生誕110年以上が過ぎ、没後も70数年経った今もなお、多くのファンに支持されている作家・松本竣介(1912~1948)。
京都の大山崎山荘美術館で「松本竣介 街と人-冴えた視線で描く-」が開催されています。
直接彼を知る人はほとんどいない作家でありながら若いファンも多く、先日画廊で開催した松本莞著『父、松本竣介』(みすず書房)刊行記念展には全国各地からお客様がいらっしゃいました。
ときの忘れものコレクションから、松本竣介作品をご紹介いたします。

松本竣介
《作品》
1947年
紙にインク、筆、ペン
イメージサイズ:34.5x25.6cm
シートサイズ:39.0x27.6cm

洋服を着て手を結んでいる女性。
竣介が描いたこの女性のモデルは誰なのでしょうか。
松本莞さんのご著書にこうありました。
「竣介の作品作りの原点はデッサンにあります。日々スケッチを描きつらね、手で覚え、記憶に刻み込まれたイメージが、デッサンを通して作品に昇華していったのでしょう。描かれた人物の多くが男性であれば竣介自身、女性の場合は妻禎子を彷彿させるのは、やはり竣介の頭に最も強く摺り込まれていたイメージだからではないでしょうか。」
(2024年、松本莞著『父、松本竣介』156頁より引用)
この女性像も禎子さんなのでしょうか。
顔のあたりに細かい描写の線があり、禎子さんに似ているような気もしてきます。



※クリックすると拡大します。
アサヒグループ大山崎山荘美術館では、「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く-」を開催中です。
会期:2025年1月4日(土)~4月6日(日)
休館日:会期中の月曜日、1/14 、2/25
(ただし、 1/13 、 2/24 の祝日・休日、 3/24 ・ 31 は開館)
詳しくはHPをご確認ください。

●2月5日(水)の営業時間は17:00までとなります。
何卒ご理解いただけますと幸いです。
●ときの忘れものでは松本莞 著『父、松本竣介』を販売しています。
著者・松本莞
『父、松本竣介』
発行:みすず書房
判型:A5変判(200×148mm)・上製
頁数:368頁+カラー口絵16頁
定価:4,400円(税込)+梱包送料650円
画家松本竣介(1912-48)の生い立ち、一家の暮らしや当時の世相を竣介の作品、文章や手紙に加え、
同時代を生きた画家仲間や関係者の談話などをもとに構成。
また没後、竣介の絵を世に出すために尽力した妻・禎子や画家仲間、研究者、画商たちの活動を詳述し、こんにちの松本竣介像がいかに形成されたかを伝える貴重な資料となっている。
近年の研究成果をも踏まえた最も新しい竣介研究の書であり、
父への慈愛に満ちた、永遠の松本竣介伝である。―――みすず書房フライヤーより
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

京都の大山崎山荘美術館で「松本竣介 街と人-冴えた視線で描く-」が開催されています。
直接彼を知る人はほとんどいない作家でありながら若いファンも多く、先日画廊で開催した松本莞著『父、松本竣介』(みすず書房)刊行記念展には全国各地からお客様がいらっしゃいました。
ときの忘れものコレクションから、松本竣介作品をご紹介いたします。

松本竣介
《作品》
1947年
紙にインク、筆、ペン
イメージサイズ:34.5x25.6cm
シートサイズ:39.0x27.6cm

洋服を着て手を結んでいる女性。
竣介が描いたこの女性のモデルは誰なのでしょうか。
松本莞さんのご著書にこうありました。
「竣介の作品作りの原点はデッサンにあります。日々スケッチを描きつらね、手で覚え、記憶に刻み込まれたイメージが、デッサンを通して作品に昇華していったのでしょう。描かれた人物の多くが男性であれば竣介自身、女性の場合は妻禎子を彷彿させるのは、やはり竣介の頭に最も強く摺り込まれていたイメージだからではないでしょうか。」
(2024年、松本莞著『父、松本竣介』156頁より引用)
この女性像も禎子さんなのでしょうか。
顔のあたりに細かい描写の線があり、禎子さんに似ているような気もしてきます。



※クリックすると拡大します。
アサヒグループ大山崎山荘美術館では、「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く-」を開催中です。
会期:2025年1月4日(土)~4月6日(日)
休館日:会期中の月曜日、1/14 、2/25
(ただし、 1/13 、 2/24 の祝日・休日、 3/24 ・ 31 は開館)
詳しくはHPをご確認ください。

●2月5日(水)の営業時間は17:00までとなります。
何卒ご理解いただけますと幸いです。
●ときの忘れものでは松本莞 著『父、松本竣介』を販売しています。
著者・松本莞『父、松本竣介』
発行:みすず書房
判型:A5変判(200×148mm)・上製
頁数:368頁+カラー口絵16頁
定価:4,400円(税込)+梱包送料650円
画家松本竣介(1912-48)の生い立ち、一家の暮らしや当時の世相を竣介の作品、文章や手紙に加え、
同時代を生きた画家仲間や関係者の談話などをもとに構成。
また没後、竣介の絵を世に出すために尽力した妻・禎子や画家仲間、研究者、画商たちの活動を詳述し、こんにちの松本竣介像がいかに形成されたかを伝える貴重な資料となっている。
近年の研究成果をも踏まえた最も新しい竣介研究の書であり、
父への慈愛に満ちた、永遠の松本竣介伝である。―――みすず書房フライヤーより
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

コメント