<阿部勤先生、お亡くなりになられたことを先ほど知りました。
突然のことに言葉が出ません。
あんなに矍鑠としていらしたのに、もうお会いできないと思うとあまりに辛いです。
建築ももちろんですが、なによりも魅力的なお人柄でした。
中心のある家にお邪魔したあの日は、わたしたち家族の永遠の宝物です。
改めて、貴重なご縁をいただきありがとうございます。
(20230117/ポルトガルの佐藤圭多さんのメールより)>
<https://photos.app.goo.gl/kk5AGjARXiB5Uq8w6
木造ドミノのイベントに便乗して阿部勤さんの自邸を一昨年の5月に見学させていただいたときの写真。コレクションしてるものをひとつひとつ丁寧にご説明いただきました。空間と置かれたものと住まい手が完全に調和している最高の住宅でした。ご冥福をお祈り致します。
(20230113/i+i設計事務所 飯塚豊さんのtwitterより)>
<https://100life.jp/architecture/22081/
阿部勤さん、お亡くなりになったのですね。
「中心のある家」憧れでした。
あの有名なデイベッドで静かにお昼寝される阿部勤さんを想いながらご冥福を祈ります。
ルイス・バラガン自邸然り、阿部勤自邸然り、名建築には名庭園が付き物です。計算され尽くしているにも関わらず、野の庭園を装った庭が好きです。子供の頃から庭好きなのですが、最近は管理が大変という理由で庭らしい庭を作らない素っ裸みたいな住宅が増えて残念。緑のある住宅が好きなのです。
(20230118/小池一子さんのtwitterより)>
<遅ればせながら、阿部勤さんの訃報に触れて。学生時代、住宅特集で見た中心のある家の写真に衝撃を受けて、居ても立っても居られず、知人を辿って訪問の機会を得た。そこに存在するもの全てが美しかった。悲しいけれど、間違いなく影響を受け続けていく。心より、ご冥福をお祈りいたします。
キッチンは調理器具から食器から調味料まで、わざとらしくなく、総体として美しい。生活の中の雑然を許容する、建築とモノの理想的な関係。
もはや語り尽くされている感もあるが、四角い土地に、45度振って配置された四角い建物。その隙間に生い茂る植生。建て込んだ住宅地にあって、ここまで豊かな環境が生み出せるのかと、感動とともに、何か建築を続けるにあたっての勇気をもらったような感覚があった。
(20230118/Hiroyuki SATO | 佐藤寛之設計さんのtwitterより)>
<阿部勤さんの訃報を目にしてから、アトリエに伺ったときのことを思い返しています。
設計した住宅(Gray ravine)の現場に通っていたときに
祐天寺の駅から向かうときにアルテックの前をいつも通りかかっていたので
ご連絡してみたところ、遊びにいらっしゃい、とお招き頂きました。
そのあと、スタッフの皆さんと一緒のランチにも混ぜていただきました。
その後、竣工した住宅にも(これはその時の写真です)。
緊張しつつご案内しましたが、「共感する部分が多い」とありがたいコメントをいただきました。
ご冥福をお祈り致します。
(20230119/廣部剛司さんのtwitterより)>
<このところ、寝しなに阿部勤さんの本を開いては、その味わいのある自邸の様子を堪能していたのですが、今月11日にお亡くなりになっていたことを知りました。主なきその家がどうなってゆくのか思い、また人と家のハーモニーは一期一会の関係と思ってみたり…。
https://youtu.be/Uv0xPZyfztU
(20230119/torakoさんのtwitterより)>
<フォロワーさんづたいに阿部勤さんの訃報を知った。
私が阿部勤さんを知ったのは最近のこと。地元の個性的な団地「岡山県営住宅中庄団地」について調べていて、設計者のひとりが阿部さんだったから。有名な自邸のことを知ったのはその後だった。最近読んだ阿部さん寄稿のnote
(20230120/madokayukiさんのtwitterより)>
<見ず知らずのワカゾーの話に耳を傾けてくださり、担当案件に加え走り書き的なプランまでも見て頂きご馳走までも。。。その節はありがとうございました。赤ペンで添削頂いたあの時間が夢のようです。建築への深さ、いい意味での人間臭さ。素敵な方でした。ご冥福をお祈り申し上げます。
(20230122/岩﨑設計店さんのtwitterより)>
<建築家の阿部勤さんが今月逝去されてしまったので、自分の記憶に留めたく昨年に出版された自邸の書籍買った。
とても憧れている住宅なのでいつか見る機会があるといいな...。
(20230125/ぴちこ🐰さんのtwitterより)>
<遅ればせながら建築家の阿部勤さんの訃報を知る……自邸の中心のある家はあこがれのおうちで、カール・ラーションの言葉「正しく古いものは永遠に新しい」を知ったのも阿部さんの本から。寂しい。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
(20230125/かやこ🐾さんのtwitterより)>
*画廊亭主敬白
年末に磯崎新先生の訃報があり呆然としている中、1月10日阿部勤先生が亡くなられました。
いつもカッコいいジーンズ姿で毎回の展覧会には必ずいらしていただいていたのですが、昨秋からご無沙汰でした。所沢のご自宅(中心のある家)を暖かくなったらまたお訪ねしようと思っていたところでした。

