●「生誕100年 駒井哲郎展 Part 2 駒井哲郎と瀧口修造」
会期=2022年2月8日(火)~26日(土) 11:00-19:00 ※日・月・祝日は休廊
2020年6月16日~7月11日、駒井哲郎(1920-1976)の生誕100年を記念して「Part1 若き日の作家とパトロン」を開催しましたが、コロナウイルスという思わぬ事態に遭遇し、予約制+WEB展という不本意な展示となってしまいました。続くPart 2 も延期に次ぐ延期でしたが、ようやく二年遅れですが開催にこぎつけました。
昨日の初日、最初の客は あがた森魚 さんでした。
あがたさん「作品の前で少し歌っていいかなあ」
亭主(驚いて)「も、も、もちろんです。ぜひお願いします」
かくして駒井哲郎、瀧口修造作品の前であがた森魚のコンサートが。
居合わせたのはスタッフと3月の個展の打合せで来ていた建築家の佐藤研吾さん、展示を撮影していたコラージの塩野哲也さん、そしてたったお一人、幸運な男性客ひとり。

歌の合間に漏らしたあがた森魚語録:
・詩画集『人それを呼んで反歌という』を見ながら、「駒井さんのこのタッチがたまらないですね」
・「明日から(ツアーで)北海道へ行くんで、今日一日空いていたから来た。こういうのって行きそびれるんだよね。」
・「内省というか自分を内側に置いていくみたいな表現性が僕は好きなんだ。駒井さんもそういう作家だと思う。自分が静かに色んなこと考えたいときに駒井さんの作品はやっぱり相照らしてくれるから。」
・「内側を感じさせてくれる作品は最後落ち着くよね。」

銅版画の詩人と謳われた駒井先生の展覧会に相応しいオープニングとなりました。
今回の「Part2 駒井哲郎と瀧口修造」では駒井の代表作とともに、その才能にいち早く注目した詩人・評論家の瀧口修造を中心に、駒井が影響を受けた作家たちの作品も合わせてご覧いただきます。56頁にわたるカタログも刊行し、作家、作品について栗田秀法先生、土渕信彦さんが詳述していますので、ぜひお手にとってください。
「Part1 若き日の作家とパトロン」については、
栗田秀法/2020年6月13日ブログ/「生誕100年 駒井哲郎展 Part1若き日の作家とパトロン」に寄せて/前編
栗田秀法/2020年6月16日ブログ/「生誕100年 駒井哲郎展 Part1若き日の作家とパトロン」に寄せて/後編 をお読みください。
本日は、Part 2 の出品全作品をご紹介します。No.は今回ときの忘れものより刊行した『生誕100年 駒井哲郎展』のカタログ番号です(No.1~15はPart1 の、No.16~36がPart 2 の出品番号)。
●駒井哲郎
No.16-1~No.16-16
詩画集『人それを呼んで反歌という』
画・駒井哲郎
詩・安東次男
発行:エスパース画廊
1966年9月15日
全17折(本文二つ折り無綴)/詩9篇/銅版画全16点(表紙・空押し・奥付含)
見開き5枚:表紙/夕立/厨房にて/食卓にて/夏の終わりに/人それを呼んで反歌という
三つ折り1枚:年齢について(駒井の銅版画で最も大きな作品)
フランス装 無綴 帙 布装箱、奥付に両署名入
35×26cm
限定:43/60
都美No.195-210、美術出版社No.190-205
No.16-1
表紙
1965年
銅版(リフトグランド・エッチング、アクアチント〈2版2色〉)
イメージサイズ:34.0×53.7 cm
紙サイズ:50.2×65.9 cm
都美No.195、美術出版社No.190
*駒井哲郎は多くの文学者と詩画集などを作りましたが、安東とのこの詩画集は生涯の代表作でしょう。どのような色で刷るかについても安東の強い希望が反映されており、一方で駒井の作品を見て安東も詩を書き直すなど文字通りのコラボレーションの精華でした。全16点、たとう、ケースとも完全セットは稀少です。
No.16-2
扉
1965年
34.0×53.7 cm
No.16-3
目次
1965年
34.0×53.7 cm
No.16-4
PL.1 詩人の肖像
1966年
銅版(エッチング、アクアチント)
6.6×11.9 cm / 32.9×50.0 cm
都美No.196、美術出版社No.191
No.16-5
PL.3 小鳥(この詩画集に参加した画家のイメージ)
1966年(世田谷美術館1965年とあり)
銅版(ディープ・エッチ、リフトグランド・エッチング)
