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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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いよいよ来週チューリッヒに出発します。ときの忘れものとして、初めて海外のアートフェアに出展します。KUNST 09 ZURICHという、15回目を迎えるインターナショナル・アートフェアです。約60のギャラリーが出展しますが、そのギャラリーのホームページを見ると、決してコンテンポラリーばかりではなく、マスタークラスの写真作品を扱う画廊も散見され、その幅の広さを感じさせます。ときの忘れものは、小野隆生先生の新作をメインに、磯崎新先生、安藤忠雄先生の作品、細江英公先生、五味彬先生の写真作品を展示する予定です。どんな反響をいただくか（いただけないか）楽しみでもあり、不安でもあります。戻りましたら、ご報告させていただきます。
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＜＜今週の話題～リーマン＞＞
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昨年のリーマンショックで、世界の経済は大きな打撃を受け、日本は未だにそこから立ち直れないでいますが、先ごろ、そのリーマンブラザースが保有していた美術品の競売が行われました。草間彌生、デビッド・ホックニーをはじめ、ロイ・リキテンシュタインなどの作品283点が競売に付され、その全点が落札され、しかも、エスティメイトの倍の135万ドル（約1億2200万円）という結果だったそうです。点数からすればそう高額ではないかもしれませんが、不況に苦しむ日本の美術業界からすれば羨ましい話です。それにしても、ずいぶん持っていたものです。
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＜＜今週のオークションから＞＞
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◆創作版画特集／今週は「創作版画」を特集いたします。
◎上阪雅人　木版画「風景」


◎恩地孝四郎装幀　詞華集 日本の山水


◎戸張孤雁　木版「小品」額付