Artists Recently 第16回/百瀬寿
本日は敬老の日、町内会からお祝いの粗品としてレインボー懐中電灯が届きました。
千円位のランタンにもなる懐中電灯、LEDでレインボーに変わる色彩がグラデートする製品でこれは面白い。
いつのまにか76歳、四捨五入で80歳、盛岡の下町、肴町から越して来まして7年が経ちます。
タクシーで盛岡駅から15分、行きつけの飲み屋街から10分、画廊までは殆ど自転車かタクシー、バス停は遠く、「乗れるものなら乗ってみろ」という交通機関は最悪の盛岡であります。車はないのでいやはや交通弱者になってしまいました。
冬になりますと家の坂をタクシーで上がってもらうのも大変。
もちろん雪掻きは完璧にしなければなりませんが。
唯一良い点は10mぐらい高台に建っておりますので夏でもクーラーを使うことはありません。
東側は林檎農園、南側は花卉農家、北に岩手山が望め、住宅は離れておりますので閑静ですがコンビニも無く辺鄙な所です。
タヌキ、キツネ、ハクビシン、時にはカモシカが挨拶に来ます。
野鳥は雉、青鳩、今の季節はオナガ、冬になりますとヒヨドリがきましてムクドリ、春にはツグミがアトリエの窓に激突、自然の移り変わりで退屈はしません。
今年は岩手県もご多分に漏れずコロナ、コロナで大変でした。私もワクチンは2回接種しましたが何処へも出かけられず
画廊も心配ですが飲み屋さんも心配。
そうそう、私も心配。
来年五月から連休を挟んで6月は盛岡のインプレクサス・アート・ギャラリーで個展が決まっております。
個展は百回を越えましたでしょう。そろそろ最終ライン。
面白い作品の展開が見えてきました。
あと10年は遊べそうです。
(2021.10.3 ももせひさし)
■百瀬寿 Hisashi MOMOSE
1944年北海道・札幌市生まれ。北海道教育大学旭川分校卒業、岩手大学専攻科修了。シルクスクリーンやネコ・プリントの技法によって、美しい色彩の版画作品を手がける。80年代以降、和紙や箔などを用いた平面作品を制作、色彩のうつろう鮮やかな絵画世界を確立。オレンジからグリーンへ、イエローからピンクへなどグラデーションによる作品構成が特徴である。
作品は神奈川県立近代美術館やスコットランド王立美術館など、国内外の多数の近代美術館に収蔵されている。また2007年に東京ミッドタウンに設置されたパブリックアートワークも話題となった。
最近では東京オペラシティ アートギャラリーにて開催された『「ストーリーはいつも不完全……」「色を想像する」ライアンガンダーが選ぶ収蔵品展』(2021年4月17日─ 6月24日)に出品された。
ブログ2021年06月17日の『日向あき子のエッセイ「百瀬寿小論 版●ヒト●光●宇●」』もお読みください。
"Square lame' - P and B by Metallic Y"
2001年
シルクスクリーン
42.5×42.5cm
Ed.125
サインあり
"Square lame' - Yellow and Pink around White"
2002年
シルクスクリーン
42.5×42.5cm
Ed.70
サインあり
"Square lame' - G, Y, R, V around White"
2009年
シルクスクリーン
42.5×42.5cm
Ed.90
サインあり
"Square lame' - B, G, O and P"
2001年
シルクスクリーン
30.5×30.5cm
Ed.100
サインあり
"Square lame' - Y and B"
2001年
シルクスクリーン
30.5×30.5cm
Ed.100
サインあり
「作品」
ミクストメディア
100.0×100.0cm
サインあり
"NE. Platinum-gold to Gold"
ミクストメディア
45.0×45.0cm
サインあり
"NE. Platinum to Tin"
ミクストメディア
45.0×45.0cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*画廊亭主敬白
ご紹介が遅くなってしまいましたが、11月23日に群馬県館林市で名建築と名作椅子が共演する一日限りのスペシャルイベントが開催されます。
●『メタボリズム建築と旧館林市庁舎』展
2021年11月23日10時~17時。〈館林市市民センター(旧館林市庁舎、菊竹清訓設計)〉 群馬県館林市仲町14-1。入場無料。予約不要。
●『ART& DESIGN TATEBAYASHI 椅子』展
2021年11月23日10時~15時。〈武鷹館〉群馬県館林市大手町5-10 、〈旧秋元別邸〉群馬県館林市尾曳町8-1。ともに入場無料。予約不要。
ともに、当日の連絡先は TEL 03 6735 7398(イニシャルジャパン)へ。
倉俣史朗、田辺麗子、シャルロット・ペリアン、柳宗理、ピエール・ジャンヌレ、渡辺力たちの名作椅子が展示されます。
*戦後の名建築が次々と解体されていく中、館林市庁舎は健在なようです。解体されてしまった菊竹清訓設計の旧都城市民会館については石山友美さんが素晴らしい映像をつくられていますので、ぜひご覧ください。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催し、美術書の編集事務所としても活動しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
