「作品集/塩見允枝子×フルクサス」刊行記念展は、明日12月20日が最終日です。
会期=2025年11月26日(水)~12月20日(土)11:00-19:00 日曜・月曜・祝日休廊
みなさまのお越しをお待ちしております。

さて、昨日12月18日は、内間俊子(1918~2000)先生の命日でした。(旧姓 青原俊子)
夫・内間安瑆先生が2000年 5月9日に79歳の生涯を静かに終えると、その後を追うかの如く、同年2000年12月18日にニューヨークで死去されました。

内間俊子 略歴
1918年満州に生まれる。1928年大連洋画究所で学ぶ。1939年神戸女学院専門部本科卒業。帰国後、小磯良平に師事。
1953年瑛九らのデモクラート美術家協会に参加。この頃、久保貞次郎や瀧口修造を知り、抽象的な油彩や木版画、リトグラフを制作する。
 
1954年には瀧口修造の詩による版画集「スフィンクス」に木版画として参加。(上掲の画像)
1955年日本女流版画協会の創立会員となる。1958年「グレシェン国際版画トリエンナーレ」(スイス)への出品以降、海外での発表が中心となり、1960年の渡米後はニューヨークを拠点に活動。1966年頃から、古い木片や石などを封印したボックス型のアッサンブラージュやコラージュの制作に取り組み、全米各地の展覧会や日本での個展で発表を続ける。1982年夫で美術家の内間安瑆が脳出血で倒れ体の自由を失うも18年間にわたり献身的に看病し続け、介護をしながらの限られた時間の中でも制作を続けた。2000年、歿。

 
「内間安瑆・内間俊子」展 図録
会期:2018年7月17日[火]〜8月10日[金] 会場:ときの忘れもの

こちらのテキストもお読みください。
◆水沢勉 「ふたりでひとりー内間安瑆と内間(青原)俊子」

◆内間安樹 「My parents: A Reflection 追想:両親のこと」


内間俊子
《Lady Photographer》
1977
ボックスアッサンブラージュ
ボックスサイズ:31.0×41.2×3.5cm
フレームサイズ:42.0×49.0×3.0cm
サインあり、年記あり


内間俊子
《A Bachelor》
1980年
コラージュ
アクリルボックスサイズ:18.0×13.0×3.5cm
サインあり


内間俊子
《クラシックな夢をうる店 フィラデルフィア 》
1982年
ボックスアッサンブラージュ
木製ボックスサイズ:55.5×36.3×6.7cm
サインあり

来年2026年3月からは、神奈川県立近代美術館・葉山館にて、企画展「内間安瑆・俊子展 色を織り、記憶を紡ぐ」が開催される予定です。楽しみですね。
会期=2026年3月7日 – 2026年5月31日
「日系移民の二世として米国に生まれた内間安瑆(うちま・あんせい/1921–2000)は、1940年に日本に留学し、画家を志すようになります。戦後、恩地孝四郎(おんち・こうしろう/1891–1955)や棟方志功(むなかた・しこう/1903–1975)の知遇を得て創作版画の道に没頭すると、幾度かの変遷をとげながら、「色面織り」と呼ぶ独自の木版技法を深化させた連作〈Forest Byobu〉に至りました。幻想的なアッサンブラージュで知られた妻・俊子(うちま・としこ/1918–2000)にも焦点をあてながら、イサム・ノグチ(1904–1988)ら関連作家の作品とともに、二人の豊かな創作世界を回顧します。」
神奈川県立近代美術館のHPより引用

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少し前になりますが、内間洋子さんからメールをいただきました。
Whitney Museum が内間安瑆・内間俊子の作品を購入し、美術館のコレクションサイトに追加掲載したとのことです。
内間安瑆 Evening Poem 1966
内間俊子 Phoenix 1958
内間俊子 Rhythm of the Earth 1959
内間俊子 Nocturne 1966

下記の内間安瑆  Garden Impression 1961は、以前からコレクションに入っていた作品です。
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内間俊子 Rhythm of the Earth 1959
021

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来年の神奈川県立近代美術館での内間展では、若い方にぜひ見ていただきたいと思います!
私も内間夫妻の作品を1点ずつ欲しい!
スタッフM

●12月11日のブログで「中村哲医師とペシャワール会を支援する12月頒布会/原健、福岡泰彦」を開催しています。皆様のご支援、ご協力をお願いします。

特集展示「磯崎新 版画展」
会期:2025年1224日(水)―12月27日(土) 11:00-19:00
ときの忘れものでは4日間の短い会期ですが、磯崎新の版画を特集展示します。
私たちが版元に名乗りを上げ(現代版画センター)、神楽坂時代の磯崎アトリエを初めて訪ねたのは1976年でした。第一作の〈ヴィッラ〉シリーズ及び大作《空洞としての美術館》の誕生は1977年です。
以来、40数年にわたり版元として、磯崎版画の誕生に立ち会ってきました。
現代版画センターおよびときの忘れもののエディションだけで250点(種類)を超します。
本展では、シルクスクリーンや銅版画、木版画、ポスターなどをご覧いただきます。

磯崎新
《影1》
1999年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:58.3×77.0cm
シートサイズ:70.0×90.0cm
Ed.35
サインあり
※「磯崎新版画集 影」(ティーム・ディズニー・ビルディング)の中の1点。

 

●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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