明日3月10日は瑛九の命日です（1960年3月10日没、享年48）。ときの忘れものに勤務していると、誇張ではなく、毎日一度は「瑛九」という名を耳にしているような気がします。

昨年10月からは梅津元先生の連載「瑛九－フォト・デッサンの射程」が始まりました。梅津先生による2013年の伝説のレクチャーが再録されたり、都夫人との貴重なエピソードが紹介されたりと、必見の内容です。

また、昨年秋には瑛九のアトリエこと「ミーニョとヒーチョの家」が取り壊されるというショッキングな出来事もありました。詳しくはスタッフかばたのブログをお読みいただければと思いますが、そんなこんなで浦和から駒込へとやってきたのが庭のマユミの木です。

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雪の降る日にもピンク色の実をつけていたマユミですが、最近その実も枯れ、枝先に冬芽が見られるようになりました。春から順調に葉をつけ、花を咲かせてくれることを願うばかりです。

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マユミの木の下には、「ミーニョとヒーチョの家」からやってきた敷石も。中央は北川太郎の「静けさ」。

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冬芽

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数日前から顔をのぞかせ始めた、緑の葉先らしきもの

なお、現在宮崎県立美術館で開催中のコレクション展には「瑛九の1957年」なるコーナーが設けられているとのこと。お近くにお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。

●宮崎県立美術館「第4期コレクション展」
会期 2024年1月5日(金)～2024年4月9日(火)
会場：宮崎県立美術館
宮崎県宮崎市船塚3-210
時間：10:00～18:00 （最終入場時間 17:30）
休館日：月曜　
※臨時に開・休館することがあります
料金：無料

●本日のお勧めは瑛九です。
qei-229 (1)《二人》
1952年
フォト・デッサンに吹き付け
イメージサイズ：30.3×25.1cm
シートサイズ：30.3×25.1cm
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先（住所）」を明記してください。

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ときの忘れものの建築空間についてはＷＥＢマガジン＜コラージ2017年12月号18～24頁＞に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込５丁目４の１ LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531　
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