野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」 第56回

TOYO TIREのタイヤ作品納品

TOYO TIREの2019年カレンダー用に制作したタイヤ作品が、今後TOYO TIREの会社や関連会社などで展示の可能性もあるという事で先日引き取って頂く事になったので、最後に記録撮影しました。
庭に並べて撮ってみたらなかなか楽しく、京町家の庭に箔を押したタイヤが意外に合って、なんか現代アートの展示みたいになりました 笑

あと子供の頃、自作のガンダムのプラモデルをこの庭に立たせて、一人ひたすら写真撮っていたのを何故か思い出しました 笑 多分感覚が同じだったのかなと思います。

初め大きなタイヤが4つ仕事部屋に来た時はもうかさばって重くて、えらい仕事を引き受けてしもたなと思った時もありましたが、もはや仕事部屋にタイヤがあるのが当たり前になりかけていたので、なんか寂しいような、でも急に仕事部屋が広くなりました。
またどこかで皆さんに実物を観て頂けたら嬉しいです。

1月 「shine」1月 「shine」

6月「rain」6月「rain」

9月「speed」9月「speed」

12月「harmony」12月「harmony」

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のぐち たくろう

野口琢郎展カタログのご案内
野口琢郎展_表紙600野口琢郎展カタログ
2018年
ときの忘れもの発行
24ページ
テキスト:島敦彦(金沢21世紀美術館館長)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
本体価格800円(税込) 
※送料別途250円
(メールにてお申し込みください)

野口琢郎 Takuro NOGUCHI(1975-)
1975年京都府生まれ。1997年京都造形芸術大学洋画科卒業。2000年長崎市にて写真家・東松照明の助手に就く。2001年京都西陣の生家に戻り、家業である箔屋野口の五代目を継ぐため修行に入る。その後も精力的に創作活動を続け、2004年の初個展以来毎年個展を開催している。
ホームページhttp://noguchi-takuro.com/

◆野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。

●今日のお勧め作品は、野口琢郎です。
noguchi-45_quietwish野口琢郎 Takuro NOGUCHI
"Quiet wish"
2018年
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂
45.5×37.9cm (F8号)
Signed
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●ホームページのトップの誌面を刷新し、中央列最下段に「作品紹介」のコーナーを新設しました。
安藤忠雄から六角鬼丈まで「主な取扱作家」38作家(各3~5点)の127作品を一挙掲載したのに続き、靉嘔、山田正亮、アントニン・レーモンド、磯辺行久、ジョエル・シャピロ、槇文彦、マン・レイ、嶋田しづ等を次々と掲載しています。すべて在庫がありますので、ご注文いただけます。
画面をスクロールすると全点をご覧いただけますし、ご興味のある画面をクリックすると当該作品のページ(詳細なデータ入り)にリンクします。

●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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