左から建築家の室伏次郎先生ご夫妻、阿部勤先生、亭主
2015年12月18日ときの忘れもの(青山)にて
阿部先生は青山時代から私どものお客様で、長年過ごした青山が地上げにあってしまい途方にくれていたとき、ご自分が設計した駒込の住宅をご紹介していただきました。
ときの忘れものが今あるのは阿部先生のおかげです。
●「中心のある家」阿部勤邸を訪ねて/20180504ブログより抜粋

建築家の阿部勤先生の自邸を訪問しました。ときの忘れものの現ギャラリーの建物を設計してくださった先生です。
自邸「中心のある家」は東京国立近代美術館で開催された「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」(2017年7月19日―10月29日)にも模型が出品されていました。

阿部邸平面図。1-2階はコンクリート造で2階の途中から木造になっている「混構造」。
コンクリートのシックな壁に木彫りの扉(タイから運んだとか)が映えます。扉を開けてくれる阿部先生。玄関から階段が近くすぐに2階へ上がれます。
2階の作業スペースと奥にはベッド。
窓から空と緑が見える開放的な空間。大人5人が部屋を探索。それでも狭い印象を与えないのは大きな窓があるから。
そしてこれがかのペニンシュラキッチン。半島のように突き出したキッチンはとても使い勝手がいいです。実際、この日キッチンを拝借し料理をしたのですが動線が短くて作業効率があがるような作りになっています。
建物内部を撮影する植田実先生と奥で料理の手伝いをする尾立麗子。
阿部先生がハモンセラーノを振舞ってくれました。
阿部先生のお料理はシンプルで飽きない素材をいかしたもの。

