「柳澤紀子×北川民次展」は本日が最終日です。
柳澤紀子先生は本日9日(土)13時~19時ころまで在廊予定ですので、どうぞお出かけください。
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東京・銀座と新潟県長岡でので二つの展覧会をご紹介します。
60年ほど前の1965年、あのニューヨーク近代美術館(MoMA)で日本人として初の個展を開いた作家をご存じでしょうか。
銀座8丁目のギャラリーせいほうで、11日から28日まで「池田満寿夫版画展」が開催されます。


瑛九が主導したデモクラートに靉嘔、磯辺行久らと参加した1950年代の初期作品から、「タエコの朝食」など1960年代の国際的にも高く評価された色彩銅版画の代表作、晩年の奔放なリトグラフ作品までマスオ版画の全貌を俯瞰できる画期的な展示です。

展示風景


●「池田満寿夫版画展」
会期:2024年11月11日(月)~11月28日(木) *11時~18時30分
会場:ギャラリーせいほう
■池田満寿夫(1934年〈昭和9年〉2月23日 - 1997年〈平成9年〉3月8日)
1934年旧満州国生まれ。1945年、終戦により母と郷里の長野市に戻る。1952年高校を卒業し上京、版画家デビュー。1960年、62年、64年の東京国際版画ビエンナーレ展での連続受賞につづき、1966年の第33回ヴェネツィア・ビエンナーレでは版画部門の国際大賞を受賞。一躍、世界のスターへの道が開かれる。しかし高い評価に甘んじることなく常に自己変革による自由な変貌をくり返す。
その後も日本を代表するアーティストとして東京とニューヨークを拠点に制作を続けるかたわら、小説家としても活躍し1977年には芥川賞を受賞。帰国後は、熱海市に居を構え、作陶から立体造形への関心を深め、パートナーの佐藤陽子さんとともに多彩な活動を展開した。
今回の展示にはときの忘れものも少しお手伝いしています。ぜひご高覧ください。
一方、新潟県長岡市で、11月17日まで「美しい椅子」展が開催されています。
●「美しい椅子」展
会期:2024年10月19日(土)~11月17日(日) *9時~17時
会場:秋山孝ポスター美術館 長岡(APM)
〒940-1105 新潟県長岡市摂田屋4丁目6番33号
休館日:火曜日(祝日の場合翌日休館)
入館料:無料

長岡市在住の酒井実通男氏がこれまでに収集してきた、ハンス J. ウェグナーやポール・ケアホルムらによって生み出された「美しい椅子」をメインに紹介する同展。テーブルや照明なども併せて展示することで、家具によってつくられる生活空間を表現するといいます。
画廊宛にお送りいただいた案内には、酒井さんによる素晴らしい挨拶文が掲載されていました。
「展示したものは、僕が愛してきたモノであります。
モノは直接的にはしゃべりませんが、
しかしモノは、僕の深呼吸できる環境とフレッシュな空気をもたらしてくれました。
皆さんに見ていただけることはありがたいことで、
皆さんそれぞれが「美しい」を考える機会になればいいと思います。」
(酒井 実通男 ご挨拶文より一部抜粋)
※クリックすると拡大します

酒井氏の愛してきたコレクションをぜひご高覧ください。本ブログに掲載させていただいた酒井様の連載(全6回)もあらためてご紹介します。
●酒井実通男のエッセイ「西脇順三郎をめぐる私のコレクション」
第1回「はじめに」
第2回「西脇絵画との出会い」
第3回「西脇順三郎展―いちファンとしての没後20年展」
第4回「没後30年 私的・西脇順三郎展」
第5回「没後40年 一日だけの私的・西脇順三郎展と茶席」
第6回「絵画と日々の暮らし」(最終回)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
●12月7日(土)は臨時休廊いたします。
●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は原則として休廊ですが、企画によっては開廊、営業しています。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
柳澤紀子先生は本日9日(土)13時~19時ころまで在廊予定ですので、どうぞお出かけください。
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東京・銀座と新潟県長岡でので二つの展覧会をご紹介します。
60年ほど前の1965年、あのニューヨーク近代美術館(MoMA)で日本人として初の個展を開いた作家をご存じでしょうか。
銀座8丁目のギャラリーせいほうで、11日から28日まで「池田満寿夫版画展」が開催されます。


瑛九が主導したデモクラートに靉嘔、磯辺行久らと参加した1950年代の初期作品から、「タエコの朝食」など1960年代の国際的にも高く評価された色彩銅版画の代表作、晩年の奔放なリトグラフ作品までマスオ版画の全貌を俯瞰できる画期的な展示です。

展示風景


●「池田満寿夫版画展」
会期:2024年11月11日(月)~11月28日(木) *11時~18時30分
会場:ギャラリーせいほう
■池田満寿夫(1934年〈昭和9年〉2月23日 - 1997年〈平成9年〉3月8日)
1934年旧満州国生まれ。1945年、終戦により母と郷里の長野市に戻る。1952年高校を卒業し上京、版画家デビュー。1960年、62年、64年の東京国際版画ビエンナーレ展での連続受賞につづき、1966年の第33回ヴェネツィア・ビエンナーレでは版画部門の国際大賞を受賞。一躍、世界のスターへの道が開かれる。しかし高い評価に甘んじることなく常に自己変革による自由な変貌をくり返す。
その後も日本を代表するアーティストとして東京とニューヨークを拠点に制作を続けるかたわら、小説家としても活躍し1977年には芥川賞を受賞。帰国後は、熱海市に居を構え、作陶から立体造形への関心を深め、パートナーの佐藤陽子さんとともに多彩な活動を展開した。
今回の展示にはときの忘れものも少しお手伝いしています。ぜひご高覧ください。
一方、新潟県長岡市で、11月17日まで「美しい椅子」展が開催されています。
●「美しい椅子」展
会期:2024年10月19日(土)~11月17日(日) *9時~17時
会場:秋山孝ポスター美術館 長岡(APM)
〒940-1105 新潟県長岡市摂田屋4丁目6番33号
休館日:火曜日(祝日の場合翌日休館)
入館料:無料

長岡市在住の酒井実通男氏がこれまでに収集してきた、ハンス J. ウェグナーやポール・ケアホルムらによって生み出された「美しい椅子」をメインに紹介する同展。テーブルや照明なども併せて展示することで、家具によってつくられる生活空間を表現するといいます。
画廊宛にお送りいただいた案内には、酒井さんによる素晴らしい挨拶文が掲載されていました。
「展示したものは、僕が愛してきたモノであります。
モノは直接的にはしゃべりませんが、
しかしモノは、僕の深呼吸できる環境とフレッシュな空気をもたらしてくれました。
皆さんに見ていただけることはありがたいことで、
皆さんそれぞれが「美しい」を考える機会になればいいと思います。」
(酒井 実通男 ご挨拶文より一部抜粋)
※クリックすると拡大します

酒井氏の愛してきたコレクションをぜひご高覧ください。本ブログに掲載させていただいた酒井様の連載(全6回)もあらためてご紹介します。
●酒井実通男のエッセイ「西脇順三郎をめぐる私のコレクション」
第1回「はじめに」
第2回「西脇絵画との出会い」
第3回「西脇順三郎展―いちファンとしての没後20年展」
第4回「没後30年 私的・西脇順三郎展」
第5回「没後40年 一日だけの私的・西脇順三郎展と茶席」
第6回「絵画と日々の暮らし」(最終回)
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●12月7日(土)は臨時休廊いたします。
●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は原則として休廊ですが、企画によっては開廊、営業しています。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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