谷川晃一先生が3月10日に亡くなられました。
<画家で美術評論家の谷川晃一(たにかわ・こういち)さんが10日、老衰のため死去した。86歳。葬儀・告別式は17日午前11時から、静岡県伊東市吉田1026の2、セレモニーホール白寿で。喪主は長男、竜之(たつゆき)氏。
展覧会を精力的に開催したほか、美術評論集や絵本を多数手がけた。画家でエッセイストとしても活躍した宮迫千鶴さん(平成20年死去)の夫。
(2024年3月11日産経オンラインニュースより)>

1981年6001981年3月1日_ギャラリー方寸_瑛九その夢の方へ_36.jpg1981年3月1日
渋谷区松濤・ギャラリー方寸にて
瑛九 その夢の方へ」展オープニング
中央・谷川晃一先生、右は水口英男さん(現・裾野美術)


谷川晃一先生は亭主が現代版画センターをつくるときに最初から協力してもらった作家であり初期機関誌『画譜』にも寄稿していただきました。
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『画譜』第2号(1974年9月1日・現代版画センター)より ※クリックすると拡大されます

エディション作家のひとりであり、版画センターニュースに長期連載した「様々な戦後美術 私の出会った人々」は一番人気のエッセイでした(後にリブロポートから『毒曜日のギャラリー』 として刊行)。
数年前、個展の会場でお会いしたときに続編を書いてください、とお願いしたのですが、それも叶いませんでした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

「Print Communication 版画センターニュース」No.821982年7月1日
198207版画センターニュース82号-4

198207版画センターニュース82号-5

198109 元永定正、大沢昌助、重田良一、木村利三郎、谷川晃一5人の作家による小版画集 1981
元永定正、大沢昌助、重田良一、木村利三郎、谷川晃一
シルクスクリーン10点セット、限定500部
*現代版画センターエディション
谷川晃一先生の「M市の男」「M市・日没」二点の刷りは、石田了一さん


tanikawa-04谷川晃一《M市の男
1981年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:10.0cm×10.0cm
シートサイズ:15.0cm×15.0cm
Ed.500  サインあり
*現代版画センターエディション

tanikawa-02谷川晃一《宿り木
2019年  紙にアクリル
40.8x31.5cm  サインあり
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●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
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