庭は人工的な手入れを感じさせない素朴なつくり。

左から新澤、尾立、植田実先生、画廊亭主、そして阿部勤先生。
阿部先生の自邸は中山美穂さん主演の映画「蝶の眠り」の舞台にも使われました。
植田実先生のエッセイ「映画『蝶の眠り』からの住宅論」をお読みください。
Cozy Houses in JAPAN様のYouTubeチャンネルでも紹介されています。
YouTube「【ルームツアー】コンクリートと木の家|阿部勤|中心のある家|築47年|建築家の家」
ウエブ上には阿部先生をご紹介する記事がたくさんありますが、亭主が感銘を受けたインタビューをご紹介します(February 15, 2022 text & film edited by: 吉岡英二)。
住まいは買うモノではなく、一緒に創るモノ。建築家・阿部勤の美徳。(1/4)
https://www.mocmmxw.com/read/interview-tsutomu-abe-1
変わるモノと、変わらないモノ。そして変わってはいけないモノ。正しく古いものは、永遠に新しい。(2/4)
https://www.mocmmxw.com/read/interview-tsutomu-abe-2
モノがない時代の豊かな生活。建築家・阿部勤のルーツ。(3/4)
https://www.mocmmxw.com/read/interview-tsutomu-abe-3/
住まい手を取り巻く環境から、そのあるべき姿を探し出す。阿部勤の考える品格。(4/4)
https://www.mocmmxw.com/read/interview-tsutomu-abe-4
■阿部勤(あべ つとむ)
1936年東京都生まれ。1960年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、坂倉準三建築研究所入所。北野邸、佐賀県体育館、呉市民会館、ホテル三愛、神奈川県庁舎、タイ国文部省の要請により、農業高等学校、工業高等学校、及びカレッジ25校の設計管理に従事。戸尾任宏、室伏次郎と主宰した株式会社アーキヴィジョン建築研究所を経て、1984年室伏次郎と共に株式会社アルテックを設立。1985年「蓼科荘レーネサイドスタンレー」にて第4回日本建築家協会新人賞受賞。「私の家」「五本木ハウス」「美しが丘の家」「賀川豊彦記念松澤資料館」「スタンレー電気技術研究所」「桜台の家」で個人事務所として最多6度の「建築25年賞」受賞。著書に『現代建築/空間と方法2』(1986同朋舎)、『中心のある家 (くうねるところにすむところ―子どもたちに伝えたい家の本)(2005インデックス・コミュニケーションズ)、『暮らしを楽しむキッチンのつくり方』(2014 彰国社)、『中心のある家 建築家・阿部勤自邸の50年』(2022 学芸出版社)他。早稲田大学理工学部建築学科非常勤講師、東京芸術大学芸術学部非常勤講師、女子美術大学非常勤講師、日本大学芸術学部非常勤講師を歴任。2023年1月10日死去。
阿部先生、たいへん長い間、お世話になりました。
スタッフ一同、心よりご冥福をお祈りしています。
ありがとうございました。
●『中心のある家 建築家・阿部勤 自邸の50年』

著:阿部勤 写真:藤塚光政
体裁:A4変・140頁
価格:4,400円(税込)+ 送料250円
発行日:2022年9月25日
装丁:加藤賢策(LABORATORIES)
発行:株式会社学芸出版社
★オンラインでのご購入はこちらからどうぞ。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

