磯崎新先生の「幻のデビュー作」とも言われる《新宿ホワイトハウス》をめぐって、日本とアメリカの若手建築家たちが「往復書簡/Correspondence」なるプロジェクトを実施していたことを昨年9月のブログでご紹介しました。先月、その総括とも言える記事がウェブサイト「DISTANCE.media」で公開されたようです。

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今回公開された記事の内容は、プロジェクトに参加した8組の建築家たち(「アートフェア東京」で新作を発表してくださった佐藤研吾さんもその一人)が、下記4つの質問に回答することで、プロジェクトにおける取り組みを振り返るというもの。

●1.東京の展覧会ではどのように磯崎新に応答しましたか。
●2.ニューヨークでは何を展示しましたか。
●3.このプロジェクトを通して、磯崎や彼の作品について気づきはありましたか。
●4.半年間、海を隔てた相手と「往復書簡」をしてみてどうでしたか。

それぞれの回答は下記リンクからご覧いただけます(日英併記、編集・翻訳:服部真吏)。

1.山田紗子建築設計事務所(山田紗子/鈴木心)↔Chibbernoonie
2.井上岳↔ナイル・グリーンバーグ
3.佐藤研吾↔Departamento del Distrito
4.板坂留五↔サム・クローヴィス+ジョジーナ・バロニアン

長い時間をかけて磯崎新先生の存在/建築に向き合ってきた「孫世代」の手ごたえはどのようなものだったのでしょう。松畑強先生による詳細なレビュー記事とあわせてぜひお読みください。

●本日のお勧め作品は磯崎新です。
isozaki_w051_kiri1W-051《霧 1》
1999年
シルクスクリーン
イメージサイズ:58.3×77.0cm
シートサイズ:70.0×90.0cm
Ed.35
サインあり
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ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
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