去る10月16日、フランス文学者であり、シュルレアリスムについての著作で知られる巌谷國士さんをお迎えして「マン・レイと宮脇愛子展」ギャラリートークを行いました。
巌谷さんは、今回宮脇愛子さんからのご指名でしたが、確かにマン・レイと宮脇さんについてお話いただくには巌谷さんを置いて他にないでしょう。メモもなしに1時間、よどみなくお話くださいました。
マン・レイと宮脇さんの出会いの背景から、その舞台となったパリ・フェルー通りのアトリエについて、そこで撮影された宮脇さんのポートレイトについて、そこからデュシャンの「L.H.O.O.Q.」を経由して、マン・レイの作品の意味作用へとお話は続き、この日のメインテーマである、マン・レイ作のリトグラフ「フェルー通り」へ行き着きました。


巌谷さんの見るところでは、この何の変哲もない風景画のような作品に、実は多くのものが隠されているとのことで、絵の中の荷車を引く男はマン・レイ自身であり、荷車の荷物は「イジドール・デュカスの謎」、イジドール・デュカスとは何者か、マン・レイとの関係は、そして、その中身は出自を明らかにするものである、と。次から次へと謎が謎を呼び、それに解釈をしてくださるのが、伺っていて実に楽しい1時間でした。最後に、宮脇さんはマン・レイの人生の旅に一時期同行した、そして、宮脇さんの作品「うつろひ」もまた留まることのない旅である、と締めくくってくださいました。
巌谷さんの隣の椅子が空いているのは、この日いらっしゃれなかった宮脇さんのための席です。

ギャラリートーク後のクロージング・パーティも盛会でした。
近くのレストランに場所を移しての二次会
◆宮脇愛子の新作エディション『マン・レイへのオマージュ』

マン・レイの折本仕立ての「回転扉(Pain Peint)」にインスパイアーされ、宮脇愛子がマン・レイへのオマージュとして制作した新作エディション、シルクスクリーン入り小冊子『Hommage a Man Ray マン・レイへのオマージュ』(DVD付き、限定25部)をぜひご購入ください。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
巌谷さんは、今回宮脇愛子さんからのご指名でしたが、確かにマン・レイと宮脇さんについてお話いただくには巌谷さんを置いて他にないでしょう。メモもなしに1時間、よどみなくお話くださいました。
マン・レイと宮脇さんの出会いの背景から、その舞台となったパリ・フェルー通りのアトリエについて、そこで撮影された宮脇さんのポートレイトについて、そこからデュシャンの「L.H.O.O.Q.」を経由して、マン・レイの作品の意味作用へとお話は続き、この日のメインテーマである、マン・レイ作のリトグラフ「フェルー通り」へ行き着きました。

巌谷さんの見るところでは、この何の変哲もない風景画のような作品に、実は多くのものが隠されているとのことで、絵の中の荷車を引く男はマン・レイ自身であり、荷車の荷物は「イジドール・デュカスの謎」、イジドール・デュカスとは何者か、マン・レイとの関係は、そして、その中身は出自を明らかにするものである、と。次から次へと謎が謎を呼び、それに解釈をしてくださるのが、伺っていて実に楽しい1時間でした。最後に、宮脇さんはマン・レイの人生の旅に一時期同行した、そして、宮脇さんの作品「うつろひ」もまた留まることのない旅である、と締めくくってくださいました。
巌谷さんの隣の椅子が空いているのは、この日いらっしゃれなかった宮脇さんのための席です。
ギャラリートーク後のクロージング・パーティも盛会でした。
近くのレストランに場所を移しての二次会◆宮脇愛子の新作エディション『マン・レイへのオマージュ』

マン・レイの折本仕立ての「回転扉(Pain Peint)」にインスパイアーされ、宮脇愛子がマン・レイへのオマージュとして制作した新作エディション、シルクスクリーン入り小冊子『Hommage a Man Ray マン・レイへのオマージュ』(DVD付き、限定25部)をぜひご購入ください。
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