今日は15時からホテルニューオータニで「福岡オリンピック・パラリンピック招致スポーツ記者説明会」がありました。4月25日にあったのは外国記者向けの開催計画記者発表で、今回はスポーツや新聞等に向けた予算などの詳細をつめた内容でした。麗の間というなんとも古風な名前の会場で、ビデオカメラは3台くらいに新聞記者やテレビ局の報道陣が来ていたが、思っていたより少ない数だった。綿貫さんが「あんまり前もなぁ~」と言うので、少し遠慮して前から3列目の磯崎新先生の座席側に座ると、ウエイターがコーヒーとミルクを注いでくれた。開催定刻1分前に登壇者が来場し、磯崎先生はオフホワイトのスタンドカラーに黒いスーツを着ていた。右から磯崎新先生、福岡市オリンピック招致準備事務局長、福岡市財政局長、福岡・九州オリンピック招致アドバイザーの梶原紀子さん(アトランタ・アテネ・パラリンピック金メダリスト)、日下部基栄さん(シドニー・オリンピック柔道女子57キロ級銅メダリス
ト)、宗茂さん(旭化成陸上競技部顧問)。前回の記者発表で話されなかった予算案や輸送問題について、細かくプレゼンテーションされた。磯崎先生はパワーポイントを使って、福岡オリンピックの開催計画内容と、東京と比較した財政等を説明した。1936年ヒットラーによって開催されたベルリンオリンピックに代表される大都市での国威発揚型から、クーベルタン男爵が考えた世界のアスリート達がある都市に集まり技を競い合うと言う原点への回帰と、東京の十分の一の規模の小都市での開催という21世紀の新しいモデルを目指す姿勢を鮮明にされた。博多湾岸に3つのクラスターを集中的に設置すること、また既存の施設も利用すること。海外からの客の輸送については、羽田空港より近い上海・ソウルの空港を利用し支援の輪を広げること等を述べた。前回は東京の案の批評をしていなかったが、今回は「東京は大都市でありながら、最近の流れ(郊外に施設を分散)に反した都心集中型のプランだ。既存の都市活動をしながら、オリンピックという巨大イベントを開催する意味をわかっていない。」など、個人的な印象だと言って話された。また、6月末にJOCに提出する福岡のプランについては「あまり細かいことは申し上げられない・・・発表すると1週間後には東京に真似されるから」と、会場から笑いが出る発言もあった。プレゼンテーションの最後には、スピード感のあるエキサイトしてしまう鳥瞰映像が流れた。BGMにはテクノ音楽(?)がかけられ、その音楽とカメラワークが調和しておりカッコイイ映像だった。
ト)、宗茂さん(旭化成陸上競技部顧問)。前回の記者発表で話されなかった予算案や輸送問題について、細かくプレゼンテーションされた。磯崎先生はパワーポイントを使って、福岡オリンピックの開催計画内容と、東京と比較した財政等を説明した。1936年ヒットラーによって開催されたベルリンオリンピックに代表される大都市での国威発揚型から、クーベルタン男爵が考えた世界のアスリート達がある都市に集まり技を競い合うと言う原点への回帰と、東京の十分の一の規模の小都市での開催という21世紀の新しいモデルを目指す姿勢を鮮明にされた。博多湾岸に3つのクラスターを集中的に設置すること、また既存の施設も利用すること。海外からの客の輸送については、羽田空港より近い上海・ソウルの空港を利用し支援の輪を広げること等を述べた。前回は東京の案の批評をしていなかったが、今回は「東京は大都市でありながら、最近の流れ(郊外に施設を分散)に反した都心集中型のプランだ。既存の都市活動をしながら、オリンピックという巨大イベントを開催する意味をわかっていない。」など、個人的な印象だと言って話された。また、6月末にJOCに提出する福岡のプランについては「あまり細かいことは申し上げられない・・・発表すると1週間後には東京に真似されるから」と、会場から笑いが出る発言もあった。プレゼンテーションの最後には、スピード感のあるエキサイトしてしまう鳥瞰映像が流れた。BGMにはテクノ音楽(?)がかけられ、その音楽とカメラワークが調和しておりカッコイイ映像だった。
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