9.4×10.3 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.198、美術出版社No.193
No.16-5
PL.2 カタツムリ(この詩画集に参加した詩人のイメージ)
1966年
銅版(リフトグランド・エッチング、ディープ・エッチ、アクアチント、エッチング)
10.4×9.4 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.197、美術出版社No.192
No.16-6
PL.4 残雪譜
1965年
銅版(エッチング、リフトグランド・エッチング、アクアチント〈2版2色〉)
26.9×20.5 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.199、美術出版社No.194
No.16-7
PL.5 鎮魂歌
1965年
銅版(エッチング)
27.0×20.4 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.200、美術出版社No.195
No.16-8
PL.6 年齢について
1966年
銅版(エッチング、ドライポイント *ルーレット)
29.2×72.1 cm / 32.8×75.9 cm
都美No.201、美術出版社No.196
No.16-9
年齢について
1966年
6.5×8.0 cm / 32.8×50.0 cm
No.16-10
PL.7 夕立
1965年
銅版(リフトグランド・エッチング)
11.2×11.8 cm / 32.8×50.4 cm
都美No.202、美術出版社No.197
No.16-11
PL.8 夕立
1966年
銅版(リフトグランド・エッチング、サンドペーパーによるエッチング、エッチング〈2版2色〉)
27.0×44.2 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.203、美術出版社No.198
No.16-12
PL.9 厨房にて
1966年
銅版(リフトグランド・エッチング、一部エンボス)
32.8×50.0 cm
都美No.204、美術出版社No.199
No.16-13
PL.10 食卓にて、夏の終りに
1965年
27.0×44.2 cm / 32.8×51.2 cm
No.16-14
PL.10 食卓にて、夏の終りに
1965年
銅版(エッチング、リフトグランド・エッチング)
27.0×44.2cm / 32.8×51.2 cm
都美No.205、美術出版社No.200
No.16-15
PL.11 腐刻画
1966年
銅版(エッチング)
26.9×16.6 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.206、美術出版社No.201
No.16-16
PL.12 人それを呼んで反歌という
1965年
銅版(サンドペーパーによるエッチング)
32.8×50.0 cm
都美No.207、美術出版社No.202
No.16-17
PL.13 枝おろし
1966年
銅版(エッチング、アクアチント〈2版2色〉)
26.9×20.5 cm / 32.8×50.3 cm
都美No.208、美術出版社No.203
No.16-18
PL.14 [ 無題]
1965年
銅版(リフトグランド・エッチング〈エンボス〉)
26.9×20.4 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.209、美術出版社No.204
No.16-19
PL.15 小犬
1966年
銅版(エッチング)
6.5×8.0 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.210、美術出版社No.205
---------------------------
No.17 駒井哲郎 《時間の玩具》
1970年
銅版(サンドペーパーによるエッチング〈1版多色〉)
38.5×23.0cm/49.0×32.3cm
3/30 サインあり
都美No.248、美術出版社No.166
No.18 駒井哲郎《恩地孝四郎頌》
1974年
銅版(エッチング、アクアチント〈雁皮刷〉)
20.7×10.0cm/38.3×28.3cm
