7月27日(土)夜10時にテレビ東京の「新・美の巨人たち」で松本竣介特集が放送される予定ですので、ぜひご覧になってください。

毎回ひとりの「旅人」が、美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ足を運ぶ30分番組「新・美の巨人たち」。今回は俳優の緒形直人さんが案内人となり、神奈川県立近代美術館が所蔵する松本竣介の《立てる像》と対面、ご子息の松本莞さんもご出演されるそうです。

《立てる像》は、松本竣介が開戦翌年に描いた自画像。撮影許可が下りるのは「異例中の異例」とのこと。どんな内容にまとめられているのか、スタッフたちも放送を楽しみにしています。

なお、ときの忘れものでは10月4日~10月19日に5回目となる「松本竣介展」を開催し、代表作「構図」はじめ、油彩、素描などご覧いただきます。
松本竣介「構図」油彩 (2)tri松本竣介《構図》
1940年9月
油彩・板
37.5 x 45.5 cm (8号)
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

●「構図」展覧会出品歴
「松本竣介・麻生三郎・舟越保武 油絵・彫刻展」(1946年、数寄屋橋・日動画廊)
「松本竣介・島崎鶏二展」(1958年、神奈川県立近代美術館、倉敷・大原美術館)
「松本竣介回顧展」(1963年、日本橋・白木屋、盛岡・川徳画廊)、同展図録所収No.17
「松本竣介展」(1969年、盛岡・川徳デパート画廊)
「松本竣介展」(1977年、新宿・小田急、日本経済新聞社主催)、同展図録所収No.34
「松本竣介展」(1985年、東京国立近代美術館、岩手県民会館、下関市立美術館)、同展図録所収No.51
「没後50年 松本竣介展」(1998~1999年、練馬区立美術館、岩手県民会館、愛知県美術館)、同展図録所収No.31
「生誕100年 松本竣介展」(2012年、岩手県立美術館、神奈川県立近代美術館、宮城県美術館、島根県立美術館、世田谷美術館)、同展図録所収P044、69頁
松本竣介展」(2024年10月開催予定、東京・ときの忘れもの)

●画集
『松本竣介画集』(1963年、平凡社)所収No.26
『松本竣介 油彩』(1978年、綜合工房)所収28頁、作品総目録No.68

本作品は1940年に制作された油彩(板)で、ほとんど市場にでることなく所蔵家のもとに保存されていたためきわめて保存状態の良い逸品である。
竣介生前の「松本竣介・麻生三郎・舟越保武 油絵・彫刻展」(1946年、数寄屋橋・日動画廊)に出品された後、土方定一が企画し、竣介没後の再評価のきっかけとなった「松本竣介・島崎鶏二展」(1958年、神奈川県立近代美術館、倉敷・大原美術館)はじめ、東京国立近代美術館での初めての回顧展(1985年)、没後50年(1998年)、生誕100年(2012年)の記念展すべてに出品されてきた文字通り竣介の代表作である。

matsumoto_10 (2)松本竣介《作品》
1946年2月
紙にペン、水彩、コラージュ
Image size: 23.5x30.0cm
Sheet size: 24.2x32.7cm
サインあり
※『松本竣介素描』(1977年 株式会社綜合工房)口絵
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

取り扱い作家たちの展覧会情報(7月ー8月)は7月1日ブログに掲載しました。

photo (1)
ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS ときの忘れもの
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。