“ときの忘れもの”今週のオークション 2009.06.12
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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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ただいま「銀塩写真の魅力 Gelatin Silver YES!」を開催中です。コレクターG氏の写真コレクションを中心に、ときの忘れもののコレクションを加えたモノクローム写真17点を展示しております。新聞等でご紹介いただいたこともあって、平日でも途切れることなくお客様がいらしてくださり、あらためて写真への関心の高さを感じています。エドワード・ウェストン、ウィン・バロック、ハーブ・リッツ、アンセル・アダムス、植田正治、中島秀雄らの正統派をはじめに、レスリー・クリムス、ルイス・キャロル、ジェリー・ユルズマン、アレン・ダットンらの少し変わった作品をご覧いただきます。また、ときの忘れものホームページのブログでは、随時、作品を紹介してまいりますので、こちらもご覧ください。27日(土)までです。
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<<今週の話題~阿修羅展 >>
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先日まで上野の国立博物館で開催された「国宝阿修羅展」には、61日間の会期中に94万6172人の入場者がありました。これは、1974年に約150万人を動員した「モナ・リザ展」、約129万人の「ツタンカーメン展」(1965年)に次ぐ同館の歴代3位の記録だそうです。また、これは同館での日本美術の展覧会としては史上最多記録を15万人更新しました。私も、子供の頃に集めていた切手の国宝シリーズで知って以来、いつか見たいとは思っていましたが、連日の混雑ぶりを聞くに及んで、結局行かず終いでした。すると、そのご利益にあずかろうと新聞には阿修羅像のフィギュアや版画作品の通信販売の広告が目に付くようになり、 商魂たくましいなあと感心しきりです。ときの忘れものも仏像の写真展でも企画しようかしら。
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<<今週のオークションから>>
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◎写真特集/ときの忘れものでは展覧会「銀塩写真の魅力~Gelatin Silver YES!」を開催しています。
ヤフーオークションでも写真特集を開催中です。
◎[名取洋之助と日本工房]山名文夫/土門拳
◎アルス「寫眞雑誌 カメラ」2巻2号 大正11年
◎貴重資料「写真報国/寫眞報國」昭和十年三月