いま埼玉県の所沢市で「第1回所沢ビエンナーレ美術展　引込線」が開催されています。


この展覧会は、主に所沢市在住の作家を中心とした作家自身による自主企画展です。「展覧会テーマを設けない」「作品の形体、形式、思想を限定しない」「出品者の人選は可能な限りゆるやかであること」といったことを掲げており、実際展示されている作品は、油彩あり、写真あり、巨大な彫刻あり、糸を使った作品ありと多種多様です。
出品作家も、田中泯 、小山穂太郎、建畠朔弥、遠藤利克、高見澤文雄、戸谷成雄、村岡三郎らキャリアのある作家から若い人たちまで多様です。


所沢駅近くの西武鉄道の旧車両工場という広い空間を活かし、作品はインスタレーション的な展示がされています。アートフェアの密集した感じとは違った雰囲気で作品と対峙でき、時間の経つのを忘れてしまいます。23日までですので、連休にお出かけになってはいかがでしょうか。
「第1回所沢ビエンナーレ美術展　引込線」
会場：西武鉄道旧所沢車両工場
会期：2009年8月28日（金）～9月23日（水・祝）会期中無休
観覧時間：10時～18時
入場無料

ときの忘れもので開催中のジョナス・メカス展から今日、ご紹介するのは、愛娘ウーナさんのかわいらしい手を写したものです。メカスさんの作品には家族も多く登場しますが、やはり、一人目の子供であるウーナさんの頻度は多いようです。愛情のこもった1点です。
ジョナス・メカス　Jonas MEKAS
「ウーナ、1歳．．．」
CIBA print
35.4×27.5cm
signed

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