本日は敬老の日、町内会からお祝いの粗品としてレインボー懐中電灯が届きました。
千円位のランタンにもなる懐中電灯、LEDでレインボーに変わる色彩がグラデートする製品でこれは面白い。
いつのまにか76歳、四捨五入で80歳、盛岡の下町、肴町から越して来まして7年が経ちます。
タクシーで盛岡駅から15分、行きつけの飲み屋街から10分、画廊までは殆ど自転車かタクシー、バス停は遠く、「乗れるものなら乗ってみろ」という交通機関は最悪の盛岡であります。車はないのでいやはや交通弱者になってしまいました。
冬になりますと家の坂をタクシーで上がってもらうのも大変。
もちろん雪掻きは完璧にしなければなりませんが。
唯一良い点は10mぐらい高台に建っておりますので夏でもクーラーを使うことはありません。
東側は林檎農園、南側は花卉農家、北に岩手山が望め、住宅は離れておりますので閑静ですがコンビニも無く辺鄙な所です。
タヌキ、キツネ、ハクビシン、時にはカモシカが挨拶に来ます。
野鳥は雉、青鳩、今の季節はオナガ、冬になりますとヒヨドリがきましてムクドリ、春にはツグミがアトリエの窓に激突、自然の移り変わりで退屈はしません。
今年は岩手県もご多分に漏れずコロナ、コロナで大変でした。私もワクチンは2回接種しましたが何処へも出かけられず
画廊も心配ですが飲み屋さんも心配。
そうそう、私も心配。
来年五月から連休を挟んで6月は盛岡のインプレクサス・アート・ギャラリーで個展が決まっております。
個展は百回を越えましたでしょう。そろそろ最終ライン。
面白い作品の展開が見えてきました。
あと10年は遊べそうです。
(2021.10.3 ももせひさし)
■百瀬寿 Hisashi MOMOSE
1944年北海道・札幌市生まれ。北海道教育大学旭川分校卒業、岩手大学専攻科修了。シルクスクリーンやネコ・プリントの技法によって、美しい色彩の版画作品を手がける。80年代以降、和紙や箔などを用いた平面作品を制作、色彩のうつろう鮮やかな絵画世界を確立。オレンジからグリーンへ、イエローからピンクへなどグラデーションによる作品構成が特徴である。
作品は神奈川県立近代美術館やスコットランド王立美術館など、国内外の多数の近代美術館に収蔵されている。また2007年に東京ミッドタウンに設置されたパブリックアートワークも話題となった。
最近では東京オペラシティ アートギャラリーにて開催された『「ストーリーはいつも不完全……」「色を想像する」ライアンガンダーが選ぶ収蔵品展』(2021年4月17日─ 6月24日)に出品された。
ブログ2021年06月17日の『日向あき子のエッセイ「百瀬寿小論 版●ヒト●光●宇●」』もお読みください。
"Square lame' - P and B by Metallic Y"2001年
シルクスクリーン
42.5×42.5cm
Ed.125
サインあり
"Square lame' - Yellow and Pink around White"2002年
シルクスクリーン
42.5×42.5cm
Ed.70
サインあり
"Square lame' - G, Y, R, V around White"2009年
シルクスクリーン
42.5×42.5cm
Ed.90
サインあり
"Square lame' - B, G, O and P"2001年
シルクスクリーン
30.5×30.5cm
Ed.100
サインあり
"Square lame' - Y and B"2001年
シルクスクリーン
30.5×30.5cm
Ed.100
サインあり
「作品」ミクストメディア
100.0×100.0cm
サインあり
"NE. Platinum-gold to Gold"ミクストメディア
45.0×45.0cm
サインあり
"NE. Platinum to Tin"ミクストメディア
45.0×45.0cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*画廊亭主敬白
ご紹介が遅くなってしまいましたが、11月23日に群馬県館林市で名建築と名作椅子が共演する一日限りのスペシャルイベントが開催されます。
●『メタボリズム建築と旧館林市庁舎』展
2021年11月23日10時~17時。〈館林市市民センター(旧館林市庁舎、菊竹清訓設計)〉 群馬県館林市仲町14-1。入場無料。予約不要。
●『ART& DESIGN TATEBAYASHI 椅子』展
2021年11月23日10時~15時。〈武鷹館〉群馬県館林市大手町5-10 、〈旧秋元別邸〉群馬県館林市尾曳町8-1。ともに入場無料。予約不要。
ともに、当日の連絡先は TEL 03 6735 7398(イニシャルジャパン)へ。
倉俣史朗、田辺麗子、シャルロット・ペリアン、柳宗理、ピエール・ジャンヌレ、渡辺力たちの名作椅子が展示されます。
*戦後の名建築が次々と解体されていく中、館林市庁舎は健在なようです。解体されてしまった菊竹清訓設計の旧都城市民会館については石山友美さんが素晴らしい映像をつくられていますので、ぜひご覧ください。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催し、美術書の編集事務所としても活動しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
コメント