先週の土曜日に引き続き、綿貫さんと岡部さんは本を狭山の倉庫に運ぶため、荷造りをしていた。
植田先生から『植田実の本』の画像指定のFaxが届いていた。絵付きだったためとてもわかりやすかった。「この絵、私かな?」と思う絵が描かれており、かなり嬉しかった。
今日は6時半から草月会館(設計:丹下健三)でギャラリー・間主催の『日本の現代住宅1985-2005』第一回講演が行われていたため、出掛けた。草月会館に着くなり、外に整理券をもらう人の列ができていた。前の方に植田実先生が並んでいらっしゃり、先生と手を振って挨拶を交わした。会場は満席で、植田先生を見失ってしまった。どうやら、教員や学生が多いようだった。18時半から開演で、磯崎新先生は黒のチャイナ服風ジャケットの袖から、鮮やかな黄緑色のシャツの袖を覗かせたとてもお洒落な格好で登場した。先生は、自分は住宅はほとんどやっていないからこの講演会には相応しくないと言いながら話し始めた。45年程前、2人の友人と「八田利也(やだ としや)」という匿名で「所住宅設計万歳」と言っていたという。なぜ、「八田利也」なのかは平仮名で読むと「はったりや」と読めるからだそうだ。住宅の基本形がnLDKと特定なものなってしまっている話、オタクやニート、ホームレスなどが出現し、また、ケータイなどの出現により場所を越えてコミュニケートできる世の中に対し、住宅のあり方を考え直さなければならないのでは?という考えを発言していた。「なぜ建物ではなく住宅として設計し、何を基準に評価しているのか?」と私自身が皆に聞きたいとおっしゃっていた。講演は1時間半で終わり、30分質問の時間が与えられた。3人が質問し、先生は質問に一通り答えた後で、「質問の答えになっているかな・・・話しているうちに、あなたの質問の内容わすれちゃいました・・・。何でしたっけ?」と客席を笑いで沸かせた。
植田先生から『植田実の本』の画像指定のFaxが届いていた。絵付きだったためとてもわかりやすかった。「この絵、私かな?」と思う絵が描かれており、かなり嬉しかった。
今日は6時半から草月会館(設計:丹下健三)でギャラリー・間主催の『日本の現代住宅1985-2005』第一回講演が行われていたため、出掛けた。草月会館に着くなり、外に整理券をもらう人の列ができていた。前の方に植田実先生が並んでいらっしゃり、先生と手を振って挨拶を交わした。会場は満席で、植田先生を見失ってしまった。どうやら、教員や学生が多いようだった。18時半から開演で、磯崎新先生は黒のチャイナ服風ジャケットの袖から、鮮やかな黄緑色のシャツの袖を覗かせたとてもお洒落な格好で登場した。先生は、自分は住宅はほとんどやっていないからこの講演会には相応しくないと言いながら話し始めた。45年程前、2人の友人と「八田利也(やだ としや)」という匿名で「所住宅設計万歳」と言っていたという。なぜ、「八田利也」なのかは平仮名で読むと「はったりや」と読めるからだそうだ。住宅の基本形がnLDKと特定なものなってしまっている話、オタクやニート、ホームレスなどが出現し、また、ケータイなどの出現により場所を越えてコミュニケートできる世の中に対し、住宅のあり方を考え直さなければならないのでは?という考えを発言していた。「なぜ建物ではなく住宅として設計し、何を基準に評価しているのか?」と私自身が皆に聞きたいとおっしゃっていた。講演は1時間半で終わり、30分質問の時間が与えられた。3人が質問し、先生は質問に一通り答えた後で、「質問の答えになっているかな・・・話しているうちに、あなたの質問の内容わすれちゃいました・・・。何でしたっけ?」と客席を笑いで沸かせた。
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