コロナウイルスで不吉な幕開けをした2020年も残り2ヵ月となりました。
出展を予定していた内外のアートフェアは全てキャンセル、画廊の個展やグループ展も半分は来年に延期しました。
予約制で恐る恐る開催した「宮森敬子展」でしたが、次回「平嶋彰彦写真展 — 東京ラビリンス」も申し訳ありませんが、事前予約制とさせていただきます。
ときの忘れものは1995年の創業以来、画廊の企画展に加えて「版元」としても建築家や写真家たちの版画やプリント(写真)をエディションしてきました。
25周年の今年、新たなエディションとして発表するのは平嶋彰彦(写真)と倉俣史朗(版画)のポートフォリオです。
平嶋彰彦のポートフォリオは11月6日~11月28日駒込のときの忘れもので、
倉俣史朗のポートフォリオは11月16日~11月28日銀座のギャラリーせいほうで、それぞれ刊行記念展を開催します。
◆平嶋彰彦ポートフォリオ『東京ラビリンス』
Hirashima Akihiko Portfolio “TOKYO LABYRINTH”
オリジナルプリント15点組
作者:平嶋彰彦
監修:大竹昭子
撮影:1985年9月~1986年2月
制作:2020年
装幀:間村俊一
プリント:銀遊堂・比田井一良
技法:ゼラチンシルバープリント
用紙:バライタ紙
シートサイズ:25.4x30.2cm
限定:10部
各作品に限定番号と作者サイン入り
発行日:2020年10月30日
発行:ときの忘れもの
久々の写真のエディションです。
亭主が平嶋さんと巡り合ったのは1969年、23歳のときでした。漫画など読んだことのない頭でっかちがつげ義春の存在を教えられたのは生涯を画する事件でした。
彼のポートフォリオをつくりたいという長年の夢が、大竹昭子さんという希代の目利きと、森山大道さんの応援歌に後押しされ、ようやくかないました。


森山大道さんのテキストは画面を二度クリックすると拡大します。



●刊行記念「平嶋彰彦写真展 — 東京ラビリンス」
会期=2020年11月6日[金]—11月28日[土]*日・月・祝日休廊、予約制
会場=ときの忘れもの
平嶋彰彦のポートフォリオ『東京ラビリンス』には、『昭和二十年東京地図』(写真・平嶋彰彦、文・西井一夫 1986 筑摩書房)の中から、監修の大竹昭子さんが選出したモノクローム写真15点が収録されています。
同書は平嶋さんが当時手にした復刻版『コンサイス東京都35区区分地図帖』(東京空襲を記録する会、日地出版 1985)を西井一夫さんに見せたところ興味を示し、『毎日グラフ』での連載企画がスタートしました。平嶋さんと西井さんは、1985年9月~11月にかけて(1986年1月~2月に撮り直しあり)、東京の街を取材して歩き、それが書籍化されました。
平嶋彰彦さんがエッセイ「 ”東京ラビリンス”のあとさき 」をブログで連載しています。
森山大道さんの「平嶋彰彦展~写真を支える多様なレイヤー」、大竹昭子さんの「東京上空に浮遊する幻の街 平嶋彰彦写真展に寄せて」もあわせてお読みください。
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◆倉俣史朗ポートフォリオ『Shiro Kuramata Cahier』
作家の遺したスケッチを、奥様の倉俣美恵子さんと植田実先生の監修でシルクスクリーン作品集にまとめます。今年2020年から2024年にかけて1~6集(全60点)までを刊行します。
春に1集・2集の刊行記念展を大阪(Nii Fine Arts)と東京(ギャラリーせいほう)で予定し、大阪は辛うじて開催できたのですが、東京はコロナウイルス禍で延期となってしまい、ようやく来月開催の運びとなりました。
詳細については近日中に発表します。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
出展を予定していた内外のアートフェアは全てキャンセル、画廊の個展やグループ展も半分は来年に延期しました。
予約制で恐る恐る開催した「宮森敬子展」でしたが、次回「平嶋彰彦写真展 — 東京ラビリンス」も申し訳ありませんが、事前予約制とさせていただきます。
ときの忘れものは1995年の創業以来、画廊の企画展に加えて「版元」としても建築家や写真家たちの版画やプリント(写真)をエディションしてきました。
25周年の今年、新たなエディションとして発表するのは平嶋彰彦(写真)と倉俣史朗(版画)のポートフォリオです。
平嶋彰彦のポートフォリオは11月6日~11月28日駒込のときの忘れもので、
倉俣史朗のポートフォリオは11月16日~11月28日銀座のギャラリーせいほうで、それぞれ刊行記念展を開催します。
◆平嶋彰彦ポートフォリオ『東京ラビリンス』
Hirashima Akihiko Portfolio “TOKYO LABYRINTH”
オリジナルプリント15点組
作者:平嶋彰彦
監修:大竹昭子
撮影:1985年9月~1986年2月
制作:2020年
装幀:間村俊一
プリント:銀遊堂・比田井一良
技法:ゼラチンシルバープリント
用紙:バライタ紙
シートサイズ:25.4x30.2cm
限定:10部
各作品に限定番号と作者サイン入り
発行日:2020年10月30日
発行:ときの忘れもの
久々の写真のエディションです。
亭主が平嶋さんと巡り合ったのは1969年、23歳のときでした。漫画など読んだことのない頭でっかちがつげ義春の存在を教えられたのは生涯を画する事件でした。
彼のポートフォリオをつくりたいという長年の夢が、大竹昭子さんという希代の目利きと、森山大道さんの応援歌に後押しされ、ようやくかないました。


森山大道さんのテキストは画面を二度クリックすると拡大します。



●刊行記念「平嶋彰彦写真展 — 東京ラビリンス」
会期=2020年11月6日[金]—11月28日[土]*日・月・祝日休廊、予約制
会場=ときの忘れもの
平嶋彰彦のポートフォリオ『東京ラビリンス』には、『昭和二十年東京地図』(写真・平嶋彰彦、文・西井一夫 1986 筑摩書房)の中から、監修の大竹昭子さんが選出したモノクローム写真15点が収録されています。同書は平嶋さんが当時手にした復刻版『コンサイス東京都35区区分地図帖』(東京空襲を記録する会、日地出版 1985)を西井一夫さんに見せたところ興味を示し、『毎日グラフ』での連載企画がスタートしました。平嶋さんと西井さんは、1985年9月~11月にかけて(1986年1月~2月に撮り直しあり)、東京の街を取材して歩き、それが書籍化されました。
平嶋彰彦さんがエッセイ「 ”東京ラビリンス”のあとさき 」をブログで連載しています。
森山大道さんの「平嶋彰彦展~写真を支える多様なレイヤー」、大竹昭子さんの「東京上空に浮遊する幻の街 平嶋彰彦写真展に寄せて」もあわせてお読みください。
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◆倉俣史朗ポートフォリオ『Shiro Kuramata Cahier』
作家の遺したスケッチを、奥様の倉俣美恵子さんと植田実先生の監修でシルクスクリーン作品集にまとめます。今年2020年から2024年にかけて1~6集(全60点)までを刊行します。
春に1集・2集の刊行記念展を大阪(Nii Fine Arts)と東京(ギャラリーせいほう)で予定し、大阪は辛うじて開催できたのですが、東京はコロナウイルス禍で延期となってしまい、ようやく来月開催の運びとなりました。
詳細については近日中に発表します。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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