ウォーホル/マリリンウォーホル/majoウォーホルMAO

2月22日(木)から3月3日(土)、「没後20年ウォーホルを偲んで」と題して、代表作「マリリン」「毛沢東」「キャンベル・スープ缶」「魔女」「花」などを展示します。
2月22日はウォーホルの命日です。

ちょうど20年前の1987年2月22日、アンディ・ウォーホルが死にました。
ウォーホルとのことは、昨年の2月22日のブログにも書きましたが、1983年に私は路上の似顔絵描きだった故・栗山豊、いまは行方知れずの宮井陸郎、表参道で元気に志を貫いているギャラリー360°の根本寿幸の「ウォーホル三人男」の協力を得て、大規模な展覧会「アンディ・ウォーホル全国展」と版画のエディションを企てました。

あれから20数年たち、いまやウォーホルは神話の人となり、史上最強のウォーホル・ウォッチャーだった栗山豊は、2001年2月22日、まさにウォーホルの命日に街で倒れ、病院に運ばれ、誰にも看取られずひとり死んでしまった。天涯孤独の栗山らしいそれは死に方だった。病院の枕元にあった手帖から看護婦さんが友人たちに電話してその死を知らせた。

昨春、死の前に栗山が私に託していった膨大な「ウォーホル資料」のほんの一部を展示し、ウォーホルが1960年代から日本に与えた影響力の大きさを印刷媒体で見せる試みをしました。
同時代的にはウォーホルを知らない若い世代の人たちが多く訪れ、私も嬉しい思いだった。

今年2007年はウォーホルの没後20年なので、何か記念のイヴェントをと考えてはいるのだが、私も歳だし、そういうことはもっと若い人たちに考えてもらった方がいいのかも知れない(などと自分の怠慢を棚に上げている)。
1983年に私が将来した、作品のいくつかを画廊に飾り、あらためてウォーホルと栗山豊の二人の冥福を祈りたい。
小展示会ですが、ぜひお出かけください。
ついでに、ウォーホルとの思い出をこのブログで書いてみましょう。

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