Ep. d'artiste サインあり
都美No.318、美術出版社No.309
No.19~No.22 駒井哲郎『日本の四季』シリーズ
駒井哲郎『日本の四季』
1975年6月10日
北辰画廊刊行
銅版画4点所収

No.19 駒井哲郎 《丘 <日本の四季>より春》
1975年
銅版(エッチング)
25.5×23.5cm/44.0×34.0cm
7/30
サインあり
都美No.328、美術出版社No.319
No.20 駒井哲郎《岩礁 <日本の四季>より夏》
1975年
銅版(エッチング〈雁皮刷〉)
25.5×23.5cm/44.0×34.0cm
7/30
サインあり
都美No.329、美術出版社No.320
No.21 駒井哲郎《樹木<日本の四季>より秋》
1975年
銅版(エッチング)
25.5×23.5cm/44.0×34.0cm
7/30
サインあり
都美No.330、美術出版社No.321
No.22 駒井哲郎《影<日本の四季>より冬》
1975年
銅版(エッチング〈雁皮刷〉)
25.5×23.5cm/44.0×34.0cm
7/30
サインあり
都美No.331、美術出版社No.322
●瀧口修造
No.23 瀧口修造《Ⅴ- 04》
墨、紙
32.5x24.5cm/35.5x25.0cm
No.24 瀧口修造《Ⅴ- 08》
1962年
水彩、インク、紙
33.5×21.0cm/37.5×29.0cm
裏面に年記、タイトルあり
No.25 瀧口修造《Ⅴ- 12》
デカルコマニー、紙
9.3×11.7cm/9.8×13.7cm
No.26 瀧口修造《Ⅴ- 21》
デカルコマニー、紙
19.7x13.7cm/19.7x13.7cm
No.27 瀧口修造《Ⅴ- 31》
デカルコマニー、紙
12.5x7.6cm/17.8x12.8cm
No.28 瀧口修造《Ⅴ- 44》
"デカルコマニー、紙
※『瀧口修造の造形的実験』(2001年)No.207と対
14.5x11.2cm/26.1x19.4cm
●オディロン・ルドン Odilon REDON
No.29 オディロン・ルドン《ベアトリーチェ》
1897年
カラーリトグラフ
33.0×29.5cm/51.6×38.4cm
Ed.100
※レゾネNo.168(Andre Mellerio "ODILON REDON Les Estampes - The Graphic Work Catalogue Raisonne" 2001 ALAN WOFSY FINE ARTS)
No.30 オディロン・ルドン《子供の顔と花》
1897年
モノクロリトグラフ
25.0×21.0cm/59.7×45.0cm
Ed.50
サインあり
※レゾネNo.169(Andre Mellerio "ODILON REDON Les Estampes - The Graphic Work Catalogue Raisonne" 2001 ALAN WOFSY FINE ARTS)
●長谷川潔
No.31 長谷川潔《樹と村の小寺院》
1959年
銅版(エッチング)
33.5x24.0cm/51.5x38.0cm
28/100
※レゾネNo.313(玲風書房)
No.32 長谷川潔《ヴォルクスの村》
1927年
銅版(メゾチント)
20.1×28.0cm/33.0×46.0cm
11/50
サインあり
※レゾネNo.192-1(玲風書房)
●恩地孝四郎
No.33 恩地孝四郎《水浴》
1929年
木版
21.4x14.8cm/21.4×14.8cm
※『恩地孝四郎版画集』No.125(1975年 形象社)
No.34 恩地孝四郎『月映VI』より《抒情 慈に泪す》
1915年
木版
13.8×9.5cm/24.8×17.8cm
※『恩地孝四郎版画集』No.48(1975年 形象社)
●パウル・クレー Paul KLEE
No.35 パウル・クレー《三つの頭》
1919年
リトグラフ
13.1×14.8cm/19.7×23.4cm
版上サイン
1919年に刊行された『Munchner Blatter』(ミュンヘナー・ブレッター)という雑誌に挿入するために制作されたもので、第1巻第3号(33~48ページ)の38ページに挿入。
No.36 パウル・クレー《恐ろしい夢》
1919年 リトグラフ
20.1×13.6cm/28.2×22.5cm
版上サイン
※コンフェルドのレゾネNo.76(クレーによる作品No.212)
