“ときの忘れもの”今週のオークション　2009.07.10
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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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ただいま若手作家4名のグループ展「4Winds2009」を開催中です。実際に展示してみて、それぞれの個性が際立つ良い展示になったと思っております。秋葉さんと矢口さんの絵の構成要素は非常に似通っていますが、作品はまったく違っている面白さや、細部にまでこだわった猪瀬さんの描く作品のテーマ、永井さんの作品からあふれ出る光、と楽しめる要素満載の展示です。どうぞご覧ください。
18日（土）には、茨城大学教育学部の小泉晋弥教授をお招きしてのギャラリートークがございます。まだ余裕がございますので、今のうちにお申し込みください。メールまたは電話で受け付けております。（要予約、参加費1,000円／1ドリンク付）
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＜＜今週の話題～「愛を読むひと」 ＞＞
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今回は映画「愛を読むひと」について。原作の「朗読者」というタイトルは知っていましたが、読んだことはなく、ほとんど先入観なしで映画を見ました。15歳の少年マイケルと30歳を過ぎた女性ハンナの恋愛（？）を描いた前半から、ハンナがかつて第二次世界大戦中にユダヤ人の収容所で看守をしていたということが裁かれる後半、そして、年月が過ぎて再会する二人とその結末。はじめ「青い体験」的映画かと思ってみていると、実に重いテーマに変わっていきます。そのときの法に従ってしたことが、後の時代にはそれが罪悪として裁かれる。人間は、何に従って生きるべきなのか。戦争という特殊な時代での正義とはいったい何なのか。見終わった後も、かなり後を引く映画です。重いですが、ぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。
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＜＜今週のオークションから＞＞
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◎作者不詳特集／亡くなられた大コレクターから譲り受けた作品を中心に「作者不詳」の掘り出しものを特集いたします。