“ときの忘れもの”今週のオークション　2007.05.25
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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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「第18回瑛九展」開催中です（6月2日まで）。初日から熱心な瑛九ファンの方が次々とご来廊くださり、作品をじっくりご覧になっていらっしゃいます。今回は、フォトデッサンを12点展示しておりますが、フォトデッサンの秀作をこれだけまとめてご覧になれる機会はそうありません。また、油彩『昼の分析』は瑛九最晩年の傑作のひとつです。ぜひ、お出かけください。
5月26日（土）17時より、東京国立近代美術館の大谷省吾氏をお迎えしてギャラリートークを行ないます。会費1,000円（1ドリンク）で、予約が必要です。現在受付中ですので、参加ご希望の方は、お名前・電話番号を明記の上、メールまたは電話でお申し込み下さい。先着順、定員になり次第締切ります。
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＜＜今週の話題～府中市美術館＞＞
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27日まで府中市美術館では「子どもの目で見るてんらんかい」と題し、美術館のコレクションを使って、子どもに美術に親しみを持ってもらおうという企画展をやっています。絵を低く展示したり、台に上がって見たりといろいろ工夫してありました。入って最初の作品が瑛九であったのには驚きましたが、われわれ大人はどうしても作品に意味を求めてしまうので、素直に作品に向かえないということがあると思います。子どもを連れた人が何組も来ていましたが、子どもにはどんなふうに見えたのか興味があります。
また、 山田正亮の作品が年代順に展示してあるコーナーがあり、最初は普通の静物画だったものが、平面的になり、それが輪郭が崩れてきて抽象的になったかと思うと、ポンとシンプルな色面に変わっていく様子が非常に面白く、楽しめました。
一階のギャラリーでは先日まで須田悦弘さんの公開制作をやっていて、今はその時の作品が展示されています（7月16日まで）。木彫に彩色した作品で、細緻を極めた仕事ですが、その制作時にはピリピリすることなく、なごやかに話をしながらの作業だったとのこと。見てみたかったです。
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＜＜今週のオークションから＞＞
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「今週のセール」には大沢昌助の珍しい七宝焼のペンダントとブローチ、木村剛雄の触れて愉しむというタッチウッド作品、人気の高い元永定正のシルク作品を出品中です。今週もよろしくお願いいたします！
◎sale 大沢昌助 七宝焼 桐箱直筆サイン「ペンダント」
◎sale触れて愉しむオブジェ 木村剛雄 タッチウッド1