※1919年に刊行された『Munchner Blatter』(ミュンヘナー・ブレッター)という雑誌に挿入するために制作されたもので、
a)別刷りの100部(裏にテキストの印刷のないもの)と、
b)雑誌に挿入されたもの(裏にテキストが印刷されたもの、部数は不明)の2種類があり、
a版、b版ともにサインは刷込み(版上サイン)です。
発行者:Georg Muller Verlag, Munich
摺師:Dr. C. Wolf & Sohn, Munich
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●「生誕100年 駒井哲郎展 Part 2 駒井哲郎と瀧口修造」
会期=2022年2月8日(火)~26日(土) 11:00-19:00 ※日・月・祝日は休廊
2月9日ブログに出品全作品の画像、データ、価格を掲載しました。


「生誕100年 駒井哲郎展」カタログ
1,540円(税込み)+送料250円
A5変形、56ページ、
出品/駒井哲郎、瀧口修造、恩地孝四郎、長谷川潔、オディロン・ルドン、パウル・クレー
執筆/栗田秀法、土渕信彦
編集・デザイン/柴田卓
発行/ときの忘れもの
2020年に銅版画の詩人と謳われた駒井哲郎(1920-1976)の生誕100年の記念展「Part1 若き日の作家とパトロン」を開催しました。
今回の「Part2 駒井哲郎と瀧口修造」では詩人・安東次男との詩画集『人それを呼んで反歌という』全点を展示するほか、その才能にいち早く注目した詩人・評論家の瀧口修造など駒井が影響を受けた作家たちの作品も合わせてご覧いただきます。画廊では窓を開けはなし換気につとめ、検温、マスク、消毒、手洗いなど安全万全に万全を期しています。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、企画展の開催、版画のエディション、美術書の編集等を行なっています。WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
JR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
会期=2022年2月8日(火)~26日(土) 11:00-19:00 ※日・月・祝日は休廊
2020年6月16日~7月11日、駒井哲郎(1920-1976)の生誕100年を記念して「Part1 若き日の作家とパトロン」を開催しましたが、コロナウイルスという思わぬ事態に遭遇し、予約制+WEB展という不本意な展示となってしまいました。続くPart 2 も延期に次ぐ延期でしたが、ようやく二年遅れですが開催にこぎつけました。
昨日の初日、最初の客は あがた森魚 さんでした。
あがたさん「作品の前で少し歌っていいかなあ」
亭主(驚いて)「も、も、もちろんです。ぜひお願いします」
かくして駒井哲郎、瀧口修造作品の前であがた森魚のコンサートが。
居合わせたのはスタッフと3月の個展の打合せで来ていた建築家の佐藤研吾さん、展示を撮影していたコラージの塩野哲也さん、そしてたったお一人、幸運な男性客ひとり。

歌の合間に漏らしたあがた森魚語録:
・詩画集『人それを呼んで反歌という』を見ながら、「駒井さんのこのタッチがたまらないですね」
・「明日から(ツアーで)北海道へ行くんで、今日一日空いていたから来た。こういうのって行きそびれるんだよね。」
・「内省というか自分を内側に置いていくみたいな表現性が僕は好きなんだ。駒井さんもそういう作家だと思う。自分が静かに色んなこと考えたいときに駒井さんの作品はやっぱり相照らしてくれるから。」
・「内側を感じさせてくれる作品は最後落ち着くよね。」

銅版画の詩人と謳われた駒井先生の展覧会に相応しいオープニングとなりました。
今回の「Part2 駒井哲郎と瀧口修造」では駒井の代表作とともに、その才能にいち早く注目した詩人・評論家の瀧口修造を中心に、駒井が影響を受けた作家たちの作品も合わせてご覧いただきます。56頁にわたるカタログも刊行し、作家、作品について栗田秀法先生、土渕信彦さんが詳述していますので、ぜひお手にとってください。
「Part1 若き日の作家とパトロン」については、
栗田秀法/2020年6月13日ブログ/「生誕100年 駒井哲郎展 Part1若き日の作家とパトロン」に寄せて/前編
