『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier 3』（B版）より　
《68　ミス ブランチ（1988）》　MISS BLANCHE（1988）　
シルクスクリーン　15版13色
限定75部（1／75～75／75）
１番から35番は『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier １』に挿入
36番から45番は『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier ３』B版に挿入（2023年5月刊）
46番から55番は『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier ４』B版に挿入（2024年刊行予定）
56番から65番は『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier ５』B版に挿入（2025年刊行予定）
66番から75番は『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier ６』B版に挿入（2026年刊行予定）

倉俣史朗　Shiro KURAMATA
《倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier 3》
A版　シルクスクリーン 10点組（25部）
B版 《68.ミス ブランチ（1988）》入り11点組（10部）
作者　倉俣史朗
監修　倉俣美恵子、植田実（住まいの図書館出版局編集長）
制作　2022年
技法　シルクスクリーン
用紙　ベランアルシュ紙
サイズ　37.5×48.0cm
シルクスクリーン刷り　石田了一工房・石田了一
限定　35部（1/35～35/35）、
発行　ときの忘れもの
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＊画廊亭主敬白
本日から5月8日（月、休廊日）まで大連休、5月2日（火）と5月6日（土）は通常通り開廊しています。コロナも落ち着いてきたのできっとどこも混むでしょうが、社長と亭主は軽井沢現代美術館で始まった倉俣史朗展に伺うつもりです。
先日、存続が危ぶまれている某デパートに行き久しぶりにネクタイを買いました。ネクタイなんて最後に買ったのはミラノだったからもうン十年前、洋服ダンスに何本も吊るしてあるけれど締めるのはお気に入りの4～5本、それを使いまわししてるものだからそろそろくたびれてきた。若い頃は冠婚葬祭以外にネクタイなんかしなかった。それがなぜ毎日するようになったのか。
高橋昭八郎さんは岩手県生まれの詩人、北園克衛のＶＯＵの同人で、亭主が盛岡詣でしているころ知り合いました。盛岡ではよく知られた文化人でした。定年でお一人になり、お子さんのいる九州唐津に移住されたのですが、ある時上京されて青山時代の画廊に寄ってくださった。
「ワタヌキさん、家族以外に知る人のまったくいない土地に住むとどうなるか。まず朝起きても髭を剃らなくなる。外出しようにも図書館以外、行くところがないから、身だしなみに気がまわらなくなり、ネクタイもしなくなる・・・」
妙にそのときの高橋さんの述懐が頭に残りました。
朝起きて顔を洗い、髭を剃る。Yシャツとネクタイを選び、身だしなみを整える。さあ今日も仕事だ。
会って話ができる人のいる幸せを感じています。

◆連休明けの5月11日～13日の三日間、「倉俣史朗の本とポスター展」を開催しますので、ぜひお出かけください。上掲の《68　ミス ブランチ（1988）》も展示します。


●軽井沢で「倉俣史朗展　カイエ」が始まりました。
会場：軽井沢現代美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2052-2
会期：2023年4月27日（木）～11月23日（木・祝日）
休館日：火曜、水曜 (GW及び、夏期は無休開館

●ときの忘れもの／ゴールデンウイーク期間中の営業日のご案内
5月2日（火）、5月6日（土）は通常通り開廊しています。
4月29日（土）～5月1日（月）、5月3日（水）～5月5日（金）、5月7日（日）～5月8日（月）は休廊いたします。
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