<ときの忘れもの「杣木浩一×宮脇愛子展」001
宮脇さんが亡くなってちょうど10年目の命日から始まった二人展。長年彼女のアシスタントをつとめていた彫刻家の杣木さんとは作風は違えど、二人の作品はときの忘れものという静謐な空間で不思議な調和を見せています。
(20240829/岡田昌浩さんのtwitterより)>

本日は「杣木浩一 × 宮脇愛子展」の最終日です。
杣木先生は14時から夕方まで在廊予定です。

国立新美術館で「田名網敬一 記憶の冒険」を開催中の田名網敬一先生(8月9日死去)が旅立たれました。
生前のご厚情を深謝し、謹んでご冥福をお祈りいたします。

<デザイナーとしてキャリアをスタートさせ、60年代から現在に至るまで幅広いジャンルを横断し、独自の地位を築いてきたアーティスト・田名網敬一が8月9日に逝去した。享年88歳。
 田名網は1936年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。在学中にデザイナーとしてデビューし、75年には日本版月刊『PLAYBOY』の初代アートディレクターを務めるなど、早くから雑誌や広告を主な舞台に、日本のアンダーグラウンドなアートシーンを牽引してきた。また60年代からはデザイナーとして培った方法論・技術を駆使し、絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなどを制作。アートディレクター、グラフィックデザイナー、映像作家など、そのジャンルを横断した類まれな創作活動により、他の追随を許さない地位を築いてきた。現在、世界初の大規模回顧展となる大規模個展「田名網敬一 記憶の冒険」が国立新美術館で11月11日まで開催されている。
(2024.8.20/美術手帖WEB版NEWS より)>

私たちが1983年に企画した「アンディ・ウォーホル全国展」(現代版画センター主催)のときはウォーホル・オタク三人衆(根本寿幸、栗山豊、宮井陸郎)という当時最強のメンバーが展覧会やカタログ、ポスター制作に尽力してくれました。
彼ら3人が「ウォーホル全国展」のポスターについて、この人しかいないと強力に推薦してくれたのが田名網先生でした。
南青山7丁目にあった田名網先生のマンションにポスターの制作依頼に栗山豊さんと伺ったことを懐かしく思い出します。栗山がウォーホルの命日に路上で倒れ、宮井さんも死に、ギャラリー360°の根本のみ健在、さて亭主もそろそろかなあ。

●田名網敬一1983年ウォーホル全国展ポスター1
05田名網敬一
「ウォーホル全国展ポスター」
1983年 オフセット 
103x72.5cm
制作:現代版画センター
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◆「杣木浩一×宮脇愛子」展は本日最終日です
会期:2024年8月20日(火)~8月31日(土)※日・月・祝日休廊
出品作品の詳細は8月17日ブログに掲載しました。
杣木浩一×宮脇愛子展案内状 表面1200



●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
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〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS ときの忘れもの
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。