ときの忘れもの[エミリオ・グレコ銅版]今週のオークション04.18
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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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画廊では、19日まで「フォーゲラーとその時代展」を開催中です。日本の画廊でこれだけ一度にフォーゲラーを見る機会はそうありませんので、著名なイラストレーターや学芸員、建築家の方もいらしてじっくりご覧になっていらっしゃいました。
来週22日からは、「写真の詩人」アンドレ・ケルテスの写真展を開催します。1926年にパリで撮影された代表作「おどけた踊り子」はじめ、「ディストーションのヌードNo.6、1933」、「ブロワの交差点、1930」「エリザベスと私、1931」「はぐれ雲、ニューヨーク、1937」「船の帰港、1944」「マルティニクにて、1972」など代表作11点を出品します。どうぞお出かけください。
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＜＜今週の話題～今後の予定＞＞
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ときの忘れものの今後の予定をお知らせいたします。5月は「細江英公写真展ーガウディへの讃歌」《PART1=5月9日（金）～5月17日（土）、PART2=5月20日（火）～5月31日（土）》1977-78年と1984年にガウディを撮影した作品、それもヴィンテージ・プリントを二期に分けて展示いたします。6月は「4 Winds展　永井桃子・根岸文子・秋葉シスイ・三須研一」《6月6日（金）～6月14日（土）》という珍しく若手作家のグループ展を開催します。その後は、「北郷悟展　彫刻と版画」《6月23日（月）～7月5日（土）》北郷先生の新作版画とテラコッタを展示予定です。また、7月にはおなじみの入札による「現代美術オークション」《7月11日（金）、12日（土）》を開催します。どうぞお楽しみに！また、6月28日から世田谷美術館で展覧会を開催予定の石山先生の「石山修武　新作版画展」《7月18日（金）～7月26日（土）》を7月に開催します。他に7月には「大阪／Art in DOJIMA展」《大阪・堂島ホテル／7月25日（金）～7月27日（日）》 への出展が決まっています。8月は昨年に引き続き「ジョック・スタージス写真展」《8月1日（金）～8月16日（土）》2007年の新作を展示します。
8月以降も現在企画を進めているものがありますので、決まり次第またご案内させていただきます。（スタッフ　三浦次郎）
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＜＜今週の一点＞＞
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◎エミリオ・グレコ　銅版「横むきの女」額付

エミリオ・グレコは、イタリアを代表する現代彫刻の作家で、版画も多数制作しています。1971年には日本でも大規模な回顧展が開催され、一躍知られるようになりました。日本の美術館にも多くの作品が収蔵されています。伸びやかな線と、描き込んで陰影を付けた部分のコントラストが特徴の版画作品ですが、出品作は、その中ではより描き込まれており、表情にきめ細やかさが感じられる作品です。他にも2点出品しておりますので、そちらもご覧下さい。