突然のことに言葉が出ません。
あんなに矍鑠としていらしたのに、もうお会いできないと思うとあまりに辛いです。
建築ももちろんですが、なによりも魅力的なお人柄でした。
中心のある家にお邪魔したあの日は、わたしたち家族の永遠の宝物です。
改めて、貴重なご縁をいただきありがとうございます。
(20230117/ポルトガルの佐藤圭多さんのメールより)>
<https://photos.app.goo.gl/kk5AGjARXiB5Uq8w6
木造ドミノのイベントに便乗して阿部勤さんの自邸を一昨年の5月に見学させていただいたときの写真。コレクションしてるものをひとつひとつ丁寧にご説明いただきました。空間と置かれたものと住まい手が完全に調和している最高の住宅でした。ご冥福をお祈り致します。
(20230113/i+i設計事務所 飯塚豊さんのtwitterより)>
<https://100life.jp/architecture/22081/
阿部勤さん、お亡くなりになったのですね。
「中心のある家」憧れでした。
あの有名なデイベッドで静かにお昼寝される阿部勤さんを想いながらご冥福を祈ります。
ルイス・バラガン自邸然り、阿部勤自邸然り、名建築には名庭園が付き物です。計算され尽くしているにも関わらず、野の庭園を装った庭が好きです。子供の頃から庭好きなのですが、最近は管理が大変という理由で庭らしい庭を作らない素っ裸みたいな住宅が増えて残念。緑のある住宅が好きなのです。
(20230118/小池一子さんのtwitterより)>
<遅ればせながら、阿部勤さんの訃報に触れて。学生時代、住宅特集で見た中心のある家の写真に衝撃を受けて、居ても立っても居られず、知人を辿って訪問の機会を得た。そこに存在するもの全てが美しかった。悲しいけれど、間違いなく影響を受け続けていく。心より、ご冥福をお祈りいたします。
キッチンは調理器具から食器から調味料まで、わざとらしくなく、総体として美しい。生活の中の雑然を許容する、建築とモノの理想的な関係。
もはや語り尽くされている感もあるが、四角い土地に、45度振って配置された四角い建物。その隙間に生い茂る植生。建て込んだ住宅地にあって、ここまで豊かな環境が生み出せるのかと、感動とともに、何か建築を続けるにあたっての勇気をもらったような感覚があった。
(20230118/Hiroyuki SATO | 佐藤寛之設計さんのtwitterより)>
<阿部勤さんの訃報を目にしてから、アトリエに伺ったときのことを思い返しています。
設計した住宅(Gray ravine)の現場に通っていたときに
祐天寺の駅から向かうときにアルテックの前をいつも通りかかっていたので
ご連絡してみたところ、遊びにいらっしゃい、とお招き頂きました。
そのあと、スタッフの皆さんと一緒のランチにも混ぜていただきました。
その後、竣工した住宅にも(これはその時の写真です)。
緊張しつつご案内しましたが、「共感する部分が多い」とありがたいコメントをいただきました。
ご冥福をお祈り致します。
(20230119/廣部剛司さんのtwitterより)>
<このところ、寝しなに阿部勤さんの本を開いては、その味わいのある自邸の様子を堪能していたのですが、今月11日にお亡くなりになっていたことを知りました。主なきその家がどうなってゆくのか思い、また人と家のハーモニーは一期一会の関係と思ってみたり…。
https://youtu.be/Uv0xPZyfztU
(20230119/torakoさんのtwitterより)>
<フォロワーさんづたいに阿部勤さんの訃報を知った。
私が阿部勤さんを知ったのは最近のこと。地元の個性的な団地「岡山県営住宅中庄団地」について調べていて、設計者のひとりが阿部さんだったから。有名な自邸のことを知ったのはその後だった。最近読んだ阿部さん寄稿のnote
(20230120/madokayukiさんのtwitterより)>
<見ず知らずのワカゾーの話に耳を傾けてくださり、担当案件に加え走り書き的なプランまでも見て頂きご馳走までも。。。その節はありがとうございました。赤ペンで添削頂いたあの時間が夢のようです。建築への深さ、いい意味での人間臭さ。素敵な方でした。ご冥福をお祈り申し上げます。
(20230122/岩﨑設計店さんのtwitterより)>
<建築家の阿部勤さんが今月逝去されてしまったので、自分の記憶に留めたく昨年に出版された自邸の書籍買った。
とても憧れている住宅なのでいつか見る機会があるといいな...。
(20230125/ぴちこ🐰さんのtwitterより)>
<遅ればせながら建築家の阿部勤さんの訃報を知る……自邸の中心のある家はあこがれのおうちで、カール・ラーションの言葉「正しく古いものは永遠に新しい」を知ったのも阿部さんの本から。寂しい。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
(20230125/かやこ🐾さんのtwitterより)>
*画廊亭主敬白
年末に磯崎新先生の訃報があり呆然としている中、1月10日阿部勤先生が亡くなられました。
いつもカッコいいジーンズ姿で毎回の展覧会には必ずいらしていただいていたのですが、昨秋からご無沙汰でした。所沢のご自宅(中心のある家)を暖かくなったらまたお訪ねしようと思っていたところでした。

左から建築家の室伏次郎先生ご夫妻、阿部勤先生、亭主
2015年12月18日ときの忘れもの(青山)にて
阿部先生は青山時代から私どものお客様で、長年過ごした青山が地上げにあってしまい途方にくれていたとき、ご自分が設計した駒込の住宅をご紹介していただきました。
ときの忘れものが今あるのは阿部先生のおかげです。
●「中心のある家」阿部勤邸を訪ねて/20180504ブログより抜粋

建築家の阿部勤先生の自邸を訪問しました。ときの忘れものの現ギャラリーの建物を設計してくださった先生です。
自邸「中心のある家」は東京国立近代美術館で開催された「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」(2017年7月19日―10月29日)にも模型が出品されていました。

