

作家には何でも取っておくタイプの人と、さっぱり捨てちゃうタイプの人がいる。
自分しか興味の無いタイプの人(これが日本では大半)と、逆に仲間や他の作家のものを丁寧に保存しておく人もいる、のみならず身銭を切って集める人もいる。
他者への愛情と尊敬がそこにはあります。
ジョナス・メカスさんは、映画美術館をつくっただけあって、捨てない人だった。
私が訪ねた1983年のアパートも何だかそんな作品やらガラクタやらで一杯だった。
メカスさんが集めた1930~1960年代のハリウッド・ポスター約2000枚は、いまは東京造形大学に収蔵されており、そのほんの一部、1930年代のB級映画のポスター34点を展示する展覧会が11月5日から同大学の横山記念マンズー美術館で始まります。
http://www.zokei.ac.jp
メカス・ファンの皆さん、そして映画ファンの皆さん、お見逃し無く。
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