栗田秀法/2020年6月16日ブログ/「生誕100年 駒井哲郎展 Part1若き日の作家とパトロン」に寄せて/後編 をお読みください。
本日は、Part 2 の出品全作品をご紹介します。No.は今回ときの忘れものより刊行した『生誕100年 駒井哲郎展』のカタログ番号です(No.1~15はPart1 の、No.16~36がPart 2 の出品番号)。
●駒井哲郎
No.16-1~No.16-16
詩画集『人それを呼んで反歌という』
画・駒井哲郎
詩・安東次男
発行:エスパース画廊
1966年9月15日
全17折(本文二つ折り無綴)/詩9篇/銅版画全16点(表紙・空押し・奥付含)
見開き5枚:表紙/夕立/厨房にて/食卓にて/夏の終わりに/人それを呼んで反歌という
三つ折り1枚:年齢について(駒井の銅版画で最も大きな作品)
フランス装 無綴 帙 布装箱、奥付に両署名入
35×26cm
限定:43/60
都美No.195-210、美術出版社No.190-205
No.16-1表紙
1965年
銅版(リフトグランド・エッチング、アクアチント〈2版2色〉)
イメージサイズ:34.0×53.7 cm
紙サイズ:50.2×65.9 cm
都美No.195、美術出版社No.190
*駒井哲郎は多くの文学者と詩画集などを作りましたが、安東とのこの詩画集は生涯の代表作でしょう。どのような色で刷るかについても安東の強い希望が反映されており、一方で駒井の作品を見て安東も詩を書き直すなど文字通りのコラボレーションの精華でした。全16点、たとう、ケースとも完全セットは稀少です。
No.16-2扉
1965年
34.0×53.7 cm
No.16-3目次
1965年
34.0×53.7 cm
No.16-4 PL.1 詩人の肖像
1966年
銅版(エッチング、アクアチント)
6.6×11.9 cm / 32.9×50.0 cm
都美No.196、美術出版社No.191
No.16-5PL.3 小鳥(この詩画集に参加した画家のイメージ)
1966年(世田谷美術館1965年とあり)
銅版(ディープ・エッチ、リフトグランド・エッチング)
9.4×10.3 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.198、美術出版社No.193
No.16-5
PL.2 カタツムリ(この詩画集に参加した詩人のイメージ)
1966年
銅版(リフトグランド・エッチング、ディープ・エッチ、アクアチント、エッチング)
10.4×9.4 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.197、美術出版社No.192
No.16-6PL.4 残雪譜
1965年
銅版(エッチング、リフトグランド・エッチング、アクアチント〈2版2色〉)
26.9×20.5 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.199、美術出版社No.194
No.16-7PL.5 鎮魂歌
1965年
銅版(エッチング)
27.0×20.4 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.200、美術出版社No.195
No.16-8PL.6 年齢について
1966年
銅版(エッチング、ドライポイント *ルーレット)
29.2×72.1 cm / 32.8×75.9 cm
都美No.201、美術出版社No.196
No.16-9年齢について
1966年
6.5×8.0 cm / 32.8×50.0 cm
No.16-10PL.7 夕立
1965年
銅版(リフトグランド・エッチング)
11.2×11.8 cm / 32.8×50.4 cm
都美No.202、美術出版社No.197
No.16-11PL.8 夕立
1966年
銅版(リフトグランド・エッチング、サンドペーパーによるエッチング、エッチング〈2版2色〉)
27.0×44.2 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.203、美術出版社No.198
No.16-12PL.9 厨房にて
1966年
銅版(リフトグランド・エッチング、一部エンボス)
32.8×50.0 cm
都美No.204、美術出版社No.199
