日本人のノーベル賞受賞者が18人にもなったという。まことにめでたい。
社長に「名前挙げてごらん」といったら「ユカワ、サトウ、カワバタ・・・・」でつまり、結局三人しか挙げられなかった。
亭主といいますと・・・、まっ10人がやっとでした。
思えば子供の頃、湯川博士と水泳の古橋が日本の英雄だった。明るかったですね。
中国の最初のノーベル賞受賞者が「国家の犯罪人」であることは、果たしてどういう歴史的意味をもつのか。将来、あの劉暁波さんの授賞が歴史を動かしたという風になるのでしょうか。
ノーベル賞といえば、ただいま開催中の「マン・レイと宮脇愛子展」に大江健三郎さんがいらしてくれました。

さて宮脇さんとも親しい瓦職人にして写真家の山田脩二さんがはるばる淡路島から来廊されたことはご紹介しましたが、そのときにサインしていただいた新刊の写真集「山田脩二 日本旅 1961-2010」(平凡社)をご案内します。
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サインをしている山田脩二さん

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著者サイン入り『山田脩二 日本旅 1961-2010』
著者 山田脩二
編集 大崎紀夫
造本・装丁 山田脩二
発行所 平凡社
発行日 2010年7月7日
A4変形版 192ページ
価格:3,570円(税込、送料無料)

いつも人懐っこい笑顔を絶やさない山田さんの人柄がにじみ出るような個々の人物を撮った作品から、マスとしての人のうねりを捉えた写真、そして日本の街のさまざまな表情を絶妙に切り取った作品が収められており、この50年を凝縮した内容の濃い写真集です。
大竹昭子さんの書評もぜひお読みになってください。

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