石山展DM

◆建築家・石山修武展[チベット・インスピレーション]
会期=2006年10月6日[金]―21日[土] 12:00―19:00 
 *日曜・月曜・祝日は休廊
 *初日の6日[金]17時より作家を囲みオープニングを行ないます。
磯崎新と共に福岡オリンピック計画案作成に参加し(残念ながら敗れましたが)、北京オリンピック・モルガンセンターにも関わる石山修武は、世界の最前線で闘う建築家の代表といっていいでしょう。
石山修武はこの7月、オリンピック計画の会場設計を進めるかたわら、磯崎新とヒマラヤへの旅を決行しました。標高4000メートルの赤土の山と紺碧の空。
3冊のスケッチブックを携えて、石山は乾いた大地を描きました。それらのインスピレーションをもとに制作された新作ドローイングと、2年前から彫り続けている銅版画の新作を発表します。 
実は石山修武は、若き日にラウンド・アンナプルナのハード・トレッキングを行ない、以降、インナーヒマラヤに深い関心を持ち続けました。「欧州の登山隊が完全装備で歩く山を、ヤクを追う裸足の少年が駆け上がっていった」こと に衝撃を受けたといいます。
こうした最果ての地での体験は、その建築の源泉となっています。

*ギャラリートーク 10月14日(土)17時より、
 石山修武さんのギャラリートークを行ないます。
 ※要予約 参加費1,000円(1ドリンク)
 参加希望の方は、お名前とお電話番号をご記入の上、
 ときの忘れものまでご予約ください。
 メール
info@tokinowasuremono.com

◆石山修武オリジナル版画入り画文集「境界線の旅」刊行
文・スケッチ=石山修武、写真=磯崎新
詳細は近日中に発表します。