展!
2時半からのトークイベントも楽しみです。子供たちはコクーンシティでくまもんに会いに行ってます(笑)。

(20180318/谷口直之さんのtwitterより)>

○<3/17、埼玉県立近代美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展へ。メーカー(版元)、オーガナイザー、パブリッシャーとして活動した同センターの全容。関根伸夫磯崎新など、版画家ではない作家の版画作品が興味深かったです。写真はカタログ。3/25まで。(編集部)
http://artscape.jp/exhibition/pickup/10142439_1997.html
(20180319/artscapeJPさんのtwitterより)>

○<元永定正の絵本は今でも子供達に大人気。もはや名作。それでも企画展の作品には懐かしさだけ。何故だろう。今回展示された作品は、美術館に飾られるための作品じゃないからかな。美術館に展示された途端に資料になってしまた感が。きっとどこかのお宅の書斎に飾られていたら「カッコいい~😍」てなる。
埼玉県立近代美術館さんからいいブログを教えてもらいました💕「巨大空間とウォーホル展」のワクワクする1983年当時の写真がたくさん。ありがとうございました🙏

(20180319/はのみさんおtwitterより)>

○<埼玉県立近代美術館で開催中の「版画の景色-現代版画センターの軌跡」展もいよいよ25日まで。リアルタイムでは知らない店主も先日お邪魔し、メカス、ウォーホル、菅井汲らの作品に圧倒。高柳裕のエンボスを利用した作品に魅入りました。資料もたくさん読むことが出来、時間が足りなくなる展示です。
(20180319/BOOKS 青いカバさんのtwitterより)>

○<昨日、季節外れのみぞれの中、圧巻の作品群を拝見して来ました。
ボクは74年生まれなので現代版画センターと同級生です
スライドから見れる景色や服装などを通して生まれた頃の雰囲気を感じました。
というのも、作品達は全然色あせていなく、むしろ今の時代でも輝いて見えます。
会場で綿貫さんをお見かけしたのですが、話しかけることが出来ませんでした。
ボクも版画を刷る一人として、現代版画センターが芸術界を盛り上げていた頃に事務所に伺って刺激を受けたかったです。
綿貫さんの感性と思いっきりの良さ、パンフレットでの皆さんの声からも分かり
個人的な話ですが、現在マネージメントを探しているので、綿貫さんみたいな方が理想だなと確信しました(笑)。
勝手な妄想でスイマセン。
素晴しい作品はもとより、現代版画センターと時代性が分かりやすく展示されている素晴しい美術展でした。
ボクもがんがん作品を作って行こうと思います。
ありがとうございました!

(20180322/菅谷晋一さんからののメールより)>

○<久しぶりに北浦和へ行けてお天気も良くて嬉しかったです。版画の景色も小村雪岱も感動的でした。また遊びに行きたいです。ありがとうございました!
(20180302/CATBIRDさんのtwitterより)>

西岡文彦さんの連載エッセイ「現代版画センターという景色は1月24日、2月14日、3月14日の全3回掲載しました。

光嶋裕介さんのエッセイ「身近な芸術としての版画について(1月28日ブログ)

荒井由泰さんのエッセイ「版画の景色―現代版画センターの軌跡展を見て(1月31日ブログ)

スタッフたちが見た「版画の景色」(2月4日ブログ)

倉垣光孝さんと浪漫堂のポスター(2月8日ブログ)

嶋﨑吉信さんのエッセイ~「紙にインクがのっている」その先のこと(2月12日ブログ)

大谷省吾さんのエッセイ~「版画の景色-現代版画センターの軌跡」はなぜ必見の展覧会なのか(2月16日ブログ)

植田実さんのエッセイ「美術展のおこぼれ 第47回(3月4日ブログ)

土渕信彦さんのエッセイ<埼玉県立近代美術館「版画の景色ー現代版画センターの軌跡」展を見て(3月8日ブログ)

現代版画センターに参加した刷り師たち(3月11日ブログ)

現代版画センターの生みの親 井上房一郎と久保貞次郎(3月13日ブログ)

○中村茉貴さんのエッセイ「美術館に瑛九を観に行く 第22回埼玉県立近代美術館」(3月20日ブログ)

