今日は14時に永井桃子さんに来廊してもらい、永井桃子新作展の展示作業を行なった。昨日宅急便で大きい油彩が届き、今日は小品を持参された。昨日も遅くまで描いていたという、まだ完全に乾いていない可愛い作品たち。永井さんが展示のレイアウトを決め、三浦さんと雄高さんが壁に掛ける。私は、渋谷にある額縁屋さんにドローイングの額を買いに行った。炎天下の外出で少し疲れ、水分を補給すると生き返った。人間が植物っぽくある瞬間だ。展示は夕方終了した。永井桃子さんはしばらくその展示を見渡していた。永井さんの描く植物からは、気候や季節、温度や湿度までも伝わってくる。カラッと晴れた空に向ってぐんぐん育ったんだろうなと思わせる『光途―窓から』シリーズは、もうすぐ夏だよと告げているようにみえた。