東京オペラシティ アートギャラリーへ行ってきました。
寺田小太郎氏の収蔵品展では、内間安瑆、瀧口修造、難波田史男、百瀬寿 などときの忘れものでもおなじみの作家が多く出品されています。
「紙の上の芸術 収蔵品展082 寺田コレクションより」
会期:2025.01.11[土] - 03.23[日]
会場:東京オペラシティアートギャラリー 3, 4

難波田史男 《無題》1963年 水彩、インク、紙 77.0×287.5cm(4点組)
東京オペラシティアートギャラリーでは、
史男さんのお父さま難波田龍起先生の大展覧会を予定されているとのことで期待が高まります。
会期:2025.07.11[金] - 10.02[木]
会場:ギャラリー 1, 2
「難波田龍起(1905-1997)は、戦前から画業を始め、戦後はわが国の抽象絵画のパイオニアとして大きな足跡を残しました。海外から流入する動向を咀嚼しながらも、情報に流されず、また特定の運動に属することもなく、独自の道を探求したその活動は、多くの人々の尊敬をあつめてきました。当館収蔵品の寄贈者寺田小太郎氏が本格的な蒐集活動にのりだすきっかけとなったのも難波田の作品と人格との出会いでした。また寺田氏がコレクションを導くコンセプトのひとつである「東洋的抽象」を立てたのも、難波田の画業に触れたことが大きな機縁となっています。本展は難波田の生誕120周年を機に、当館収蔵品はもとより、全国の美術館の所蔵品、また個人蔵の作品などもまじえ、難波田の画業の全貌を20年振りに振り返り、今日的な視点から検証します。」(東京オペラシティアート HPより引用)

左)瀧口修造《無題 B-8》1961年 インク、紙 9.5×9.2cm
中央)瀧口修造《デカルコマニー》1961-62年頃 インク、紙 8.0×11.0cm
右)瀧口修造《デカルコマニー》1963年 インク、紙 12.7×9.4cm

瀧口修造《無題 B-8》 を近くで撮影

左)内間安瑆《Forest Byobu(May)》1980年 木版画 62.8×53.0cm
右)内間安瑆《Space Poem B》1974年 木版画 37.5×39.0cm
ン十年前にときの忘れものから寺田さんへお納めした内間作品が展示されていました。やはり美しい!

内間安瑆《Space Poem B》 を近くで撮影

左)百瀬寿《Ten Stripe: Yellow Copper to Gold》1989年 アクリル絵具、和紙、キャンバス 88.5×88.5cm
右)百瀬寿《Nine Stripe: Green Black to Silver》1989年 アクリル絵具、和紙、キャンバス 90.5×90.5cm

堂本右美さんの紙に水彩・アクリル絵具作品2点。
企画展では、今津景さんの展覧会「タナ・アイル」を開催中。若い方が多く来場されていました。

今津景さんの展覧会風景
まだ会期はありますので、
ぜひみなさんも初台の東京オペラシティ アートギャラリーへ足をお運びください。
企画展だけではなく必ず階段を上がって収蔵品展も観てくださいね。
(スタッフM)
●本日のお勧め作品は内間安瑆です。

内間安瑆 "Forest Byobu with Bouquet"
※版画掌誌『ときの忘れもの 第4号 北郷悟/内間安瑆』 A版に挿入
2001 木版(後摺り:米田版画工房・米田稔)
イメージサイズ:19.4×26.5cm
シートサイズ:24.0×31.4cm
Ed.35 スタンプサインあり

内間安瑆 "Forest Byobu (Fall)"
1979 木版(作家自刷り)
イメージサイズ:45.5x76.0cm
シートサイズ:54.5x86.3cm
A.P. サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*画廊亭主敬白
アートフェアや企画展などイベントが終了するとすぐに全スタッフで総括の反省会を開く。
みんなの記憶や体験の熱が冷めないうちに情報を共有し、反省点をチェックするためです。
アートフェア東京が9日に終了、10日の休廊日を挟んで11日に反省会をする予定だったのですが、朝、画廊のドアを開けるや次々とお客様がいらっしゃって、打合せどころではない。ル・コルビュジエの展覧会はときの忘れものの定番企画で今まで幾度も開催しているのですが、今回はパナソニック汐留美術館でも開催されているおかげでなのでしょうか、いつにも増して来客が多く、12日も13日も打合せができませんでした。
ようやく昨日14日に開くことができました。
毎年出展しているアートフェア東京ですが、今年はご注文いただいた点数は史上最高でした。
驚いたのはジョナス・メカスさんへの反響です。開廊以来ずっと扱っている作家で特に目新しいものを出した訳ではないのですが、DVDボックスなどが次々に売れ、「いったい何があったの」とスタッフ一同狐につままれたような気分でした。
嬉しかったのは塩見允枝子先生への注目が高く、展示した「音楽の小瓶」も売れ、予約受付を開始した「塩見允枝子×フルクサス/スペシャルエディション」も順調にご予約をいただいています。
ネットでの反響を見ると「今年のフェアは低調だった」という書き込みが多いのですが、私どもは今までで一番の忙しさでした。
冬枯れの資金繰りを心配していた社長はホッと一息、スタッフに内緒で映画を観に行くという贅沢をさせていただきました。
来場された皆さん、作品をお買い上げいただいた皆様に心より感謝いたします。
ありがとうございました。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

