東京・六本木の国立新美術館で「マン・レイ展」が始まりました。


7月13日、オープニングレセプションがあり、出席しました。
16時からオープニングセレモニーが始まり、林田館長、マン・レイ財団理事ブラウナー氏(ジュリエットの弟)らから挨拶がありました。ジュリエットの弟さんがご存命とは知りませんでしたが、お元気そうでした。その後、開場されて、展示室へ。

左から、マン・レイ財団理事ブラウナー氏、同じくステファニー・ブラウナーさん、マン・レイ展のキュレーター福のり子さん、同じくジョン・ジェイコブ氏。

スピーチをするブラウナー氏。
作品ばかりでなく、制作のためのメモなども多く展示されていて、写真家以外のマン・レイの多才さを知ることが出来ます。写真作品も有名なものはほんの少しで、新発見のカラー写真など、多くが日本初公開なのではないかと思います。映像作品もあって、すべてをきちんと見るには時間と体力が要りそうです。
展示の中に「宮脇愛子」のコーナーがあって、宮脇先生とマン・レイとの親交について書かれたボードがあり、マン・レイの撮影した宮脇先生のポートレートと宮脇先生がマン・レイに贈った小品も展示されています。
宮脇先生とマン・レイとの親交は、1959年から始まり、一時期は、毎日のようにアトリエに通ったそうです。9月28日(火)から10月16日(土)まで、ときの忘れものでは「マン・レイと宮脇愛子展」と題して、宮脇先生がマン・レイから贈られた作品や手紙、マン・レイが撮影した宮脇先生のポートレート(うち1点はマン・レイ展に展示されている作品と同じものです)、磯崎新先生撮影のマン・レイのアトリエ写真などを展示します。加えて当時制作された宮脇先生の平面と立体作品をご覧いただく予定です。

宮脇愛子先生と本展監修者の福のり子先生。

マン・レイ財団のお二人と宮脇愛子先生。
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東京会場:国立新美術館
開催期間 2010年7月14日(水)- 9月13日(月)
開館時間 10:00-18:00 (毎週金曜日は20時まで) ※入場は閉館の30分前まで
休 館 日 毎週火曜日
主 催 国立新美術館、日本経済新聞社
大阪会場:国立国際美術館
開催期間 2010年9月28日(火)- 11月14日(日)
開館時間 10:00-17:00 (毎週金曜日は19時まで) ※入場は閉館の30分前まで
休 館 日 毎週月曜日
主 催 国立国際美術館、日本経済新聞社
幅広い芸術活動でその名を世界中に知られるマン・レイ(1890-1976)。
マン・レイの遺族が設立、全作品の著作権を所有するマン・レイ財団所蔵の写真、絵画、彫刻、デッサンおよびマン・レイ自身の所持品を一堂に集めて、2007年から欧州を巡回している展覧会が、この度初めて日本で紹介されることになりました。
「写真家」としてのイメージが強いマン・レイですが、今回は写真はもとより絵画、オブジェなど多岐に渡る分野で活躍した「アーティスト」、そして新しい技法やスタイルを編み出した「モダンアートの先駆者」としてのマン・レイに光を当て、その知られざる足跡を発見する旅へと皆様をご案内いたします。
本展監修者であるジョン・ジェイコブ氏と福のり子氏は4年の歳月をかけてコレクションの全貌を調査しました。その結果、日本展だけに出品される作品約70点を含む約400点が紹介される運びとなりました。
展覧会はマン・レイの生涯を「ニューヨーク(1890-1921)」、「パリ(1921-1940)」、「ロサンゼルス(1940-1951)」、「パリ(1951-1976)」の四つに区切り、時代にそってマン・レイの作品と、その発想源となったモノやイメージを対置させます。
財団にある豊富な資料の数々は、マン・レイが一つのモティーフを、スケッチから完成作品へとどのように変化させてきたか、あるいは彼が絵画やグラフィック作品に度々写真をベースにしたことなど多くの事実を物語ってくれるでしょう。
これまで一般公開されたことのない作品に加え、スケッチやデッサン、私的な文書に至るまで貴重な関連資料も多数含まれる本展は、マン・レイの広範で意欲的な創造活動、思考回路、そして歴史を追体験しながら、その作品と人生をより深く理解するまたとない機会といえます。
展示品の中にはすでに良く知られた作品と同時に、マン・レイの死後一度も公にされなかったものも多数あります。財団の所蔵作品はこれまで未整理のまま長い間放置されてきましたが、本展のための調査の結果、多くの未公開作品が発見されました。(同展HPより)
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ときの忘れもののコレクションより紹介しましょう。

