いまから25年前の明日6月5日、ときの忘れものは南青山の一軒家で開廊しました。
●第1回企画展「白と黒の線刻 銅版画セレクション1」
会期:1995年6月5日[月]~6月18日[日]
会場:ときの忘れもの(南青山3丁目の一軒家時代)
出品:長谷川潔、難波田龍起、瑛九、駒井哲郎
DMデザイン:北澤敏彦
外苑西通り(キラー通り)からちょっと入ったところに小さな公園があり、脇の二階建て民家。
中庭には竹、紫陽花など樹木が生い茂っていました。イタリア製の椅子は近くのアンビエンテのセールで一脚15,000円で買ってきました。色が素晴らしく、今でも駒込で使っています。
この一軒家は1990年から始まった『資生堂ギャラリー七十五年史 1919~1994』の編纂室として借りていたもので家賃は10万円でした。
この年の1月17日には忘れもしない阪神・淡路大震災があり、3月には資生堂ギャラリー七十五年史 の編纂作業が終了。集めた資料は掛川の資生堂企業資料館に収め、8人の編纂チームを解散しました。
社長は夫婦が食べていければいい、自分が好きな絵だけを売りたい(もうお金の苦労はしたくない)と家賃の安いこの場所で小さな画廊をつくりました。
不安いっぱいの再スタートでしたが、初日の客、二人のFさんに助けていただきました。
長谷川潔、瑛九、駒井哲郎は物故作家ですが、難波田龍起先生はお元気で、ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、温かく私たちの再出発を支援してくださいました。
「難波田龍起展」
会期:1995年11月10日~11月19日
会場:青山・ときの忘れもの(一軒家時代)。左から難波田先生、綿貫令子、綿貫不二夫
・難波田龍起のエッセイ[再録]
・難波田龍起先生の銅版画
・難波田龍起先生との出会い1~初めてのエディション「海の風」
・難波田龍起先生との出会い2~大判の力作「石の時間」
・難波田龍起先生との出会い3~没になった名作「静かな街」
・難波田龍起先生との出会い4~美しい手彩色「無題」
・難波田龍起先生との出会い5~会心の作「聖堂」
・難波田龍起先生との出会い6~手彩色は僅か「王朝の装い」
・難波田龍起先生との出会い7~30年ぶりに公開「古風な街」
開廊10年目の2005年に尾立麗子が新卒で入社。この頃から若いスタッフたちが海外のアートフェアに参加し、同時代、同世代の作家と協働してきました。
画廊というのは平和と安全あってこそ成り立つ商売ですが、2002~2003 年の SARS コロナウイルス、2008 年のリーマンショック、2011 年の東日本大震災など幾度も危機がありました。今回のコロナウイルス禍ではアートバーゼル香港はじめ国内外のアートフェアが軒並み中止や延期になり、今後どうなるか予断を許しません。
今まで以上にネットに注力し、優れた同時代作家たちの紹介につとめますので変わらぬご愛顧をお願いいたします。
-------------------------------------------------
◎昨日読まれたブログ(archive)/2013年02月27日|「甲子園ホテルの想い出」~二人の天才建築家、遠藤新とF.L.ライト
-------------------------------------------------
●「一日限定! 破格の掘り出し物」


難波田龍起「作品」
1960年 板に油彩
11.6×14.6cm
サインあり *裏にもサインと年記あり Sold
コロナウイルスという思ってもみなかった災禍の中ではありますが、何とか25周年を迎えられたのは難波田先生はじめ多くの作家たちとお客様のおかげです。あらためて感謝をささげる共に、難波田先生の飛び切りの佳品をお届けします。
◆「生誕100年 駒井哲郎展 Part1 若き日の作家とパトロン」(アポイントメント制/WEB展)を開催します。
会期=2020年6月16日[火]―7月11日[土]
皆様がご自宅でも楽しんでいただけるよう前回瑛九展に続き動画を制作しYouTubeで公開します。