No.16-13PL.10 食卓にて、夏の終りに
1965年
27.0×44.2 cm / 32.8×51.2 cm
No.16-14PL.10 食卓にて、夏の終りに
1965年
銅版(エッチング、リフトグランド・エッチング)
27.0×44.2cm / 32.8×51.2 cm
都美No.205、美術出版社No.200
No.16-15PL.11 腐刻画
1966年
銅版(エッチング)
26.9×16.6 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.206、美術出版社No.201
No.16-16PL.12 人それを呼んで反歌という
1965年
銅版(サンドペーパーによるエッチング)
32.8×50.0 cm
都美No.207、美術出版社No.202
No.16-17PL.13 枝おろし
1966年
銅版(エッチング、アクアチント〈2版2色〉)
26.9×20.5 cm / 32.8×50.3 cm
都美No.208、美術出版社No.203
No.16-18PL.14 [ 無題]
1965年
銅版(リフトグランド・エッチング〈エンボス〉)
26.9×20.4 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.209、美術出版社No.204
No.16-19PL.15 小犬
1966年
銅版(エッチング)
6.5×8.0 cm / 32.8×50.0 cm
都美No.210、美術出版社No.205
---------------------------
No.17 駒井哲郎 《時間の玩具》1970年
銅版(サンドペーパーによるエッチング〈1版多色〉)
38.5×23.0cm/49.0×32.3cm
3/30 サインあり
都美No.248、美術出版社No.166
No.18 駒井哲郎《恩地孝四郎頌》1974年
銅版(エッチング、アクアチント〈雁皮刷〉)
20.7×10.0cm/38.3×28.3cm
Ep. d'artiste サインあり
都美No.318、美術出版社No.309
No.19~No.22 駒井哲郎『日本の四季』シリーズ
駒井哲郎『日本の四季』1975年6月10日
北辰画廊刊行
銅版画4点所収

No.19 駒井哲郎 《丘 <日本の四季>より春》1975年
銅版(エッチング)
25.5×23.5cm/44.0×34.0cm
7/30
サインあり
都美No.328、美術出版社No.319
No.20 駒井哲郎《岩礁 <日本の四季>より夏》1975年
銅版(エッチング〈雁皮刷〉)
25.5×23.5cm/44.0×34.0cm
7/30
サインあり
都美No.329、美術出版社No.320
No.21 駒井哲郎《樹木<日本の四季>より秋》1975年
銅版(エッチング)
25.5×23.5cm/44.0×34.0cm
7/30
サインあり
都美No.330、美術出版社No.321
No.22 駒井哲郎《影<日本の四季>より冬》1975年
銅版(エッチング〈雁皮刷〉)
25.5×23.5cm/44.0×34.0cm
7/30
サインあり
都美No.331、美術出版社No.322
●瀧口修造
No.23 瀧口修造《Ⅴ- 04》墨、紙
32.5x24.5cm/35.5x25.0cm
No.24 瀧口修造《Ⅴ- 08》1962年
水彩、インク、紙
33.5×21.0cm/37.5×29.0cm
裏面に年記、タイトルあり
No.25 瀧口修造《Ⅴ- 12》デカルコマニー、紙
9.3×11.7cm/9.8×13.7cm
No.26 瀧口修造《Ⅴ- 21》デカルコマニー、紙
19.7x13.7cm/19.7x13.7cm
No.27 瀧口修造《Ⅴ- 31》デカルコマニー、紙
12.5x7.6cm/17.8x12.8cm
No.28 瀧口修造《Ⅴ- 44》"デカルコマニー、紙
※『瀧口修造の造形的実験』(2001年)No.207と対
14.5x11.2cm/26.1x19.4cm
●オディロン・ルドン Odilon REDON
No.29 オディロン・ルドン《ベアトリーチェ》 1897年
カラーリトグラフ
33.0×29.5cm/51.6×38.4cm
Ed.100
※レゾネNo.168(Andre Mellerio "ODILON REDON Les Estampes - The Graphic Work Catalogue Raisonne" 2001 ALAN WOFSY FINE ARTS)
