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<<ギャラリーときの忘れものだより・・・現代美術オークション始まる!>>

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次週6月30日(金)より7月2日(日)の三日間、恒例の現代美術オークションを開催いたします。ホームページの方では、すでに出品作品をご覧いただけます。また、入札の受け付けも始まっています。

磯崎新、瑛九、難波田龍起、駒井哲郎、草間彌生らのメイン取り扱い作家から、ヤフー・オークションでおなじみの靉嘔、菅井汲、元永定正、オノサト・トシノブ、舟越保武、大沢昌助らの作品、他に北川民次、竹田鎮三郎、大浦信行、泉茂などのときの忘れものならではの作家、そして今回は貴重な坂本善三、山口長男の油彩作品なども出品いたします。

上記の三日間はギャラリーに作品を展示いたしますので、ぜひ実際に作品をご覧のうえ、ご入札ください。お待ちしております。

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<<今週の話題・・・「むせかえる世界」>>

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22日付けの朝日新聞の夕刊(東京本社版)にも紹介されたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、25日まで横浜美術館のエントランス・ロビーで「むせかえる世界」というライブ・インスタレーションが行われています。全長20mの真っ赤なドレスを着て、2mの高さの椅子に腰掛けて座る女性(たまに男性)のお尻の下めがけて、観客はスカートの中に潜り込むのです。そこへ行って、上を見上げると下着姿のお尻が見えます。しかし、これがなかなかジッとは見ることが出来ず、私は、早々に出てきてしまいました。

これは、ダムタイプというパフォーマンス集団の一員でもある砂山典子さんの作品で、自らもそのドレスをまとって座ります。お尻を見せているからと言って、誰でもそのお尻に触って良い訳ではない、そこにお互いのコミュニケーションが予め必要であろうというようなことだそうです。スカートの中に潜り込んで何を感じるかは人それぞれです。おためしあれ。

                (ときの忘れものスタッフ 三浦次郎)