瑛九展も後2日となりました。毎日、多くのお客様が御来廊されます。若い方も多く、皆さんどんな感想を持っているのかとても気になります。
今日の綿貫さんは、新しいマシン(ウインドウズ)の使い方に四苦八苦していました。うろちょろして気を紛らわしている様に見えました。
2、3日前の夕方、綿貫さんが外出して不在の時間があり、「六時まで電話不通の場所にいるので 急用の時はメールを下さい」とメールが届きました。打ち合わせかなと思っていたら、実は、映画を観に行っていたのだと自白しました。マンドリンの発表会で頭が一杯なのかしら・・・。
ときの忘れものは、とても緩い空気が流れております。東京の都心に在るといった慌ただしさなど感じられません。綿貫さんも一人で映画を観に行ってしまうくらいだし・・・。せっかちな私も、ここではジャズやクラシックに身を委ねて穏やかな気持ちで仕事をしています。版画や俳句など、芸術に囲まれているからでしょうか。
夕方、お客様がある作家の作品を買い取って欲しいと依頼しに見えました。珍しい作品だそうです。

遊ぶ綿貫さん、働く令子さん...