ただいま ときの忘れものではジョエル・シャピロ展 を開催中です。
会期:2019年2月8日[金]―2月23日[土] 11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
※誠に勝手ながら2月19日(火)の営業時間は17時までとさせていただきます。

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2月3日ブログに出品作品の詳しいデータを掲載しましたのでご覧ください。

亭主が自信満々で臨んだ初のシャピロ展ですが、後述するように、反応ゼロ、記録的な不入り展覧会になりそうです。
加えて昨日は、メールに不具合が生じ、事務所はパニック状態。

15日の12時半頃から、メールに不具合が生じました。
新しいドメイン取得の手続きに当方がミスをしてしまった結果で、15日~17日までの3日間(72時間)はメールの発信、受信がともに不安定な状態が続きます。
特に15日12時30分~14時45分までにメールを送られた方は恐縮ですが、再送してください。この2時間15分の間の送受信はすべて失われてしまいました(涙)。

泣きっ面に蜂です。
シャピロ展DM画像大

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1988年に制作したマホガニー、桜、クルミなどの多種の木を組合せて制作した木版画。


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この微妙な形態と美しい色彩。
神経質ともいえるシャピロの制作姿勢をよく知る笹沼俊樹さんが3年ぶりにエッセイを執筆されました。
2月8日ブログ:「プロフェッショナルの世界を見た~1」
2月9日ブログ:「プロフェッショナルの世界を見た~2」をお読みください。
来廊された笹沼さんには「ワタヌキさん、なぜこんなに安くつけたの」と叱られました。

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1941年生まれのジョエル・シャピロは単純な長方形で構成された巨大な彫刻が知られていますが、博多駅前の西日本シティ銀行(磯崎新設計)や川村記念美術館などに設置されている彫刻作品を知る人も多いでしょう。

ドローイングや版画も魅力的です。
ときの忘れもののコンクリートの壁面にこれほど合うとは、展示する前には気づきませんでした。

1979-80年にかけて制作した初期リトグラフ、1988年の木版画、点数は少ないけれど見ごたえ十分、と亭主は自画自賛しているのですが、駒込移転以来、これほどの不入りの展覧会は初めてかも知れません。ニッパチとはよく言われますが、15日現在、売り上げゼロ !
もっとも常連さんに言わせれば「青山時代はもっと閑散としていた」ということなので、待てば海路の日和あり、お客様の選択眼に期待しましょう。
どうぞお運びください。
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください


追悼 ジョナス・メカス トークイベント「メカスさんを語る」
去る1月23日NYの自宅で、ジョナス・メカスさんが亡くなられました(96歳)。9日に予定していたトークイベントは雪で中止(延期)しましたが、あらためて下記日程で開催します。
2005年メカス展リトアニア大使館員日時:2月21日(木)18時
会場:ときの忘れもの2階図書室
講師:飯村昭子(フリージャーナリスト、『メカスの映画日記』『メカスの難民日記』の翻訳者)
木下哲夫(メカス日本日記の会、『ジョナス・メカス―ノート、対話、映画』の翻訳者)
植田実(住まいの図書館編集長、『メカスの映画日記』の装丁者)
要予約:既に満席で、キャンセル待ちの方も多数おり、受付は終了しました。
参加費:1,000円は皆さんのメッセージとともに香典として全額をNYのアンソロジー・フィルム・アーカイブスに送金します。
*写真は2005年10月青山・ときの忘れものの個展オープニングにて、メカスさんとリトアニア大使館参事官の親娘。

2月13日 「メカスさんの版画制作」
2月6日 井戸沼紀美「メカスさんに会った時のこと」
2月4日 植田実『メカスの映画日記 ニュー・アメリカン・シネマの起源1959―1971』
2月2日 初めてのカタログ
1月28日 木下哲夫さんとメカスさん


◆ときの忘れものは3月27日~31日に開催されるアートバーゼル香港2019に「瑛九展」で初出展します。
・瑛九の資料・カタログ等については1月11日ブログ「瑛九を知るために」をご参照ください。
・現在、各地の美術館で瑛九作品が展示されています。
埼玉県立近代美術館:「特別展示:瑛九の部屋」で120号の大作「田園」を公開、他に40点以上の油彩、フォトデッサン、版画他を展示(4月14日まで)。
横浜美術館:「コレクション展『リズム、反響、ノイズ』」で「フォート・デッサン作品集 眠りの理由」(1936年)より6点を展示(3月24日まで)。
宮崎県立美術館<瑛九 -宮崎にて>で120号の大作「田園 B」などを展示(4月7日まで)。

●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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