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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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17日のギャラリー・トークには、多くの方にご参加いただきありがとうございました。また、お断りさせていただいた方には、お詫び申し上げます。
当日は、トークが始まる前に土方巽の直弟子である小林嵯峨さんがパフォーマンスをしてくださるというサプライズもありました。細江先生とヨシダ・ヨシエ先生の息の合ったやりとりが楽しく、「ヌード」の言葉の起源から様々に話題は広がり、生きる現代美術史とも言えるお二人の話は留まることを知らず、ご参加くださった皆さんも充実したひと時を共有できたのではないかと思います。
「細江英公～春本・浮世絵うつしオリジナル・プリント展」は、31日までです。ご来廊お待ちしております。
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＜＜今週の話題～藤森照信「メゾン四畳半」＞＞
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いま銀座のメゾン・エルメス８階で、建築家・藤森照信による「メゾン四畳半」という展覧会は行われています。住まいの原型を四畳半であるとし、会場では三つの建築中の四畳半の建物を見ることができます。今日は何もしていませんでしたが、日によっては職人さんが来て作業をし、場合によっては観客も手伝うことができるそうです。会期は６月１０日までですが、４月の終わりくらいまでに完成させ、その後は、実際に建物に入れるようになるとのことです。会場には木の香りと、焦がした杉のにおいが充ちていて、ちょっと気持ちをリフレッシュできます。ただし、靴を脱いで鑑賞しますので、くれぐれも穴の開いた靴下を履いていかないようお気をつけ下さい。
埼玉県立近代美術館の「シュルレアリスム展」も見て参りました。国内の、それもほとんど三つの公立美術館と一つの私立美術館の作品で、これだけシュルレアリスムの良い作品が集まるのですから、日本人はシュルレアリスムがよほど好きなんだなということがわかる展覧会でした。
（スタッフ　三浦次郎）