<陶や土を使った作品で国際的に活躍した造形作家、金沢美術工芸大名誉客員教授の伊藤公象(いとう・こうしょう、本名・伊藤一成=いとう・かずなり)さんが6日、老衰で死去した。92歳。告別式は近親者で済ませた。喪主は長男、遠平(えんぺい)さん。
 金沢市生まれ。茨城県笠間市を拠点に、陶土を成形して焼き、床に敷き詰めるなど陶の技法を現代美術の手法で表現した。1978年のインド・トリエンナーレ国際美術展でゴールドメダルを受賞。84年のベネチア・ビエンナーレに日本代表の1人として参加した。
(2024/07/12 讀賣新聞オンラインより)>

伊藤公象先生が7月6日逝去されました。
謹んで哀悼の意を表し、ご家族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。

502022年6月3日 ときの忘れものにて、右から伊藤公象先生、ご夫人の伊藤知香さん、綿貫令子、綿貫不二夫、尾立麗子

伊藤公象のエッセイ
四方幸子のエッセイ「ソラリスの襞—蠢くエネルギーのエロス」~伊藤公象作品集 刊行記念展—ソラリスの襞」に寄せて~
井野功一のエッセイ「伊藤公象個展 ソラリスの海《回帰記憶》のなかで
小泉晋弥のエッセイ
堀江ゆうこのエッセイ
尾立麗子水戸の伊藤公象展を観て
尾立麗子旧朝香宮邸を読み解く A to Z 伊藤公象作品を探す


ときの忘れものは2022年に「伊藤公象作品集刊行記念展―ソラリスの襞」を開催いたしました。
その折に刊行した『ITO KOSHO 伊藤公象作品集』(ときの忘れもの 2022年、日・英併記)をご紹介します。

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伊藤公象《Pearl Pinkの襞》(2016、磁土・陶土)
『ITO KOSHO 伊藤公象作品集』特別版に添えられたオブジェ

このときの作品集制作費はクラウドファンディングで集められ、作品集は支援者へのリターン品として、また、水戸の小中学校、茨城県内の高校、全国そしてアジアの美術館、美術大学、図書館などに寄贈されました。

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表1_600ITO KOSHO 伊藤公象作品集
刊行:2022年6月30日
著者:伊藤公象
監修:小泉晋弥
監修助手:田中美菜希(ARTS ISOZAKI)
企画:ARTS ISOZAKI(代表・磯崎寛也)
執筆:小泉晋弥、伊藤公象、磯崎寛也
デザイン:林 頌介
写真:内田芳孝、堀江ゆうこ、他
体裁:サイズ30.6cm×24.6cm×1.6cm、164頁
日本語・英語併記
発行・編集:ときの忘れもの
価格:3,300円(税込)+梱包送料250円

陶オブジェ付の特別版(限定50部)
『ITO KOSHO 伊藤公象作品集』と陶オブジェ《Pearl Pinkの襞》(2016、磁土・陶土)1点がセットになった特別版を、限定50部制作。この作品は、ときの忘れものの個展でインスタレーションとして展示されました。作品は1点ものですので、形や大きさが全て異なります。
価格: 25,300円(税込)+桐箱代3,000円+梱包送料1,600円
*桐箱不要の方はダンボールの箱にお入れします(無料)。

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●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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