阿部邸平面図。1-2階はコンクリート造で2階の途中から木造になっている「混構造」。
コンクリートのシックな壁に木彫りの扉(タイから運んだとか)が映えます。扉を開けてくれる阿部先生。玄関から階段が近くすぐに2階へ上がれます。
2階の作業スペースと奥にはベッド。
窓から空と緑が見える開放的な空間。大人5人が部屋を探索。それでも狭い印象を与えないのは大きな窓があるから。
そしてこれがかのペニンシュラキッチン。半島のように突き出したキッチンはとても使い勝手がいいです。実際、この日キッチンを拝借し料理をしたのですが動線が短くて作業効率があがるような作りになっています。
建物内部を撮影する植田実先生と奥で料理の手伝いをする尾立麗子。
阿部先生がハモンセラーノを振舞ってくれました。
阿部先生のお料理はシンプルで飽きない素材をいかしたもの。
庭は人工的な手入れを感じさせない素朴なつくり。

左から新澤、尾立、植田実先生、画廊亭主、そして阿部勤先生。
阿部先生の自邸は中山美穂さん主演の映画「蝶の眠り」の舞台にも使われました。
植田実先生のエッセイ「映画『蝶の眠り』からの住宅論」をお読みください。
Cozy Houses in JAPAN様のYouTubeチャンネルでも紹介されています。
YouTube「【ルームツアー】コンクリートと木の家|阿部勤|中心のある家|築47年|建築家の家」
ウエブ上には阿部先生をご紹介する記事がたくさんありますが、亭主が感銘を受けたインタビューをご紹介します(February 15, 2022 text & film edited by: 吉岡英二)。
住まいは買うモノではなく、一緒に創るモノ。建築家・阿部勤の美徳。(1/4)
https://www.mocmmxw.com/read/interview-tsutomu-abe-1
変わるモノと、変わらないモノ。そして変わってはいけないモノ。正しく古いものは、永遠に新しい。(2/4)
https://www.mocmmxw.com/read/interview-tsutomu-abe-2
モノがない時代の豊かな生活。建築家・阿部勤のルーツ。(3/4)
https://www.mocmmxw.com/read/interview-tsutomu-abe-3/
住まい手を取り巻く環境から、そのあるべき姿を探し出す。阿部勤の考える品格。(4/4)
https://www.mocmmxw.com/read/interview-tsutomu-abe-4
■阿部勤(あべ つとむ)
1936年東京都生まれ。1960年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、坂倉準三建築研究所入所。北野邸、佐賀県体育館、呉市民会館、ホテル三愛、神奈川県庁舎、タイ国文部省の要請により、農業高等学校、工業高等学校、及びカレッジ25校の設計管理に従事。戸尾任宏、室伏次郎と主宰した株式会社アーキヴィジョン建築研究所を経て、1984年室伏次郎と共に株式会社アルテックを設立。1985年「蓼科荘レーネサイドスタンレー」にて第4回日本建築家協会新人賞受賞。「私の家」「五本木ハウス」「美しが丘の家」「賀川豊彦記念松澤資料館」「スタンレー電気技術研究所」「桜台の家」で個人事務所として最多6度の「建築25年賞」受賞。著書に『現代建築/空間と方法2』(1986同朋舎)、『中心のある家 (くうねるところにすむところ―子どもたちに伝えたい家の本)(2005インデックス・コミュニケーションズ)、『暮らしを楽しむキッチンのつくり方』(2014 彰国社)、『中心のある家 建築家・阿部勤自邸の50年』(2022 学芸出版社)他。早稲田大学理工学部建築学科非常勤講師、東京芸術大学芸術学部非常勤講師、女子美術大学非常勤講師、日本大学芸術学部非常勤講師を歴任。2023年1月10日死去。
阿部先生、たいへん長い間、お世話になりました。
スタッフ一同、心よりご冥福をお祈りしています。
ありがとうございました。
●『中心のある家 建築家・阿部勤 自邸の50年』

著:阿部勤 写真:藤塚光政
体裁:A4変・140頁
価格:4,400円(税込)+ 送料250円
発行日:2022年9月25日
装丁:加藤賢策(LABORATORIES)
発行:株式会社学芸出版社
★オンラインでのご購入はこちらからどうぞ。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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