塩野哲也さんの編集思考室シオング発行のWEBマガジン[ Colla:J(コラージ)]2018 2月号が展覧会を取材し、87~95ページにかけて特集しています。

毎日新聞2月7日夕刊の美術欄で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は永田晶子さん、見出しは<「志」追った運動体>。

○3月4日のNHK日曜美術館のアートシーンで紹介されました。

朝日新聞3月13日夕刊の美術欄で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は小川雪さん、見出は<版画に込めた情熱と実験精神>。

○月刊誌『建築ジャーナル』2018年3月号43ページに特集が組まれ、見出しは<運動体としての版画表現 時代を疾走した「現代版画センター」を検証する>。

○埼玉県立近代美術館の広報誌 ソカロ87号1983年のウォーホル全国展が紹介されています。

○同じく、同館の広報誌ソカロ88号には栗原敦さん(実践女子大学名誉教授)の特別寄稿「現代版画センター運動の傍らでー運動のはるかな精神について」が掲載されています。
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現代版画センターエディションNo.643~No.650 岡田隆彦・柳澤紀子 詩画集『海へ』
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。
表紙奥付

岡田隆彦・柳澤紀子 詩画集『海へ』
岡田隆彦:詩8篇
柳澤紀子:版画(銅版+手彩色)8点
刷り:山村兄弟版画工房
装幀:五十嵐恵子
発行日:1984年5月23日
発行者:綿貫不二夫、原勝雄
発行所:現代版画センター、浜松アートデューン
印刷・製本:クリキ企画印刷株式会社

サイン岡田隆彦サイン

I
I 詩

I
また海へ出るのだ、
荒れ狂う心をしずめるために。
おれの小舟よ、涙をぬぐえ!
行方知れずの母よ、
おれはいま、波を押しかえす。

II
II 詩

II
自分を洗っている海へ。
(語るなかれ) 海へ。
時が結晶してゆく、
したたかな器官のような
石のごとく物言わぬかたちへ
泳ぎついて、おれはつかむ。

III
III 詩

III
港の灯はクイーンズ・ネックレス。
船は和音を静かに食べている。
青い風は嗚呼、若い草を吹く。
溺れてしまいたい、だが
必ず浮上する。

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パンフレット_05
出品作家45名:靉嘔/安藤忠雄 /飯田善国/磯崎新/一原有徳/アンディ・ウォーホル/内間安瑆/瑛九/大沢昌助/岡本信治郎/小田襄/小野具定/オノサト・トシノブ/柏原えつとむ/加藤清之/加山又造/北川民次/木村光佑/木村茂/木村利三郎/草間彌生/駒井哲郎/島州一/菅井汲/澄川喜一/関根伸夫/高橋雅之/高柳裕/戸張孤雁/難波田龍起/野田哲也/林芳史/藤江民/舟越保武/堀浩哉 /堀内正和/本田眞吾/松本旻/宮脇愛子/ジョナス・メカス/元永定正/柳澤紀子/山口勝弘/吉田克朗/吉原英雄

◆ときの忘れものは「植田正治写真展ー光と陰の世界ーPart Ⅱ」を開催しています。
会期:2018年3月13日[火]―3月31日[土] 11:00-19:00
※日・月・祝日休廊(但し3月25日[日]は開廊
昨年5月に開催した「Part I」に続き、1970年代~80年代に制作された大判のカラー作品や新発掘のポラロイド写真など約20点をご覧いただきます。
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●書籍・カタログのご案内
表紙植田正治写真展―光と陰の世界―Part II』図録
2018年3月8日刊行
ときの忘れもの 発行
24ページ
B5判変形
図版18点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
価格:800円(税込)※送料別途250円

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植田正治写真展―光と陰の世界―Part I』図録
2017年
ときの忘れもの 発行
36ページ
B5判
図版33点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:北澤敏彦(DIX-HOUSE)
価格:800円(税込)※送料別途250円


●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
20170707_abe06新天地の駒込界隈についてはWEBマガジン<コラージ12月号>をお読みください。18~24頁にときの忘れものが特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。