秋以降仕事がバタバタしておりすっかりご無沙汰いたしております。
中村哲先生が銃弾に倒れられたこと、私にとっても非常に衝撃的なニュースでした。
今までなかなか参加するタイミングの無かった中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会ですが、今回参加させて頂ければと思います。

(20191211/HKさんより>

オノサト・トシノブさんはいつもブログで気になっていまして、今回の支援に少しでも関わりたいと思い、申し込みました。
(20191211/IUさんより>

中村哲医師とペシャワール会を支援する12月頒布会の作品、まだ在庫ありましたら、ぜひ購入したいです。中村医師のご冥福を心よりお祈りいたします。
(20191211/OCさんより>

ご無沙汰しております。
中村哲先生の突然の訃報に接し悲しみと怒りを禁じ得ませんが、
ときの忘れもの様の頒布会を通じ、少しでもペシャワール会の支援になればと考え、もしまだ作品がありましたら、お分けいただければと思います。

(20191211/ITさんより>

中村哲医師とペシャワール会へのご支援、綿貫様のお考え、活動に心を打たれております。
このような機会をありがとうございます。
先ほど葬儀場に向かわれる方々を目にしました。
私も1点、応募させてください。

(20191211/NKさんより>

本当に残念な結果になりましたが、今後とも応援致しますのでよろしくお願いいたします。
(20191211/OZさんより>
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故・中村哲さんの合同葬儀。700席の福岡の会場に1300人以上が詰めかけていた。参列してよかった。在日アフガニスタン大使の泣きながらの弔辞に多くの人が共感を寄せていた。中村さんと同時に亡くなった5人のアフガニスタンの方々の遺影も掲げられていた。葬儀にはどこか浄化作用もある。(20191211/金平茂紀さんのfacebookより)>

中村哲先生(小)定例の中村哲医師とペシャワール会を支援する12月頒布会ですが、中村哲先生の福岡での葬儀に重なりました。
ご自身の大手術を終えられたばかりのペシャワール会の村上優代表は「先生がいつもされていたように遠い先を見つつ、決して後ろをむかず前を向いて歩みます。さまざまな困難をこえてこられた中村先生は、今でも私のこころの中で語りかけてくださいます。その声と語り合いながら、平和を望む世界の人々とアフガニスタンの支援を続けます」と決意を述べられました。
20191205120804_00007ときの忘れものは細々とではありますがコレクションを無償で提供し、頒布代金全額をペシャワール会に送金してきました。
今後もペシャワール会の復興事業が続く限り微力ですが支援を継続します。
今月(12月11日ブログ)の支援作品はオノサト・トシノブ、菅井汲、大沢昌助、粟津潔、北川民次、堀内正和、畦地梅太郎です。
今回は特別に複数在庫のあるものを選びましたので、まだ大丈夫です。皆さんのご協力をお願いいたします。

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待望の坂田一男の回顧展が始まりました。
とはいえ、まだ亭主は行っていません。

「坂田一男 捲土重来」
会期:2019年12月7日(土)-2020年1月26日(日)
会場:東京ステーションギャラリー
坂田一男 捲土重来 チラシキュビスム以降の抽象絵画の展開を核心で理解し、その可能性を究極まで推しすすめた画家・坂田一男(1889-1956)。世界的にも稀有な高い次元に到達していた坂田一男の仕事の全貌を展示し、その絵画に織り込まれた世界の可能性をひもときます。造形作家の岡﨑乾二郎氏を監修者に招き、〈現在の画家としての〉坂田一男の全貌を提示するはじめての展覧会です。(同館HPより)

画商として生涯に一度は扱いたい画家ですが、いまだ一点の素描すら扱ったことはありません。
上掲の展覧会に行ってもいないのにご紹介するのは申し訳ないのですが、坂田ファンとしてぜひ読んで欲しい本があります。

1979年(昭和54年) 9月に銀座で開催された坂田一男展については「幻の画廊」と題して書いたことがあります(『ギンザアバウト』1995年・ザ・ギンザ発行に所収)。

このブログでも幾度か、坂田一男について紹介しています。
2008年11月11日坂田一男!?

2016年11月17日岡山で坂田一男研究会~河本真理さん講演

2017年08月21日明日は坂田一男の誕生日、研究会機関誌『SAKATA』 創刊号~第6号

坂田一男の再評価に功があったのが、1966年に美術出版社から刊行された『宿命の抽象画家 坂田一男』でした。
私たち夫婦の恩師である久保貞次郎先生がこれをまとめて大量購入することによって、出版を応援したことはこのブログにも書きました。
亭主が久保邸に初めて伺ったとき、床に堆く積んでありました。数百冊はあったでしょう。
久保先生の残した書籍を引き継がせていただいたときの忘れものですが、『宿命の抽象画家 坂田一男』ももちろん、堆くとまではいきませんがダンボール箱いっぱいはあります。
20161118154118_00001小倉忠夫編
『宿命の抽象画家 坂田一男』
1966年
美術出版社 発行
179ページ  18.8x13.5cm
名著です、ぜひご購読ください。
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◎昨日読まれたブログ(archive)/2015年08月22日|『祝宴の時代』と三人の仏語恩師
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