2009年1月6日は、ときの忘れものにとって、ちょっとした記念日になるかもしれません。と言いますのは、昨日、初めてこのブログの1日のアクセス数が200を超え、210を記録しました。いつもは、110~120程度で、多くても前日の160くらいだったのが昨日突然200を超えてしまい、一体何が起きたのかと、少し戸惑ってもおります。それはともあれ、読んでくださっている方には感謝申し上げますとともに、1日限りにならないよう魅力あるブログにしていきたいと思っております。今後ともお贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。
今日からは、9日より開催します「エルンスト・ハース写真展」に出品される作品を順次ご紹介して参ります。その1回目は、「アルバカーキ、ニューメキシコ」です。この作品は、エルンスト・ハース財団のホームページの表紙にも使われています。
アルバカーキは、ニューメキシコ州最大の街であり、もっとも古い町でもあります。いわゆる西部開拓によってできた町ではなく、ネイティブ・アメリカンや、スペイン人らによって1706年に拓かれた町です。現在では、その古い町も残しながら、原子力エネルギーや宇宙ロケットの研究施設のある近代的な街となっています。
ルート25とルート40という二つの高速道路がこの街で交差していますが、この作品に写っている道はそのどちらかでしょうか。とにかく、ものすごい看板の量です。この写真の何とも不思議な色合いと立体感は、ダイトランスファープリントの効果なのでしょう。ハースは、「IN AMERICA」というシリーズで、ヨーロッパ生まれのハースの目を通したアメリカの風景や人々を捉えていますが、それらは、アメリカ人にとって新鮮に見えたことと思います。
「アルバカーキ、ニューメキシコ」
1969 (printed in 1993)
Dye-transfer Print
30.4x45.0cm, Ed.40
Estate stamp
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものでは、1月9日[金]―1月31日[土]まで「エルンスト・ハース写真展」を開催しています。
◆オリジナルプリントを挿入した「ときの忘れものアーカイヴスVol.1 五味彬Yellows」特装版を創刊しました。限定175部、挿入されたプリントは技法、サイズ、イメージなど全てが異なります。価格7,350円(税込)です。
今日からは、9日より開催します「エルンスト・ハース写真展」に出品される作品を順次ご紹介して参ります。その1回目は、「アルバカーキ、ニューメキシコ」です。この作品は、エルンスト・ハース財団のホームページの表紙にも使われています。
アルバカーキは、ニューメキシコ州最大の街であり、もっとも古い町でもあります。いわゆる西部開拓によってできた町ではなく、ネイティブ・アメリカンや、スペイン人らによって1706年に拓かれた町です。現在では、その古い町も残しながら、原子力エネルギーや宇宙ロケットの研究施設のある近代的な街となっています。
ルート25とルート40という二つの高速道路がこの街で交差していますが、この作品に写っている道はそのどちらかでしょうか。とにかく、ものすごい看板の量です。この写真の何とも不思議な色合いと立体感は、ダイトランスファープリントの効果なのでしょう。ハースは、「IN AMERICA」というシリーズで、ヨーロッパ生まれのハースの目を通したアメリカの風景や人々を捉えていますが、それらは、アメリカ人にとって新鮮に見えたことと思います。
「アルバカーキ、ニューメキシコ」1969 (printed in 1993)
Dye-transfer Print
30.4x45.0cm, Ed.40
Estate stamp
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◆ときの忘れものでは、1月9日[金]―1月31日[土]まで「エルンスト・ハース写真展」を開催しています。
◆オリジナルプリントを挿入した「ときの忘れものアーカイヴスVol.1 五味彬Yellows」特装版を創刊しました。限定175部、挿入されたプリントは技法、サイズ、イメージなど全てが異なります。価格7,350円(税込)です。
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