「エドワード・スタイケン写真展」出品写真のご紹介(4)
開催中の「エドワード・スタイケン写真展」も今日と明日の二日間だけとなりましたが、昨日は遠く大阪からのお客様も見えるなど、皆さんスタイケンの作品を堪能されていました。
出品中の作品をご紹介しておりますが、最終回の今回は、入口を入って左奥の壁に展示されている2点をご紹介します。

この作品に言葉は要りません。ただただ美しいヌードです。絶妙なライティングで、ひじょうにきめ細やかなグラデーションはぜひ実物をご覧下さい。

エドワード・スタイケン Edward STEICHEN
"Miss Sousa"
1933年(1987年プリント/Kodak Ektalure)
ゼラチンシルバープリント
33.9×26.3cm Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
蟲惑的なまなざしでこちらを見つめる女性は女優マール・オベロン(1911-1979)です。1939年の映画「嵐が丘」でローレンス・オリビエ扮するヒースクリフの相手役キャサリンを演じました。顔の右側のハイライトが大理石の彫像と対照的で、このポートフォリオのタイトルでスタイケンがよく使用したという「Juxtaposition(並置)」技法の顕著な例といえます。

エドワード・スタイケン Edward STEICHEN
"Merle Oberon, Hollywood"
1935年(1986年プリント/Kodak Ektalure/Gold Toned)
ゼラチンシルバープリント
33.5×27.0cm Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
先日、中島秀雄さんが主宰するゾーンシステム研究会の皆さんが来廊され、スタイケンのプリントを熱心にご覧になっていきました。

亭主(左端)とゾーンシステム研究会の皆さん


スタイケンのポートフォリオ
◆ときの忘れものは、2010年12月15日(水)~12月25日(土)まで「エドワード・スタイケン写真展」を開催しています(会期中無休)。

エドワード・スタイケンは、20世紀のアメリカの写真にもっとも大きな影響を与えた写真家であるだけでなく、キュレーターとして数々の写真展を企画し、写真界の発展に多大な貢献をしました。
1986年と1987年に写真家のジョージ・タイスによってオリジナルネガからプリントされた、1920年代か30年代の作品を中心に、ヌード、ファッション、風景、ポートレートなど17点を選び展示いたします。
ぜひこの機会に古典ともいうべきスタイケンの写真作品をコレクションに加えてください。
出品リスト及び価格はホームページに掲載しています。
◆今月のWEB展は、12月16日から2011年1月15日まで「根岸文子展」を開催しています。
根岸さんは昨2009年はVOCA展に選ばれ、今春2010年6月にはマドリッドで個展を開催するなど内外で活躍しています。
◆ときの忘れものは通常は日曜・月曜・祝日は休廊ですが、企画展の開催中は会期中無休です。
年内は12月28日(火)まで営業し、12月29日~2011年1月4日まで冬季休廊いたします。
新年は2011年1月5日(水)より開廊します。
開催中の「エドワード・スタイケン写真展」も今日と明日の二日間だけとなりましたが、昨日は遠く大阪からのお客様も見えるなど、皆さんスタイケンの作品を堪能されていました。
出品中の作品をご紹介しておりますが、最終回の今回は、入口を入って左奥の壁に展示されている2点をご紹介します。

この作品に言葉は要りません。ただただ美しいヌードです。絶妙なライティングで、ひじょうにきめ細やかなグラデーションはぜひ実物をご覧下さい。

エドワード・スタイケン Edward STEICHEN
"Miss Sousa"
1933年(1987年プリント/Kodak Ektalure)
ゼラチンシルバープリント
33.9×26.3cm Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
蟲惑的なまなざしでこちらを見つめる女性は女優マール・オベロン(1911-1979)です。1939年の映画「嵐が丘」でローレンス・オリビエ扮するヒースクリフの相手役キャサリンを演じました。顔の右側のハイライトが大理石の彫像と対照的で、このポートフォリオのタイトルでスタイケンがよく使用したという「Juxtaposition(並置)」技法の顕著な例といえます。

エドワード・スタイケン Edward STEICHEN
"Merle Oberon, Hollywood"
1935年(1986年プリント/Kodak Ektalure/Gold Toned)
ゼラチンシルバープリント
33.5×27.0cm Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
先日、中島秀雄さんが主宰するゾーンシステム研究会の皆さんが来廊され、スタイケンのプリントを熱心にご覧になっていきました。

亭主(左端)とゾーンシステム研究会の皆さん


スタイケンのポートフォリオ
◆ときの忘れものは、2010年12月15日(水)~12月25日(土)まで「エドワード・スタイケン写真展」を開催しています(会期中無休)。

エドワード・スタイケンは、20世紀のアメリカの写真にもっとも大きな影響を与えた写真家であるだけでなく、キュレーターとして数々の写真展を企画し、写真界の発展に多大な貢献をしました。
1986年と1987年に写真家のジョージ・タイスによってオリジナルネガからプリントされた、1920年代か30年代の作品を中心に、ヌード、ファッション、風景、ポートレートなど17点を選び展示いたします。
ぜひこの機会に古典ともいうべきスタイケンの写真作品をコレクションに加えてください。
出品リスト及び価格はホームページに掲載しています。
◆今月のWEB展は、12月16日から2011年1月15日まで「根岸文子展」を開催しています。
根岸さんは昨2009年はVOCA展に選ばれ、今春2010年6月にはマドリッドで個展を開催するなど内外で活躍しています。
◆ときの忘れものは通常は日曜・月曜・祝日は休廊ですが、企画展の開催中は会期中無休です。
年内は12月28日(火)まで営業し、12月29日~2011年1月4日まで冬季休廊いたします。
新年は2011年1月5日(水)より開廊します。
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