栗田秀法さんの特別寄稿をあわせてお読みください。
※アポイント制にてご来廊いただける日時は、火曜~土曜の平日12:00~18:00となります。前日までにメールでご予約ください。日・月・祝日休廊。
◆「没後60年 第29回瑛九展」は終了しましたが、今回初めて制作した動画・第一部と第二部は引き続きYouTubeでご覧になれます。
特別寄稿・大谷省吾さんの「ウェブ上で見る瑛九晩年の点描作品」も併せてお読みください。
今まで研究者やコレクターの皆さんが執筆して下さったエッセイや、瑛九情報は2020年5月18日のブログ「81日間<瑛九情報!>総目次(増補再録)」にまとめて紹介しています。
◆ときの忘れものは版画・写真のエディション作品などをアマゾンに出品しています。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
●第1回企画展「白と黒の線刻 銅版画セレクション1」
会期:1995年6月5日[月]~6月18日[日]
会場:ときの忘れもの(南青山3丁目の一軒家時代)
出品:長谷川潔、難波田龍起、瑛九、駒井哲郎
DMデザイン:北澤敏彦
外苑西通り(キラー通り)からちょっと入ったところに小さな公園があり、脇の二階建て民家。
中庭には竹、紫陽花など樹木が生い茂っていました。イタリア製の椅子は近くのアンビエンテのセールで一脚15,000円で買ってきました。色が素晴らしく、今でも駒込で使っています。この一軒家は1990年から始まった『資生堂ギャラリー七十五年史 1919~1994』の編纂室として借りていたもので家賃は10万円でした。
この年の1月17日には忘れもしない阪神・淡路大震災があり、3月には資生堂ギャラリー七十五年史 の編纂作業が終了。集めた資料は掛川の資生堂企業資料館に収め、8人の編纂チームを解散しました。
社長は夫婦が食べていければいい、自分が好きな絵だけを売りたい(もうお金の苦労はしたくない)と家賃の安いこの場所で小さな画廊をつくりました。
不安いっぱいの再スタートでしたが、初日の客、二人のFさんに助けていただきました。
長谷川潔、瑛九、駒井哲郎は物故作家ですが、難波田龍起先生はお元気で、ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、温かく私たちの再出発を支援してくださいました。
「難波田龍起展」会期:1995年11月10日~11月19日
会場:青山・ときの忘れもの(一軒家時代)。左から難波田先生、綿貫令子、綿貫不二夫
・難波田龍起のエッセイ[再録]
・難波田龍起先生の銅版画
・難波田龍起先生との出会い1~初めてのエディション「海の風」
・難波田龍起先生との出会い2~大判の力作「石の時間」
・難波田龍起先生との出会い3~没になった名作「静かな街」
・難波田龍起先生との出会い4~美しい手彩色「無題」
・難波田龍起先生との出会い5~会心の作「聖堂」
・難波田龍起先生との出会い6~手彩色は僅か「王朝の装い」
・難波田龍起先生との出会い7~30年ぶりに公開「古風な街」
開廊10年目の2005年に尾立麗子が新卒で入社。この頃から若いスタッフたちが海外のアートフェアに参加し、同時代、同世代の作家と協働してきました。
画廊というのは平和と安全あってこそ成り立つ商売ですが、2002~2003 年の SARS コロナウイルス、2008 年のリーマンショック、2011 年の東日本大震災など幾度も危機がありました。今回のコロナウイルス禍ではアートバーゼル香港はじめ国内外のアートフェアが軒並み中止や延期になり、今後どうなるか予断を許しません。
今まで以上にネットに注力し、優れた同時代作家たちの紹介につとめますので変わらぬご愛顧をお願いいたします。
-------------------------------------------------
◎昨日読まれたブログ(archive)/2013年02月27日|「甲子園ホテルの想い出」~二人の天才建築家、遠藤新とF.L.ライト
-------------------------------------------------
●「一日限定! 破格の掘り出し物」


難波田龍起「作品」1960年 板に油彩
11.6×14.6cm
サインあり *裏にもサインと年記あり Sold
コロナウイルスという思ってもみなかった災禍の中ではありますが、何とか25周年を迎えられたのは難波田先生はじめ多くの作家たちとお客様のおかげです。あらためて感謝をささげる共に、難波田先生の飛び切りの佳品をお届けします。
◆「生誕100年 駒井哲郎展 Part1 若き日の作家とパトロン」(アポイントメント制/WEB展)を開催します。
会期=2020年6月16日[火]―7月11日[土]
皆様がご自宅でも楽しんでいただけるよう前回瑛九展に続き動画を制作しYouTubeで公開します。

栗田秀法さんの特別寄稿をあわせてお読みください。
※アポイント制にてご来廊いただける日時は、火曜~土曜の平日12:00~18:00となります。前日までにメールでご予約ください。日・月・祝日休廊。
◆「没後60年 第29回瑛九展」は終了しましたが、今回初めて制作した動画・第一部と第二部は引き続きYouTubeでご覧になれます。
特別寄稿・大谷省吾さんの「ウェブ上で見る瑛九晩年の点描作品」も併せてお読みください。
今まで研究者やコレクターの皆さんが執筆して下さったエッセイや、瑛九情報は2020年5月18日のブログ「81日間<瑛九情報!>総目次(増補再録)」にまとめて紹介しています。
◆ときの忘れものは版画・写真のエディション作品などをアマゾンに出品しています。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
コメント