寺田小太郎氏の収蔵品展では、内間安瑆、瀧口修造、難波田史男、百瀬寿 などときの忘れものでもおなじみの作家が多く出品されています。
「紙の上の芸術 収蔵品展082 寺田コレクションより」
会期:2025.01.11[土] - 03.23[日]
会場:東京オペラシティアートギャラリー 3, 4

難波田史男 《無題》1963年 水彩、インク、紙 77.0×287.5cm(4点組)
東京オペラシティアートギャラリーでは、
史男さんのお父さま難波田龍起先生の大展覧会を予定されているとのことで期待が高まります。
会期:2025.07.11[金] - 10.02[木]
会場:ギャラリー 1, 2
「難波田龍起(1905-1997)は、戦前から画業を始め、戦後はわが国の抽象絵画のパイオニアとして大きな足跡を残しました。海外から流入する動向を咀嚼しながらも、情報に流されず、また特定の運動に属することもなく、独自の道を探求したその活動は、多くの人々の尊敬をあつめてきました。当館収蔵品の寄贈者寺田小太郎氏が本格的な蒐集活動にのりだすきっかけとなったのも難波田の作品と人格との出会いでした。また寺田氏がコレクションを導くコンセプトのひとつである「東洋的抽象」を立てたのも、難波田の画業に触れたことが大きな機縁となっています。本展は難波田の生誕120周年を機に、当館収蔵品はもとより、全国の美術館の所蔵品、また個人蔵の作品などもまじえ、難波田の画業の全貌を20年振りに振り返り、今日的な視点から検証します。」(東京オペラシティアート HPより引用)

左)瀧口修造《無題 B-8》1961年 インク、紙 9.5×9.2cm
中央)瀧口修造《デカルコマニー》1961-62年頃 インク、紙 8.0×11.0cm
右)瀧口修造《デカルコマニー》1963年 インク、紙 12.7×9.4cm

瀧口修造《無題 B-8》 を近くで撮影

左)内間安瑆《Forest Byobu(May)》1980年 木版画 62.8×53.0cm
右)内間安瑆《Space Poem B》1974年 木版画 37.5×39.0cm
ン十年前にときの忘れものから寺田さんへお納めした内間作品が展示されていました。やはり美しい!

内間安瑆《Space Poem B》 を近くで撮影

左)百瀬寿《Ten Stripe: Yellow Copper to Gold》1989年 アクリル絵具、和紙、キャンバス 88.5×88.5cm
右)百瀬寿《Nine Stripe: Green Black to Silver》1989年 アクリル絵具、和紙、キャンバス 90.5×90.5cm

堂本右美さんの紙に水彩・アクリル絵具作品2点。
企画展では、今津景さんの展覧会「タナ・アイル」を開催中。若い方が多く来場されていました。
今津景さんの展覧会風景
まだ会期はありますので、
ぜひみなさんも初台の東京オペラシティ アートギャラリーへ足をお運びください。
企画展だけではなく必ず階段を上がって収蔵品展も観てくださいね。
(スタッフM)
●本日のお勧め作品は内間安瑆です。

内間安瑆 "Forest Byobu with Bouquet"
※版画掌誌『ときの忘れもの 第4号 北郷悟/内間安瑆』 A版に挿入
2001 木版(後摺り:米田版画工房・米田稔)
イメージサイズ:19.4×26.5cm
シートサイズ:24.0×31.4cm
Ed.35 スタンプサインあり

内間安瑆 "Forest Byobu (Fall)"
1979 木版(作家自刷り)
イメージサイズ:45.5x76.0cm
シートサイズ:54.5x86.3cm
A.P. サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*画廊亭主敬白
アートフェアや企画展などイベントが終了するとすぐに全スタッフで総括の反省会を開く。
みんなの記憶や体験の熱が冷めないうちに情報を共有し、反省点をチェックするためです。
アートフェア東京が9日に終了、10日の休廊日を挟んで11日に反省会をする予定だったのですが、朝、画廊のドアを開けるや次々とお客様がいらっしゃって、打合せどころではない。ル・コルビュジエの展覧会はときの忘れものの定番企画で今まで幾度も開催しているのですが、今回はパナソニック汐留美術館でも開催されているおかげでなのでしょうか、いつにも増して来客が多く、12日も13日も打合せができませんでした。
ようやく昨日14日に開くことができました。
毎年出展しているアートフェア東京ですが、今年はご注文いただいた点数は史上最高でした。
驚いたのはジョナス・メカスさんへの反響です。開廊以来ずっと扱っている作家で特に目新しいものを出した訳ではないのですが、DVDボックスなどが次々に売れ、「いったい何があったの」とスタッフ一同狐につままれたような気分でした。
嬉しかったのは塩見允枝子先生への注目が高く、展示した「音楽の小瓶」も売れ、予約受付を開始した「塩見允枝子×フルクサス/スペシャルエディション」も順調にご予約をいただいています。
ネットでの反響を見ると「今年のフェアは低調だった」という書き込みが多いのですが、私どもは今までで一番の忙しさでした。
冬枯れの資金繰りを心配していた社長はホッと一息、スタッフに内緒で映画を観に行くという贅沢をさせていただきました。
来場された皆さん、作品をお買い上げいただいた皆様に心より感謝いたします。
ありがとうございました。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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