マン・レイ Man RAY
「メレットとルイ・マルクーシ」
1933年 (printed in 1977)
ゼラチンシルバープリント(ピエール・ガスマンによる)
イメージサイズ:39.8×29.0cm
額装サイズ:62.0×50.2cm
裏面にスタンプあり
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7月13日、オープニングレセプションがあり、出席しました。
16時からオープニングセレモニーが始まり、林田館長、マン・レイ財団理事ブラウナー氏(ジュリエットの弟)らから挨拶がありました。ジュリエットの弟さんがご存命とは知りませんでしたが、お元気そうでした。その後、開場されて、展示室へ。

左から、マン・レイ財団理事ブラウナー氏、同じくステファニー・ブラウナーさん、マン・レイ展のキュレーター福のり子さん、同じくジョン・ジェイコブ氏。

スピーチをするブラウナー氏。
作品ばかりでなく、制作のためのメモなども多く展示されていて、写真家以外のマン・レイの多才さを知ることが出来ます。写真作品も有名なものはほんの少しで、新発見のカラー写真など、多くが日本初公開なのではないかと思います。映像作品もあって、すべてをきちんと見るには時間と体力が要りそうです。
展示の中に「宮脇愛子」のコーナーがあって、宮脇先生とマン・レイとの親交について書かれたボードがあり、マン・レイの撮影した宮脇先生のポートレートと宮脇先生がマン・レイに贈った小品も展示されています。
宮脇先生とマン・レイとの親交は、1959年から始まり、一時期は、毎日のようにアトリエに通ったそうです。9月28日(火)から10月16日(土)まで、ときの忘れものでは「マン・レイと宮脇愛子展」と題して、宮脇先生がマン・レイから贈られた作品や手紙、マン・レイが撮影した宮脇先生のポートレート(うち1点はマン・レイ展に展示されている作品と同じものです)、磯崎新先生撮影のマン・レイのアトリエ写真などを展示します。加えて当時制作された宮脇先生の平面と立体作品をご覧いただく予定です。

宮脇愛子先生と本展監修者の福のり子先生。

マン・レイ財団のお二人と宮脇愛子先生。
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東京会場:国立新美術館
開催期間 2010年7月14日(水)- 9月13日(月)
開館時間 10:00-18:00 (毎週金曜日は20時まで) ※入場は閉館の30分前まで
休 館 日 毎週火曜日
主 催 国立新美術館、日本経済新聞社
大阪会場:国立国際美術館
開催期間 2010年9月28日(火)- 11月14日(日)
開館時間 10:00-17:00 (毎週金曜日は19時まで) ※入場は閉館の30分前まで
休 館 日 毎週月曜日
主 催 国立国際美術館、日本経済新聞社
幅広い芸術活動でその名を世界中に知られるマン・レイ(1890-1976)。
マン・レイの遺族が設立、全作品の著作権を所有するマン・レイ財団所蔵の写真、絵画、彫刻、デッサンおよびマン・レイ自身の所持品を一堂に集めて、2007年から欧州を巡回している展覧会が、この度初めて日本で紹介されることになりました。
「写真家」としてのイメージが強いマン・レイですが、今回は写真はもとより絵画、オブジェなど多岐に渡る分野で活躍した「アーティスト」、そして新しい技法やスタイルを編み出した「モダンアートの先駆者」としてのマン・レイに光を当て、その知られざる足跡を発見する旅へと皆様をご案内いたします。
本展監修者であるジョン・ジェイコブ氏と福のり子氏は4年の歳月をかけてコレクションの全貌を調査しました。その結果、日本展だけに出品される作品約70点を含む約400点が紹介される運びとなりました。
展覧会はマン・レイの生涯を「ニューヨーク(1890-1921)」、「パリ(1921-1940)」、「ロサンゼルス(1940-1951)」、「パリ(1951-1976)」の四つに区切り、時代にそってマン・レイの作品と、その発想源となったモノやイメージを対置させます。
財団にある豊富な資料の数々は、マン・レイが一つのモティーフを、スケッチから完成作品へとどのように変化させてきたか、あるいは彼が絵画やグラフィック作品に度々写真をベースにしたことなど多くの事実を物語ってくれるでしょう。
これまで一般公開されたことのない作品に加え、スケッチやデッサン、私的な文書に至るまで貴重な関連資料も多数含まれる本展は、マン・レイの広範で意欲的な創造活動、思考回路、そして歴史を追体験しながら、その作品と人生をより深く理解するまたとない機会といえます。
展示品の中にはすでに良く知られた作品と同時に、マン・レイの死後一度も公にされなかったものも多数あります。財団の所蔵作品はこれまで未整理のまま長い間放置されてきましたが、本展のための調査の結果、多くの未公開作品が発見されました。(同展HPより)
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ときの忘れもののコレクションより紹介しましょう。

マン・レイ Man RAY
「メレットとルイ・マルクーシ」
1933年 (printed in 1977)
ゼラチンシルバープリント(ピエール・ガスマンによる)
イメージサイズ:39.8×29.0cm
額装サイズ:62.0×50.2cm
裏面にスタンプあり
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