No.30 オディロン・ルドン《子供の顔と花》 1897年
モノクロリトグラフ
25.0×21.0cm/59.7×45.0cm
Ed.50
サインあり
※レゾネNo.169(Andre Mellerio "ODILON REDON Les Estampes - The Graphic Work Catalogue Raisonne" 2001 ALAN WOFSY FINE ARTS)
●長谷川潔
No.31 長谷川潔《樹と村の小寺院》1959年
銅版(エッチング)
33.5x24.0cm/51.5x38.0cm
28/100
※レゾネNo.313(玲風書房)
No.32 長谷川潔《ヴォルクスの村》1927年
銅版(メゾチント)
20.1×28.0cm/33.0×46.0cm
11/50
サインあり
※レゾネNo.192-1(玲風書房)
●恩地孝四郎
No.33 恩地孝四郎《水浴》 1929年
木版
21.4x14.8cm/21.4×14.8cm
※『恩地孝四郎版画集』No.125(1975年 形象社)
No.34 恩地孝四郎『月映VI』より《抒情 慈に泪す》1915年
木版
13.8×9.5cm/24.8×17.8cm
※『恩地孝四郎版画集』No.48(1975年 形象社)
●パウル・クレー Paul KLEE
No.35 パウル・クレー《三つの頭》 1919年
リトグラフ
13.1×14.8cm/19.7×23.4cm
版上サイン
1919年に刊行された『Munchner Blatter』(ミュンヘナー・ブレッター)という雑誌に挿入するために制作されたもので、第1巻第3号(33~48ページ)の38ページに挿入。
No.36 パウル・クレー《恐ろしい夢》 1919年 リトグラフ
20.1×13.6cm/28.2×22.5cm
版上サイン
※コンフェルドのレゾネNo.76(クレーによる作品No.212)
※1919年に刊行された『Munchner Blatter』(ミュンヘナー・ブレッター)という雑誌に挿入するために制作されたもので、
a)別刷りの100部(裏にテキストの印刷のないもの)と、
b)雑誌に挿入されたもの(裏にテキストが印刷されたもの、部数は不明)の2種類があり、
a版、b版ともにサインは刷込み(版上サイン)です。
発行者:Georg Muller Verlag, Munich
摺師:Dr. C. Wolf & Sohn, Munich
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●「生誕100年 駒井哲郎展 Part 2 駒井哲郎と瀧口修造」
会期=2022年2月8日(火)~26日(土) 11:00-19:00 ※日・月・祝日は休廊
2月9日ブログに出品全作品の画像、データ、価格を掲載しました。


「生誕100年 駒井哲郎展」カタログ
1,540円(税込み)+送料250円
A5変形、56ページ、
出品/駒井哲郎、瀧口修造、恩地孝四郎、長谷川潔、オディロン・ルドン、パウル・クレー
執筆/栗田秀法、土渕信彦
編集・デザイン/柴田卓
発行/ときの忘れもの
2020年に銅版画の詩人と謳われた駒井哲郎(1920-1976)の生誕100年の記念展「Part1 若き日の作家とパトロン」を開催しました。
今回の「Part2 駒井哲郎と瀧口修造」では詩人・安東次男との詩画集『人それを呼んで反歌という』全点を展示するほか、その才能にいち早く注目した詩人・評論家の瀧口修造など駒井が影響を受けた作家たちの作品も合わせてご覧いただきます。画廊では窓を開けはなし換気につとめ、検温、マスク、消毒、手洗いなど安全万全に万全を期しています。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、企画展の開催、版画のエディション、美術書の編集等を行なっています。WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
JR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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